あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

【UK】RuPaul’s Drag Race UK Season2 ep3"Who Wore It Best”感想

みんな大好き!!ソーイングチャレンジだよー!!!今回ももちろんネタバレばかりなので、未視聴の方はここで引き返すかwow presents plusで視聴の上読んでくださいね。

 

 

 

 

 

 

 


I'm watching Who Wore It Best on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/who-wore-it-best

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、平和な平和なリンボーダンスを豪華な前菜にしつつ、ファッションセンスとその具現化が命を握る一大チャレンジである、ソーイングチャレンジがメインディッシュだったわけなのです。

ミニチャレンジ、みんな頑張ってリンボーしてるのめっちゃ可愛かった!ラテンフレーバーを愛する私からするとクイックドラァグでカーニバルルックになるのご褒美すぎた。不敵な表情でクリアしていくテイスや、クリアした後でよっしゃー!ってジャンプして喜びをあらわにするヴェロニカ、可愛かったです。あとアスティーナの鍛えられたお尻の美しいことよ…このミニチャレンジのためだけにゲストでロンドン出身のDJでドラァグクイーンのジョディ・ハーシュが出てくるの豪華。UKs1の時もep3がソーイングチャレンジで、その時のミニチャレンジもクイックドラァグしてメイポールの周りで踊りまくるやつで、賑やかで大好きだったんだよな〜あの時も股間がギリギリでモザイクかかっててドキドキしたもんだ…今回もだいぶスリリングだった…


メインチャレンジに向けてみんなで平和にペアを組んで、なんだかこのペアの組み方なんとなくわかるな、ルージカルで活躍したヴェロニカ・ティア組、スコットランド出身のエリー・ローレンス組(ちょっと意外だが最年少ペアでもある)、なんだか親密になりつつあるテイス・アホラ組、体の線を見せるのが好きなビミニ・アスティナ組、ユーモア溢れるシスター・ジニー組…なんだかしっくりくる感じの仲の良いペアが組めてよかった〜とニコニコしながら作業を見ていたら、なんと佳境に入ったところで「このペアで、よかった方はTOP、悪かった方はBOTTOMにする」とルーから無慈悲な通達が…。なるほど、フレネミーでペア組めって言ったり相手を霞ませるような衣装を作って!って言ってたもんね。せっかく仲良い人同士で組んでるのに、これがきっかけで険悪になったりするのか?と思いきや「まぁそうだよね、セーフじゃダメって普段から言われてるもんね、トップになるかボトムになるかだよね」と意外と冷静な皆でありました。平和だ…

実際問題、この縛りがあったことで、ペアの片割れが裁縫できないのをガッツリサポートしすぎる、ということができなくなったので、良かったような気がします(それでも多少手助けしてたみたいだけど)


圧倒的に良かったのがゴールドを割り当てられたエリー・ローレンス組!!この2人は2人とも衣装の出来が本当に良くて、どっちが勝ってもおかしくないんじゃないの?と思った。ローレンスの方がトップになり、かつチャレンジウィナーにもなって、エリーもボトム組になったとは言え、ジャッジも「まぁ実際にはボトムではないよね」みたいな感じで平和なペアでした。ジャッジ傾向として、どちらかというと衣装っぽいレオタードっぽい形よりは普段着られそうなドレスのような形を選ぶ傾向があるような気がする。

あとは衣装制作系の学校に行っていたというアホラも上品な衣装を仕立てていて、安定してるなーと思ったり、ヴェロニカがきちんと裏地をつけて処理しているのも丁寧で良かったと思う。あと私はビミニが上品な形だけど振り返ると背中側が透け透けでお尻がセクシーなのが、らしくていいなぁと思った。


ボトム3はジャッジと同意見で、うん、3人とも仕方ないかな…衣装の出来的に間違いなくこの3人だな、っていう感じで。でも本当、ジャッジを受けてる時のティアが、前回も思ったけどこれは愛されるわ、というチャーミングさ!本人的に悪い批評に傷つかないわけではないだろうし、ダメージコントロールの一面もあるんだろうけど、この人はユーモアで面白く返してくれる、って思うと、成長を促すための肥料になる厳しいことでも言いやすくなるよね。そうやってジャッジと上手くコネクトして信頼関係を作っていけることが、ドラァグレースを勝ち抜くという観点だけでなく、人生において最終的にみんなに愛される人が勝つと思うので、めちゃめちゃ強いなぁと思います。自分の安全圏から抜け出してチャレンジしたジニー(ジニーはワークルームでのノンバイナリーとして生きるに至るまで・現在も続く悩みの話もとても胸を打たれた…!)、上手く行かなかった、って涙を流してvurnelabiltyを見せたアスティーナ、今回はボトム3の全員が印象的だったな…。


そんなわけで、つい50分くらい前はリンボーダンスしてるお尻が可愛いななんて思ってた、つい30分くらい前は私の気に入ってる二人が仲良しで同じチームで嬉しいななんて思ってた、シーズン開始前からお気に入りちゃんだった私の推しメンの一人であるアスティーナちゃんがサシェイになったわけですよ。えっ!?なに!?ep1でウィナーになったじゃん、ep2のルージカルも主役級をいい感じで努めてたじゃん、ep3で帰っちゃうなんて、えっそんなのあり?????

リップシンクは二人とも良かったんです。アスティーナの力強いダンスもとても良かったけど、ティアの茶目っ気たっぷりのしっかり笑いも取れるパフォーマンスも素晴らしかった。そしてアスティーナも好きだけどティアもとても好きなので、robbedとは思わないわけですよ…でも…でも…ダブルステイにしてほしかった…でもこの残酷ショーっぷりこそがドラァグレースの醍醐味…悔しいけど楽しい…でも悲しい…これがDua Lipaちゃんなんだねいい曲だねディスコっぽいの超好き…

最後、勝ったティアが勝ったことにちょっと面食らってしまっていて、呆然とした表情のところに、アスティーナが何度もよくやったよって声かけてあげているの、本当にグッときました。いやでもダンス強者だからボトムになっても一回は確実にリップシンクで切り抜けられる大丈夫…って信じながらシーズンを見始めたので、なかなか衝撃でした。もっと見たかった…ルージカルもよかったけどもっとゴリゴリのダンスチャレンジとかも見たかった…

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本当UKs2、誰が勝つか全然分からないです。チャレンジの種類だったり順番で明暗分かれるんだろうけど、全員それぞれ才能があって魅力的で、明らかに今時点で強い!みたいな感じの人がいない気がする(s1はep3時点でだいぶ先が占えましたが…)次回はコメディ系アクティングなのかな?そしておそらく次の次のep5が8人でのスナッチゲームではと思っているので、コミカルなクイーンが頭角を現すのか、それとも意外な人が活躍するのかはてさて…