私はイタリアのことが分からない…わからない…
I'm watching Night of a Thousand Raffaella Carràs on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/dri1-raffaella-carra
最近のドラァグレースの視聴の仕方として、一周目は在宅勤務中に流し見してネタバレ見ても大丈夫な心構えを作って、二周目は夜お酒を嗜みながらじっくり、という形で見ていることが多いのですが、イタリアは言葉の壁があり字幕を見ないと展開が理解できないので流し見がし辛いのと、本編がとにかく長いので二周目に取りかかり辛いというダブルパンチで、なかなか楽しみ方を確立できずにいます。今回はメインチャレンジがとてもいい感じで、やだーみんないいじゃないここから落とすの大変ねウフフなんて思っていたら、講評はちょっと気が合わない感じだし、untuckedは揉めているし、最終的なジャッジメントもなんなんだこれは…という感じだし、次回予告はさらに嵐だし、イタリアのことよく分からないモードになっております。り、理解を深めるためにどうすればいいんだろう…
今回は今年78歳で生涯を閉じたイタリアの著名な歌手、ラファエラ・カラ特集回で、メインチャレンジも彼女トリビュートのルージカルでした。あらかじめ準備されている女性ボーカルものにリップシンクするのでなく、クイーンたちがそれぞれ歌声を録音して、それを流しながらのパフォーマンスで、かなり見応えがありました。全体的にみんなダンスのレベルが高い!歌も悪くない!一人デヴィニティちゃんだけちょっと味のある歌声でコンテスタントの中でくすくす笑いが起きていましたが、その分抑揚に表情をつけることでばっちりカバーして、ウィナーに選ばれていました。今回奇しくもランウェイの衣装がディヴィニティちゃんとファリダさんでまる被りしていて、どちらかと言うとファリダさんの方が衣装の出来が良かったかな?と思っていたのですが、ディヴィニティちゃんは2回ウィッグリビールしたのがジャッジに響いたのかもしれない。個人的にはファリダさんのメインチャレンジのダンスが群を抜いて良かったし、衣装も良かったので、ウィナーあるかな?とすら思っていたのでセーフ止まりでびっくりしました。講評で自信を持つことと傲慢になることは違う、みたいなこと言われてたけど、何か傲慢ポイントあったかなぁ、私はそういう漠然とした印象よりも具体的なアウトプットで評価してもらえる方が好みなんだけどなぁ…まあでも、あんまりキャンピィな表現をするクイーンがいないので、ルキーシャちゃんのランウェイ加点がちょっと上回ったのかもしれないなぁと思ってます。お歌も良かったもんね。
ボトムのアヴァさんはuntuckedに入るや否やぷりぷり怒っていたのでびっくりしました。講評の時には笑顔で聞いていたように見えましたが、「トラック運転手みたい」と言われたことが失礼だ!不勉強だ!と不満を露わにしていて、たしかにステレオタイプを助長するような、職業差別的な発言だとも受け止められるので、その怒りは理解できるなぁと感じました。もう一人のボトムは先週に続きLe Richeさんで、untuckedではボトムになってもリップシンクやらんわ、と投げやりになっていたものの、いざリップシンクの場に立った時に「やらないって言ったけど、思い直した。他のみんなやジャッジ、そしてラファエラへの敬意があるから、やる」と宣言して、靴を壊してまで熱く戦ってくれて、ホッとしました。ただここでジャッジがまさかの「ラファエラのために平和な回にしたいから脱落者なしでーす!」とep1に続いてダブルステイにしてしまった展開がなかなか理解不能でした。いや全6epじゃないの?もう折り返し地点のはずなんだけどまだ7人いるんだけど?どうするの??
そして不穏なuntuckedと次回予告。ep1で片鱗を見せていましたが、エノーマさんがとにかく自分の言いたいことを言う、相手が口を挟む隙なくずっと喋り続ける、相手の言うことを聞かない…という感じで、これは嵐を呼ぶぞ…という予感がしていましたが、ついに次回何かが起こりそうです。untuckedの後半で謎の注釈が下に出てきて(今までのどのフランチャイズでもこんなことはなかったと思いますが)私は人が大声で言い争ってるのが苦手なのでもしかしたらこれから喧嘩になりますよ的なTrigger warning出してくれてるのかな?って一瞬期待したのですが、"tra poco la discussione tra le queen avrà un epílogo davvero imprevisto…Google翻訳先生によるとsoon the discussion between the queens will have a truly unexpected epilogue、すなわち「この議論が後に予想だにしない結末へ…」というただのヒキのテロップで、ズコーってなりました。そ、そういう「ここが伏線ですよ!」みたいなアピールよりもっと大事なものがあるのではないだろうか…!?
なんかねぇ、次回予告で映ってるuntuckedの机の上のお酒だと思われる飲み物の量が尋常じゃないんですよ。お酒がいっぱい空いていることと、人が荒ぶっていることをすぐに結びつけてしまうのも偏見なのかな、とも思うのですが、ちょっと悪い酔い方をしてしまっているんじゃない…?とぱっと見で思ってしまうレベルで乱れていて。アメリカ版もs2でジュジュビーが飲みすぎてベロンベロンになったせいだったか、s3でシャンジェラとミミがバトったせいだったかどちらかは失念したのですが、それまではほぼ飲み放題だったお酒の量を一人一杯に制限を入れたということだったと記憶していて、イタリアもそうした方がいいんじゃないかと思ってしまいました。若手のディビニティちゃんとエレクトラちゃん顔こわばって固まってるし…お酒のせいでトラブルが起こるところなんて若い人に見せたくないじゃないですか、番組を見ている人にティーンエイジャーもいるわけじゃないですか、それこそTrigger warningが必要なレベルでは…と思います。みんなが見られる番組であって欲しいんだけどな…
とにかく今まで見てきたフランチャイズの中で一番自分の理解から遠いシリーズになってきております。あと3回(のはず)すっきり見られる日は来るのかなぁ、最終的に楽しめた!って笑えるのかなぁ。折り返し地点のはずなのに、本当に読めなくて、悶々としています。