ララパルーザってなんやねん、と思っていたら旦那氏が「スペイン語で地響きって意味だよ、人が興奮して地団駄や手拍子で盛り上がるような熱い試合のこと」って教えてくれました。はじめの一歩読んでる人ならみんな知ってるよって言うけど、そうなんだ…へぇ…勉強になるぅ…
I'm watching An Extra Special Episode on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdr14-extra-special
スナッチゲームでデジャさん一人勝ち・残りの7人は駄々滑りだったので脱落対象です、全員でリップシンクしてその結果で決めますというところで前回終わって、どんな感じでやるんだろうと思っていたら、AS6でシルキーが大爆進したような勝ち抜きバトルの逆バージョン、負け残りバトルということで、合計6戦!見応えありました〜。
それぞれバトル毎に振り返っていきたいと思います。
第一戦・ジャスミンvsダヤ "Respect" by Aretha Franklin
まず運命の神(aka大谷翔平選手似のピットクルー)に選ばれて一戦目の舞台に立つことになったジャスミンが選択権を得て、相手にダヤを選んだ時点でニヤニヤしちゃいました。ダヤが「悪気はないんだけど〜」と前置きしつつもジャスミン(とジョージャス)にちくちく言っているの、視聴者としてはダヤの気持ちも分かるし率直な人やなぁって思って終わることだけど、言われてる本人からすればそりゃいい気はしないよなぁと思っていたので、そこで直接対決で実力勝負しようや!こっちはリップシンク得意やで、目に物見せてやるわ!っていう姿勢なの、大好きです。ジャスミン、対マディの時もそんなギラギラした感じで若いな〜最高!って思ってたんですが、対ケリーのときは終わった後本当は帰したくなかったって泣いてるし、対ジョージャスの時は一緒にいいショーにしようねみたいな朗らかな感じだし、あれちょっとみんなと過ごして丸くなったのかな?と思っていたらギラギラカムバックだったので、これだよこれ最高!ってなりました。闘志溢れるクイーン大好き!
そしてそれに対して、対戦者に選ばれた側は曲を選べるっていうことが発表されて、ダヤがこれなら相手の得意パターンにはまりにくいし、自分の見せ場を作りやすそう、っていう曲を選ぶのもね、また良かったです。こういう頭脳戦みたいなの、好き。勝負自体は本当どっちも良かったですが、ダヤの勝利への貪欲さと気迫が上回ったのかな、と。untuckedルームで対戦を見ながら思わず踊っちゃうデジャさんがめっちゃ可愛かったです。
第二戦・ウィロウ vs ボスコ "Never Too Much" by Luther Vandross
二戦目に決まって、やだ〜誰かから選ばれる立場になって曲の選択権が欲しかったのに!というウィロウ、欲しかった曲を選んでくれそうな人を対戦相手に選ぶ賭けに出て、そしてボスコを選んでその賭けに勝って、自分がやりたい曲はこれしかない、という唯一の曲でパフォーマンスすることになりました。もうこういう戦略的な感じの運び方から痺れてしまうんですけど、逆に言うとここでパフォーマンスが振るわずに負けてしまったら次戦どうするの?とかちょっと思いながら見ていましたが、いや〜良かった…6戦全部良くて全部最高で全部大好きなんですけど、私は一番このリップシンクが好きです。本人がゾーンに入っていたというように、気持ちの入った、集中してよく曲の世界観を表現した名リップシンクだったと思います。いつも大人しくニコニコしてて、でもたまに吐く毒舌が面白いクラスメイトが二人きりになった時に不意に見せるすごく真剣な顔…みたいな少女漫画かと思った。とってもドキドキしちゃいました。ボスコもとても良かった、素敵だったと思う、でもウィロウの渾身のパフォーマンスに軍配、という感じでした。
第三戦・ジョージャス vs アンジェリア vs カムデン "Radio" by Beyonce
ジョージャスが曲選択権を得たのを見て誰もがJ.Loを選ぶやろと思っていたところからのビヨンセですよ。痺れる〜!!どちらかというと十八番のJ.Loやらなくても勝てるよ、というよりは、ビヨンセのこの曲の方が自分の持ち味を出しやすいな、ということなのだと思うのですが、やっぱり圧巻でした。一際小さい体なのに、カロリー消費量が多い動きというか、とにかく出ているエネルギーがすごいんですよね。アンジェリア、カムデン二人も当然全力でリップシンクしていて、それぞれ素晴らしいんですが、細かい動きが多いのに無駄がないし、一個一個がリズムにハマって美しいし、とにかく目を引くのでこれが華があるってことなんだってジョージャスのリップシンクを見るたびに思います。そりゃみんなジョージャスとはやりたくない!って口々に言うわけだわ。曲を説得力を持って伝える、という点ではアンジェリア・カムデンの二人も負けてなかったけど、でもあのジョージャスを見て負けって伝えられる人は多分なかなかいない。終わった後も「自信戻った!」ってスナッチゲームの失敗を完全に払って生き生きしてて、もう本当リップシンクの申し子なんだなって思いました。あの技Punching the ghostって言うんだね…
一人目アンジーがディップして、それを見て二人目ジョージャスがディップしたところで、デジャさんが「三人目来い…!」って待ったのにカムデン婦人がディップしなくて「あ〜」ってなってるの、完全に視聴者目線で最高でした。分かりすぎる。
第四戦・カムデン vs ボスコ "Don't Let Go" by En Vogue
こういうので「対戦相手、貴方にする」って言われると「お前になら勝てる」って言われているようでちょっとカチンときたりしますよね〜…ボスコはそういう意味でここは精神的に嫌なプレッシャーがかかっていただろうなぁと思います。こっちの曲のほうがまだダンス勝負にならないだろうという曲を選んだのはめっちゃ正しかったと思うのですが、バレエの子はマイム得意だから…!ボスコも気持ちの入ったいいリップシンクをしていたと思いますが、カムデン婦人の指先まで気持ちの行き届いた表現力(流れるバター…広がるバターのような…)素晴らしいですね。ダヤがムラっときちゃうの分かります。終わった後にハグが必要だ〜ってみんなに甘えちゃうところも本当可愛かった。
第五戦・ジャスミン vs アンジェリア "Love Don't Cost A Thing" by Jennifer Lopez
四戦目の対戦カードが決まって後ろに下がる時に泣いてしまったジャスミン、「アンジーのこと大好きだもんね」とセーフ組が話してるのを聞いて、いつの間に!と思いつつ、なんとなく分かるような気もしました。アンジェリアの包容力ハンパない。この勝負も二人とも素晴らしかったけど、アンジェリアの存在感が勝ったのかなぁと。黒のウィッグで衣装がクロームシルバーだったんじゃないですか、その落ち着いた組み合わせのおかげかめちゃめちゃ視線がアンジーの顔にフォーカスされて、リップシンクの口元がよく見えるのがすごくいいなぁと思いました。でもジャスミンも良かった、いい動きいっぱい入ってた。ここでダヤが素直にジャスミンの動きが良かったって褒めてるのもとても良かったです。
最終戦・ボスコ vs ジャスミン "Swept Away" by Diana Ross
リップシンクスマックダウン、最初は華やか!楽しい!みたいな感じで見ていたんですが、4戦目の途中くらいから「あれ…そういえば負けた子帰っちゃうんだっけ…?」って我に返って、ハラハラしながら見るようになってしまいました。もう最終戦はどっちも頑張って!どっちも帰っちゃやだ!!みたいな感じでしたね…最初二人とも寝技から入るのが最高で、セクシーさを打ち出してストリップの派手なポーズをガンガン入れて魅せてくるボスコも良かったし、今までとは違ったコミカルな動きを見せてくれたジャスミンも良かったです。ジャスミンはこのシーズン、これが6回目のリップシンクなのですよね、そこで今までと同じじゃダメだって違うことをやろうとするの、本当に偉い…
そう、今残ってる中で今まで一番リップシンクしてて、かつ一回はダブルセーフでギリギリ残っているので、ジャスミンは一番厳しい位置にいるよなぁとは思っていたのです。でも最後まで全力で戦う姿、格好良かった。本当は一人でジャッジ席に背を向けて帰るのでなく、仲間たちに見送られて拍手の中で帰らせてあげて欲しかったです。Do the Jorgeous!なんて言ってみんなで幽霊と戦ってる場合じゃないよ!可愛いけど!
もう一つ心から残念なのが、次回ルージカルなんですよね〜!!!ルージカルで踊るジャスミンを見たかった!しかもムーラン・ルージュが元ネタなんて絶対似合うじゃん!!ぐやじい〜!!
というわけで次回、みんな大好きルージカルです!楽しみ!ガールグループチャレンジでめっちゃ踊れるけど歌えなくて語りで切り抜けたあの子とか、逆にダンスが不得意そうなあの子とか大丈夫かな〜と心配しつつも、なんだかんだで上手くまとめてくれそうな期待があります。まさかの全員しくじり二連続はあるまい…!
今アンジーとボスコが2勝、残りの5人は一勝ずつという感じで肉薄していますし、本当最終的なTOP4の予想がつかなくて楽しいです。アンジーボスコに加えてウィロウは残るかな、と思ってますが、もう一人マジで予想できない。チョコレートバーもまだあるし。楽しい〜みんながんばれ〜!!