あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

【UK】RuPaul’s Drag Race UK Season2 ep6"Snatch Game"感想

みんな大好き!(?)スナッチゲームだよー!(今回もティアが「人はスナッチゲームのためにこの番組を見てるくらいだから!」って言っていたけど果たしてそうなのか…?私が日本に住んでて海外の有名人に疎いからそこまでときめかないだけなのか…?私みたいに各シーズン各クイーンみんな好きで余裕で苦もなく覚えられるみたいな人でなくて、なんかどんなクイーンがいるのか覚えられないんだよね…みたいな人はこのチャレンジこそが本丸だったりするのかしら…?)いつも通りネタバレ満載のブログですので、気にされる方はここで回れ右するかリンク先を閲覧後に読んでくださいね。

 

 

 


I'm watching Snatch Game on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdruk2-snatch-game

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アメリカ版のときのスナッチゲームでも知ってる人が一人か二人かいればいいかな、くらいの感じの私ですが、イギリスはさらに分からないですね!Mel Bは知ってる、スパイスガールズ大好き!!…なので残念ながら、よりによって唯一知っている人が滑り気味だったという感じで、ティアがなんか上手くいってないのはよく伝わってきました…(正確にいうと、シンプルに似てなくてティア要素が強かった気が…)

でもスナッチゲームの辛さって、共感性羞恥感というか、人がうまいこと言おうとしてるのに上手くいかなくてただ滑りして、どんどんドツボにハマっていくところを見続けないといけないところだと思うのですよね。そこまでのキツさは全体的に今回はなかったです、幸い。やっぱりみんな及第点以上取ってくるのは、準備してきてるんだなぁと感じました。

そしてスナッチゲームの怖さは、コメディが得意なクイーンが輝くとは限らないところ…!今残っているクイーンたちの中でコメディが得意そうに見えるというか、コミカルさを売りにしてるクイーンってローレンスとティア(そしてシニカルさでシスターシスター)という印象かと思うのですが、その二人が外しているという…!そして毎回ルッククイーンが外さないか心配して見ており、今回テイスなんかどうかな?と思ってたのだけど、案外こっちはいい感じという。本当魔物が住んでいます、スナッチゲーム。

前述の通り、ほぼ知ってる人がいない中で、ビミニちゃんが受けていたのは伝わってきました。あとアホラもちゃんと仕込んだギミックを活かしていて面白かった!アホラ、ちょっとISSAに似てるなって思ったことは秘密です。でもみんな大爆発もしなければ大爆死もしなかったんじゃないかな。去年がヴィヴィアン&バガチによるトランプ&サッチャーという特番まで作られるほどの大ヒットを産出した豊作の年だったので、ハードルが上がりまくってるところはあるのかもしれません。

どうでもいいけどbell end、日本語でも同じように鈴口って言いますよねって感心してしまいました。下ネタは世界共通!!

 

ランウェイテーマは紀元前ドラァグ。やっぱりみんな原始家族フリントストーン的というか、はじめ人間ギャートルズ的というか、骨とか毛皮とかアニマルプリントとか、っていう発想に行きがちだと思うのですが、そこでバクテリアに行くビミニちゃん天才!可愛い!最高!「この発想が伝わらなかった?読書せい!」っていう煽り台詞も最高〜!!インスピレーションの元になっていると話していたIRIS VAN HERPENというデザイナーさんのお洋服、検索してみたけど本当バクテリア感あって素敵だった〜。もう一人違う発想だったティアのプテラノドンはちょっとキャンプとファッションの両方を取ろうとしてもったいなかった感じ。頭のやつガッチャマンみたいで可愛かったけど。他の毛皮骨チームではアホラとシスターシスターの顔の骨飾りが好きでした。

 

そんなわけでスナッチゲームとランウェイの両方で突出した印象を見せてくれたビミニちゃんがウィナーになって、ここのところBPTA(ビミニちゃん保護者会)としての活動に余念がない私、とても嬉しいです。ep1でリップシンクして、ep2で衣装の仕掛けの風船が不発だった初期のビミニちゃんが、とっても大切とされるスナッチゲーム回の覇者になるなんて…!!前回今回も上り調子なのでぜひこのまま突き進んでほしいです。毎週私がビミニちゃんカワイイって呟いてるのと同じようにみんなもビミニちゃん可愛いって呟いてて嬉しい。日本にこれだけPTAが広がってるとはご本人知るよしもないと思いますが、日本でこれだけ人気なら全世界でも大人気なのは当たり前で、TwitterトレンドにBiminiが入ったことですし次はぜひビミニで狙っていきたいです(何?)

 

まあリップシンクスナッチゲームが不発だったティアのローレンスの二人だよね(アホラがリップシンクになることは九分九厘ないと思ってましたが、顔の骨飾りを外してリップシンクの覚悟をしてたのは立派でしたね)、そしてリップシンクの出来は二人とも同じくらい、となるとやっぱり三つバッジを持っている人と、3回目のリップシンクの人だと、もう仕方ないのかなと…トラックレコード的に、というのもそうですが、リップシンク3回目になるとやっぱり動きが予想できてしまうんですよね。あとティアのリップシンクの良さって、残るぞっていう気迫というか、なりふり構わないところだと思うんですよ。同じくらいの情熱を持ってリップシンクの土俵にいる人がいる場合、やっぱり回数重ねてるほうが不利かなと…でもこれでリップシンクではティアが勝ってるのにローレンスが勝ち、みたいなことになってたら世界の秩序が壊れるので、ローレンスのリップシンクが普通に良かったのでホッとしたりもしました。

ローレンスのことも好きなんですが、文章にティアへの気持ちがダダ漏れていてすみません。いやだって皆も好きになっちゃったよね??負けて、ルーからのはなむけの言葉をもらって、その後に「Are you sure?」って返せて、笑い飛ばしてもらえる人、なかなかいないと思います。本当すごかった。ドラァグレースではCarisma, Uniqueness, Nerve & Talentが求められていますが、ティアに関してはもうCarismaじゃなくてCharmingのCだよ〜!!!カリスマがないとは言わないけど、とにかく愛嬌でここまで人の心を掴めるの、本当に素晴らしいと思います。ドラァグレースで地元レベル!と酷評されたりもした衣装もキュートだったし、それを越えた最近の写真だとちょっと垢抜けちゃったりしててさ、もうほんと世界レベルでさ、前の持ち味も残したまま、ぜひぜひ全世界で愛されてほしいと思います。

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今回のエピソードはワークルームのルーとの対話でエリーが泣き、アホラが泣き、ジャッジでローレンスが泣き…と泣く人続出でしたね。同時進行で見ているアメリカ版はどちらかというか怒りというか憤りというか歯痒さというか、そういう感情の発露がいまのところ多い気がしますが、UK版はよりvurnelabiltyに触れられるような作りになっているような気がします。双子男児の母である私、双子だと聞いて俄然エリーちゃんのことが子どものように可愛くなってしまいました(単純)エリーちゃんかわいいよエリーちゃん…いちばんおっきい最年少…

 

次回ep7はep3に続きまたソーイングチャレンジのようですが、前回ソーイングチャレンジでボトム3だった3人が全員抜けてしまっているので、どうなるかな?という感じです。(もうあと6人しかいないので、トップになるかボトムになるか…みたいな局面ですよね)前回勝ちたいとギラギラしていたアホラが今回こそ活躍できるかどうか気になると同時に、心配なのがソーイングのできないテイスですが、次回予告の時点でなにやら負傷したようなエマージェンシーの予感で、一週間気になりながら過ごしそうです。