*このブログは多大にネタバレを含んでいます。ネタバレしたくない方はここで引き返すか、以下WOW Presents Plusのリンクから本編を見てから読んでください*
I'm watching Pop! Goes the Queens on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/pop-goes-the-queens
今回はCM制作チャレンジ!自分らしいソーダの商品を企画して、それを売り込むコマーシャルを作れ、という課題でした。その人が持ってるパーソナリティ…特にジャッジが持っているイメージからズレない個性を発揮して、かつ商品が欲しくなるように売り込まないといけないという、企画力・演出力・演技力が求められるなかなかハードなチャレンジです。今回はジャッジ順にそれぞれへの感想(CMとランウェイの両方)を書いていきま〜す。
ユーティカ
ワークルームで構想を話している段階で他のクイーンたちが「???」状態、収録中もロスとカーソンが困惑気味…でもCM自体はユーティカワールドの面白み、ユーティカらしさが出てて良かったと思うのです。問題は商品が欲しくならなかったというだけで…このソーダを飲むとこうなっちゃう!って打ち出しじゃなくて、ソーダを摂取する前の時点で牛の乳を吸ったり缶を舐めたりとすでに奇行に走っちゃったのが良くなかったのかなと思います。でもおかしかった。「キリストの血!(wa〜♪)」って入ってくるコーラスの効果音が最高に好きでした。
ランウェイは獣テーマだけどすごく上品にまとめていて、もふもふした素材だけどシャープなシルエットでとても素敵でした。
キャンディ
今回の動画のサムネイルが宇宙空間のキャンディとピットクルーで、本編見る前から笑っちゃった。こういう課題はやっぱりインパクトのあるキャラクターの人は強いですね〜!自分がどういうキャラだとジャッジに思われているか理解して、それをそのまま打ち出してくるのが本当にうまいと思います。常に太ももをプルプルさせてたの、好きです。ランウェイはジャッジも笑っちゃってましたが、笑い飛ばしてもらえるキャラで得してるなぁ〜w 出てきた瞬間に「今日も運ぶ、戦う、増える、そして、食べ〜ら〜れる♪」ってピクミンの歌うたっちゃいました。Beastとは…?
ティナ
大胆な場面転換や衣装チェンジもあり、と壮大なプランを持って挑んだティナ。私ちょっと今回のティナの扱いに対しては結構不満で、今回は自分プロデュースの商品を作るための撮影だからロスとカーソンは監督する行為もあくまでサポートにとどめるべきで、あれだけ入り組んだ作品で撮影時間も限られてる中、たった一つのセリフをこうしたほうが面白いって指摘して何度もやり直させるのはちょっと悪意を感じてしまいました。
CM自体も「たしかにあなたのブランドだけど、ちょっと予想できちゃって面白くなかった」っていう評価で、「自分らしいいつものキャラ設定」で絶賛されてる人がいる中、ティナに対しては辛口で、渋い顔になってしまいました。私はCMはいわゆるティナ感満載、ランウェイはいつもと違うメイクで攻めてるの良かったと思うんだけどなぁ…何度も言ってたHell,Yes!というセリフのほうが印象に残ってしまって飲み物のネーミングのBurnin' upが印象に残らなかったという評価は同感だけど。
シモーン
ロスもカーソンも、喋るだけでなんでも面白いやつだ…って制作中から高評価だったシモーン。私も大好きなんですけどあのおかしみは何なんでしょうね…?面白いことやりますよって感じじゃなくてスタイリッシュな姿で出てきて、話し方のニュアンスで面白くなっちゃうの、誰でもできることじゃない。ズルい!(ズルくはない)ジングルも一発でルーも口ずさんじゃうくらいちょっとダサくてキャッチーで完璧でした。
ランウェイはなんかズーラシアに出てきてもおかしくないセクシーキツネちゃんじゃありませんでした?ちょっとコミカルでコスチューミィかなと思いつつ、今までのシモーンの衣装のパターンから外した印象をここで出すのは大正解だと思います。しっぽもふもふした〜い。
ゴットミク
体を張って頑張ってたけど苦戦してた…!やっぱりドリンク摂取前・摂取後の差が少なかったことが一番ネックだったのだと思います。ゴットミク、あんまり私のパーソナリティはこう!ってわかりやすく言動で打ち出せるタイプじゃなくて、ドラァグスタイル、メイク、ファッションセンスの中で個性が開花しているタイプだからこういう課題は不得手なのかなぁと…。個性って一体なんなんだろうね、わーわーアピールすることだけが個性じゃないはずなんだけど…ってうんうん考えて深淵を覗きそうです。カーソンは屁職人お疲れ様でした。
ランウェイはさすが、ビースト感とcampとファッションをうまくバランスとっていたなぁと思います。
オリヴィア
怒ってても悲しんでてもなんか笑っててハッピーそうに見えちゃうんだ…という評価のオリヴィア。ほんとそれよ、そのハッピースマイルがオリヴィアの魅力よ。CMの中ではもっと明確に感情の起伏をつけなきゃいけないんだろうけど、いや可愛かった。みんな大好き(私が異常に好きなだけかも)ちっちゃいバッグとハイヒールとぴちぴちワンピで、吹雪や砂漠など荒天の中を冒険するの、おかしくってこっちまでニコニコでした。最後のジングルが爽やかで実際の清涼飲料水のCMで使われてそう。
ランウェイはハッピービーストでかわいかった…わりと定番の形かなと思うんですけど(去年のクリメシちゃんのパープルモンスターの色違いっぽい)まゆげがファサファサでキュートでした。
ロゼ
あんまりロゼに、ロゼ本人以外のことを背負わせるのは良くないよなぁとは思うのですが、やっぱりStephanie's Childのメンバーであるジャンが果たせなかった悲願を果たして欲しいなって期待してしまっている自分がいて。ジャンが獲りたかったルージカルでのwinを見事に取ってくれたので、次はジャンが脱落したCMチャレンジでも雪辱を果たしてくれないかな〜という思いで見てしまったところがあって、そんななかでジャンの真顔柄ローブでの登場ですよ。優勝。完璧キャラでCMしつつ、でも飲んでる自分は化粧もぐちゃぐちゃみたいなギャップが最高でした。ジングルもお洒落でよかった!CM自体、私は一番よかったと思います。
ランウェイも異色肌で耳に特殊素材つけて、とよくまとめていたと思います。(これもやっぱりクリメシちゃんのグリッター悪魔思い出しちゃった。私の中でクリメシちゃんがBeast第一人者なのかもしれない…)
リップシンクはねぇ、ティナ勝ったかなぁと思ったんですよね。コミカルに、すごくいろんな表情や動きを見せて大きく引き込むパフォーマンスができていたので。ユーティカ、セクシーなリップシンクで素敵だったけど帰っちゃうのかな、残念って思ってたんです。残る方でユーティカが名前を呼ばれるまで。
何が勝負を分けたのかなぁ。やっぱり、リップシンクを含めてティナのパフォーマンスはジャッジ(というかルー)が感じる「ティナがやるならこんな感じかな」っていう範囲にとどまってしまっていて、色々引き出しがあるユーティカのほうを残したくなったのかな。ん〜でもティナにも報われて欲しかったな、今シーズンジャッジからのポジティブなフィードバックをあまり受け取れていない人のうちの一人だと思うので…
すでにある程度知名度のあるクイーン、特にNYクイーンに対しての評価がわりと辛めじゃないか?みたいなことは数シーズン前から何回か感じていて、昨シーズンだとブリタだったりジャンだったりとかなんですけど、得意分野だと思われるジャンルでそれなりに上手くやっても、期待以上のさらにさらに上を超えてこないと評価してもらえない、みたいなところがあると思っていて。さらに、安定してるベテランクイーンよりも成長していくクイーンを残したいみたいなところもありますよね。今回もそういう感じなんだろうなぁと思いつつ、でも、ちょっと消化しきれない気持ちが残ってしまうティナの離脱でした。
ところで数回前の感想に、ボトム3からオリヴィアがセーフで抜ける前にミクがセーフであって!って呟いたり、抜けたオリヴィアをロゼがこっちにおいでって迎えたり、あらやだあったかいわね〜ってポジティブな書き方をしたんですけど、やっぱりあれよくもあり悪くもありですよね。誰かが残ってくれて嬉しい、は誰かが落ちてしまうのは仕方ない、と表裏一体ですもんね…。と、今回ティナが帰ることになってショックを受けてる面々を見て思いました。あとuntuckedも誰のこと優勝候補だと見てる〜みたいな話も、話題に出てこない人は強敵だと見做されてないってことだもんね、あんまりいい気分じゃないよね…むずかしいね…
あとミニチャレンジでやってたドラァグレースクイズ、めっちゃTwitterのフォロワーさんたちとやりたいです。よろしく!!(何を?)
同時にやっていたUKs2が割とコンパクトにさらっと終わったので、s13のほうが先にはじまったのにいつまで続くんじゃ!なんて揶揄されがちだったりするんですが(出演者たちもジョークにしている)次回6人でRoast、おそらくその次は5人でステージパフォーマンス系、そうしたらtop4が決まってリユニオンとフィナーレ、つまりあとたった4回しかなくない!?と気づいてしまいました…えっそんなのあっという間じゃない?そろそろこっちもロスに耐えるべく心の準備を始めないといけないなぁ、とUKロスで涙を流しながら過ごしています。