あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

RuPaul’s Drag Race Season15 ep10 "50/50’s Most Gagworthy Stars"感想

今週はセレブを招いてのインタビュー回!コロナ禍もあってこういう外部からゲストを巻き込んでチャレンジをやるみたいな回がとっても久しぶりだったので、新鮮でした。(s11の警察ものアクティングチャレンジ以来…かな…?)

 

 

 

 

Estoy viendo 50/50’s Most Gagworthy Stars en WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdr-1510

 

 

 


しかも呼んでくれたゲストが番組に何度も出てくれているお馴染みの"クチクチ〜"ことチャロ、俳優でアリアナ・グランデの兄としても有名なフランキー・グランデ、そしてs11のミニチャレンジに来てくれて皆その強烈さに夢中になったラブ・コニー!!最高!

ルポール御大が事前に決めた組分けで、それぞれが1on1でインタビューをしたり、一緒にアトラクションを楽しんだり、料理をしたり…しながら相手の魅力を引き出すというチャレンジだったのですが、いや〜番組に出てるコンテスタントたちもみんな個性豊かだなぁと思って見ていますが、すでにスターとして有名な人たちの個性の強烈さはもの凄いんだな!と実感しました。多分プロデューサーに、遠慮せずいつも以上に自由に振る舞って!って言われていたんだろうと思うんだろうけど、それにしてもコンテスタントたちがタジタジになる姿が面白かったです。


ミストレスとか、サリーナはんとか、16人いたコンテスタントの中でも面白い受け答えができる人だし、こういう個性を出すタイプの即興チャレンジではきっと活躍するタイプだぞ、なんて始まる前は感じていたんですよ。ところがどっこい、それ以上に個性の強いラブ・コニーに飲まれることになるなんて思ってもみなかった。即興の基本は"Yes, and…"なんて言うじゃないですか。そうやって、一回言われたことを飲み込んでから笑顔でこっちのペースに巻き込んでいくのが良いと思うのですが、二人ともラブ・コニーの暴走特急っぷりに真顔になっちゃっていたので、まずは笑って!!笑顔笑顔!と画面に向かって呼びかけてしまいました。強すぎる…!

唯一この組の中でうまく行ったラックスについては最初に相手の面白い反応を引き出す良い質問ができていたということと、その後ラブ・コニーに運転という集中力を要するタスクがかかっていたので話を聞いてくれやすくなっていたことと、最終的には自由にさせて巻き込まれて行ったのが功を奏したのではないかと思いました。「死ぬ前に最後に質問は?」って聞かれて「好きな食べ物は〜!?」って出てくるラックス可愛すぎる。いや〜でもラブ・コニーが運転するあのシートベルトのない、横側フルオープンのカートには私は絶対乗りたくないです…見てるだけで怖かった…


チャロも1on1インタビューのマーシャは少し飲まれてるな、頷き女将になってるな、という感じはしましたが、でもチャロの方が若干ラブ・コニーより話を聞いてくれる感があったので良かった、助かった。最後に年齢のことを聞いて、チャロが面白く返してくれたことでインタビュー全体の印象が良くなったよなぁと思います。

サーシャ様は危なげないですね!これはもう予定通りには進まないぞ、と悟った瞬間に台本を投げ捨て、成り行き任せで楽しむぞ!と割り切ったのがとてもよかったと思います。ジャッジも言っていたけど、二人だけの世界に終始せずに最後に前に出てオーディエンスがいることを意識したアピールができたのもプラスに働いたと感じました。


対フランキーはインタビューのルーシィがとても模範的でよかったと思います。すごく信頼できる聞き手というか、きちんとリサーチもして、落ち着いてこっちのペースで質問ができていたので、安心して見られました。私は一番展開を掌握できていたという点で、今回はルーシィが勝つかなぁ〜と思ったのだけど、なんか蜘蛛に噛まれた際の真相についてルポールが聞いて欲しかった質問をしなかった?か何かがマイナスポイントだったのか、それとももうちょっと笑いを求めていたのか、それともランウェイが若干弱かったのか(ルーシィ、キャンピィで他の人がやらなさそうなモーメントを選んでくるところはいいんですけど、やっぱりぱっと見であっ!ビヨンセ!ってなれないのは惜しいんですよね…)本人も歯痒かったと思いますがこっちも見ていて歯痒かったです。そろそろルーシィがセーフ続きで荒れたり目が死んだりしてる(そしてミストレスがニヤニヤ茶々を入れる)ワークルーム見るの疲れてきたよ〜!

アネトラさんはウォーキングしながらのフランキーさんとのトークで、割と無口なタイプ…と思われてるし心配してたんですが、話は弾んでるし笑顔も可愛くて安心しました。楽しそうでよかったよかった。マレーシアちゃんは完全に振り回されてましたね…もともとあんまり押せ押せタイプでなく柔和な人だと思うので、相手のペースに飲まれてしまったのかなぁと思いました。落ち着いた環境で話せる1on1とかのほうがマレーシアちゃん向きだったんじゃないかな、と終わってみると思ったりして。


ランウェイは全世界が待っていた1000人のビヨンセの夜!(実際は8人!)でしたが、著作権?か何かの関係でMVに使われている衣装は使えなかったらしく、ライブやレッドカーペットの衣装を使わないといけない、というのは少し難しかったかもしれません。ラックスとか、サーシャとかはそれでもぱっと見ビヨンセ!って分かるのがさすがだし、一人デスチャになりきったミストレスにはアイディア大賞をあげたい。このランウェイの一人際立ったアイディアのおかげ(と、トラックレコード)でリップシンクを免れたのかな、なんて思いました。いやサリーナはんも今までで一番かっていうファビュラスさだったし、マレーシアちゃんも見事に分かりやすくビヨンセだったので、メインチャレンジの失敗が悔やまれますね…


余談だけどセーフ組がuntuckedに向かっていくときにおてて繋いでるの可愛かった、アクティングで組んで以降Anarciaなんだか仲良いですよね…かわいい…すき…


リップシンク、二人とも特徴的な振り付けを同じタイミングで入れたりしてて、可愛かった〜!二人とも良かったと思います。サリーナはんは三回目のリップシンクだったのでハラハラしながら見ていましたが(今シーズンの下ネタを一手に担ってくれている明るさ番長なのでいなくなっちゃうと私寂しい!)二人ともいいリップシンクの中、ステージを広く使って存在感を強く残しまくって残れたのでホッとしました。

とはいえマレーシアちゃんが帰っちゃうのは切ないのですが…かわいかった、本当完全に赤ちゃんみたいなぷりぷりのオフドラァグのお顔から、ゴージャスでグラマーなレディに返信するの、毎回見てて愛おしいなぁと思っていました。演技チャレンジなんかではいい味出せていたので、そのパーソナリティを今回も発揮できていたら…と思いつつ、でも優しいからこそ相手のペースに合わせちゃったんだろうなぁ、と思うとまた愛おしいです。最後のミラーメッセージを書いた後の投げキスもラブリー。Baddest Bitchって名乗って入ってきたけど、一回もなんだかBaddestともBitchとも思えなかった、その人柄のスウィートさが伝わってくるところが大好きでした。あと序盤のウィッグがいつも狐みたいなお団子がついてたのがちびうさちゃんみたいで可愛かったね〜!!!寂しくなるなぁ…

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さて確か来週から1時間番組に戻るんですよね!?やだー楽しみ!人数も減ってきたし(それはさみしい)もっとワークルームでの平和なお話とかたくさん見られると良いなぁと思ってます。あとチャレンジ多分4つとかしかないけど…次回はまたコメディチャレンジ?ルージカルはまだかー!!マーシャも待ってるし私も待ってるよ〜!!マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン