あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

RuPaul’s Drag Race Season14 ep1 "Big Opening #1"感想

明けましておめでとうございます(には若干遅い時期ですが)今年も盛り上がって参りましょう、ということで始まりましたよシーズン14!!

wow presents plusではアメリカでの放映が終わったあと、大体土曜の11時半くらいにアップされるようです(おそらく3月末にサマータイム適用で1時間早くなると思います)ネットフリックス組の人はおそらく初夏まで待つことになると思うので、ネタバレが大丈夫な方のみこの先にお進みください。wow組も公式アカウントがTwitterやインスタでリアルタイムにばんばんネタバレしてくるので、土曜のお昼前は本当に気をつけましょうね…もう少し奥ゆかしさを持ってほしいぞ、公式。

 

 

 

 

 

 

 

 

I'm watching Big Opening #1 on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdr14-big-opening-1

 

 

 

 


狙ったのか狙っていないのか、シーズン14ということで14人のクイーン。サブタイトルがBig opening No.1と分かったときから、おそらく7人ずつ2組に分けてくるな、と思っておりそこは当たっていたのですが、まさかの初回サシェイあり…!アメリカ版s12の初めの2回は誰も帰らなかったやん、s13なんて3回も誰も帰らなかったやん、と2年連続じっくりクイーン達を見せてくれていたので、今回もそうであるだろうと油断していました。懐かしのs6方式、ケリマン事変(ケリー・マントル)ですよ。辛い。この方式だと、それぞれの組で最初に帰った人同士がリユニオンやフィナーレまで出会わないんですよね…そんなの寂しいじゃん。実は帰ってなかったよーんとか、戻ってくるよーんとか、そういう捻りは歓迎するので、この悲しみをどうにか埋めてくれないかなぁと思っています。


初回はエントランス順に各人の印象を書くと決めている(楽なので)


アリッサ・ハンター

名前の由来のうちの一つがアリッサ・エドワーズということだけでまず推せる。プエルトリコのパジェントでブイブイ言わせて数々のタイトルを引っ提げてのドラァグレース参戦ということで、パジェントクイーンに惹かれがちな私の心をがっちりキャッチです。「ハンター」ということで鹿の毛皮の腰巻きに鹿の角のようなピアス、可愛くて好きでした。タレントショーはギターを弾く、と言っていたのでおっ!と思っていたのですが、実質ギターという小道具を使ってのリップシンクパフォーマンスだったので、ちょっと押しとしては弱いかな、でもパジェントクイーンの実績・エントランスルック・エレガントなランウェイとの差異が見せられたところはとてもよかったと思います。


ボスコ

プロモ時点で「眉毛がデビルマンみたい…」と思っていたのですが、デビルマンを画像検索したら全然違っていたのでうろ覚えの記憶を反省しました。ドラァグ姿はすごくシュッとしていて、ミニマル好みなのかと思いきや、オフドラァグはむしろナチュラルな感じで、ギャップが大きくて好きです。バーレスクパフォーマンスは元々お好きな方も多いと思うのですが、バラの花びらがとれるようになっている衣装もまたWowがあってよかったですね〜!レースでどこまで残るかは神とルーと関係者たちのみぞ知るところですが、レースの結果は抜きにしても絶対にすごく人気が出ると思っています。


コーンブレッド「ザ・スナック」ジェテ

かわいい、顔が圧倒的にかわいい。目をパカッとすると白目がいっぱい見えるクイーン、大好き。ミニチャレンジの人間ぐるぐるルーレット、またクイーンに無茶させて〜と思いながら見ていましたが、コーンブレッドだけ人に回されなくても自分で回っちゃうのとっても笑った。タレントショーもね、本当ね、表情の良さだけで笑いがとれるクイーンって稀有ですよ稀有。そしてLizzoに「あなたはスーパースターよ」って言われた瞬間に瞳から伝う涙!!本当、たった1epだけで伝わる人間的魅力。好きです。ウィナー嬉しい!


ウィロウ・ピル

エンジェルじゃなくてアングル、なの笑った。12歳とか5歳とかに見える!ってオフドラァグ姿で言われていましたが、エントランスルックも第二次性徴期前の小学校中学年の女の子みたいで超キュートでした。厚底ビーサンかわいいよ。タレントショー、あれはなんだったんだ?ショーとして、目が離せないことが評価軸の一つとしてあるかと思うのですが、本当何が起こるのか分からなくて釘付けだったので、もうそれだけで大勝利だと思います(でも食べ物で遊んではいけませんよ!)シスチノーシス、腎疾患があり、また精神的な闇をドラァグに昇華しているとのことで、こちらからは想像できないほどの苦しみがあったのかなと思うのですが、すごく面白い、予想のできない形で表現してくれているので、これからたくさんウィロウワールドが見られるのが楽しみです。


ケリー・コルビー

この顔になりたい2022年、新年早々早速の受賞です。コンフェッションってちょっとみんな気を抜いているというか、素の姿プラスアルファくらいの感じだと思っているのですが、ケリーはコンフェッションの姿そのままでVERYの表紙飾れません?ケリーになりたいよー!!本当にゴージャスすぎて太陽のように眩しくて、すごくスター性を感じます。タレントショー、導入のリップシンクの時点で心を掴まれていて、縄とびもパフォーマンスとして見応えがあって、とても素敵でした。ちなみに私は人生で一度も二重跳びを成功させたことがありません。ケリーになりたいよー…


ジューン・ジャンバラヤ

かわいい…プロモが発表されたとき、一番最初に「顔がタイプ!!かわいい!」ってなったのが彼女でした(太眉に弱い)MtQでの喋り方がソフトで、あんまり押しの強いタイプじゃなさそうだな、とは思っていたのですが、ジャッジの講評を聞いている時も泣いちゃうんじゃないか?って心配になっちゃうくらいで…守りたい、ジューンちゃんの笑顔。タレントショー、ヘアバンドがずれてきちゃったのは惜しかったのですが、笑顔とパワフルなパフォーマンスがとてもよかったです。パフォーマンスの場になると顔つきが変わって力強くなるクイーン大好き。リップシンクもすごく良かったです。


オライオン・ストーリー

MtQでみんなのハートを鷲掴みしたオライオンちゃん。少し物憂げにも見える表情(90年代前半の工藤静香ちゃんとか飯島愛ちゃんみたいじゃありませんでした?大好き〜〜)気怠げな喋り方、雑な座り方とキラキラのパンティ…エントランスのルックもめちゃめちゃ良くて、目元のメイクとか可愛くて真似したい!って思いました。エントランスもタレントショーもランウェイも全部イメージの違う幅の広いスタイルを見せてくれたことが評価されてほしいな〜と思ったのですが…素で面白い、チャーミングなクイーンだと思っていたので、最初に帰ってしまうのが本当に本当に残念です。えっ本当に帰っちゃうの?ヤダヤダもっと見たいよ〜!!!

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新春ということでルポール御大のリップシンクパフォーマンスがあったり、ゲストがLizzoちゃんで超ゴージャスだったり、メインチャレンジがタレントショーという見応えのあるものだったり、かなりお腹いっぱいになる初回エピソードでした。次回は後発隊7人の登場!もう来週も一人帰っちゃうって考えるだけでしんどすぎるのですが、今シーズンも楽しんで見守っていきたいと思います。