あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

RuPaul’s Drag Race Season18 episode7 "Drag Queens For Change"感想

Estoy viendo Drag Queens For Change en WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdr-1807

 

 

今週は(もう先々週なのですが…)相反する政治的主張をお互いCMでプロモーションする!というチャレンジ。こういう現実をちょっと皮肉るというか風刺するみたいなチャレンジ、結構好きです。

どちらかというとトンチキ主張をするほうの側が面白くできるので有利ですよね、こういう時って。真面目ぎみな主張をする側は、ユーモアを出すのが難しいなぁと思うのです。実際、ジャッジの結果を見ると、トンチキサイドの人が高評価されているので、さもありなん。


一番最初のペア、「提案C(クラウンのC)」チームはやっぱりジェーンの賢さが光りましたね。付け鼻でかぶれた時の保険が必要!とか説得力あるもんね。主張もしっかりしてるし、淋病ジョークも下ネタ好きのルポールに受けてるし、何よりもピエロ顔が可愛かった。

対して、ケニアは面白系クイーンばっかりサポートすると正統派クイーンが消える!って体張ってスプリットやハイキックしてるのが格好良かった。自分が歌詞を飛ばしがちなのをネタにしてるのも良し。ジャマルは講評でもっと苛立ってる感じをだせばよかった、って言ってたけど、私は怒ってる人が主張してると圧迫感を感じてしまうから、このくらいがいいんじゃないかと思ったな。


続いてジューシィとミアによる「Proposition DD」チーム。つけおっぱいなんかに頼らず、そのままのボディでいいじゃない、という主張のジューシィちゃん、かわいいんだけど、せっかくだからもう少しはっちゃけられたかもなぁと思います。例えばs11の時のペアでのアクティングチャレンジでブルックリンがやってた自然派ヨガインストラクター?みたいに、超自然に目覚めてありのままの裸体でいたい!みたいなアプローチはどうだろう?

ミアさんもせっかくのボインなんだから(あんまりジンボさんとかみたいにボインボインふざけすぎるのはどうかとも思うけど)もっと生かしてウッフンぎみのキャラクターとかにした方が良かったんじゃないのかしら。総じて2人とももうちょっと明るさというか、はっちゃけたオモロが欲しかった。せっかくダーリーンヴィタ組と争った中でゲットした台本だったのだし、設定を生かしきれてないのは勿体無いなぁと思いました。


「Proposition 4Real」という、ベッドルームクイーンとリアル重視クイーンの対比を見せてくれたのはダーリーンとヴィタさん。ダーリーンのやつは個人的にベッドの上だけキュートに盛れてて、ベッドの下はもっと汚部屋!みたいな感じにして欲しかった!でもこういうちょっとおバカそうなチャーミングな子をやらせると本領発揮という感じでいいですね。ヴィタさんは気位の高そうなリアルなクイーン、だったけれど、ちょっと間の取り方が良くなかったのと、フックとなるような絵がなくて勿体なかったなぁ。一瞬差し込まれた携帯の中のダーリーン(モザイク入り)のほうがパンチがあったので、そっちに持ってかれてしまって惜しいなぁと思いました。


アテナとマイキーちゃんは「Proposition 6969」という、外国人とのお付き合いをするかしないかのチーム。私、面白いという観点とは違ったかもしれないけれど、アテナは上手だったと思うんですよね。怒りを剥き出しにするわけでなく、強さと余裕を持って自分の言い分をエレガントに主張するの、説得力もあり、好感度があがりました。きっと地元でのイベントホストで手慣れてるんだなぁ。

そしてマイキーちゃん。前髪ありの黒髪かわいいよ!!チョリソーもウィンナーも美味しいもん、異国の風どんどん吹かせてこ!という尻軽だけど下品すぎない感じがキュートでした。下ネタもばっちり決まって、とても良かったです。


ラスト、「Proposition Kiki」ことドラァグクイーン同士の恋愛を推奨するかしないかのディスコードとニニココちゃんのペア。収録の時からびっくりしていたのだけど、ディスコード、あなた面白いのね!?ニニココちゃんが行動に困っているところのサポートも含めて、場の雰囲気や進行をしっかり仕切っているのが本当に頼もしかったです。ウィスパーボイスと顔のクローズアップも効果的で良かった!ニニココちゃんも固くなりつつも、ちょっと高飛車な感じのラグジュアリーな女性をよく演じきっていたと思います。ペアとしてのケミストリーとしてはこの2人が一番良かった!濃厚キスまでしてお疲れ様でした。最後のシーンで泣いてるディスコードの泣き方が非常に昭和感あって良かったです。


というわけでどのペアも楽しく見られました。スケスケランウェイもみんな良かった。私はジューシィちゃんのピンク色の変わったウィッグとエレガントなワンピーススタイルが好きでした。まあランウェイが良くてもリップシンクを免れるのは厳しいかもな…とも思っていたのだけれども(最近あんまりランウェイ加点ありませんよね、みんないいもんね)

先週レイトアクイーンという魔物のせいでボトムになってしまったマイキーちゃんが無事ウィナーになったのが本当に嬉しかったです。報われた!!!ジェーンとダーリーンも良かったのでトップは納得(ダーリーンはランウェイのレントゲン写真風も独自路線で良かった)ただ、ディスコードをもっと褒めて欲しかったよー!!そろそろチヤホヤして欲しい、セーフでおさまるタマじゃないよあの子の芸の幅広さ。讃えて。


リップシンクはまぁそうなるだろうな、と思っていたジューシィちゃんvsヴィタさんに。なかなかのオーバーキルなリップシンクになっていて、あわわとなりました。ヴィタさんもエモーション出してていいんだけど、こういう楽曲ではジューシィちゃんが完全に水を得た魚だった。振り付けとして準備されていたのか?と思うくらい音にハマった動きや、アクロバットをじっくりと見せてくるところや、とにかく華のあるパフォーマンスが素晴らしかったです。ワークルームでミアさんと一緒に踊ってたSLAVE 4Uの振り付けも最後に入れてきてましたね!(ワークルームでミア講師によるケネディダベンポート御大の振り付け指導タイムやってるの最高に可愛かったな…ジューシィもヴィタさんも一緒に踊ってて楽しそうだったな…今エピソードで一番キュンとした瞬間でした…)


ヴィタさん、シーズンによってはフィナーレまで残れるくらいのタレント性だと思ってたんだけどな…!やはりコメディが弱いのはこの番組では致命的なんだよね、もう少し自然な面白みがあれば良かったのかもしれないけど、でも私はあの生真面目そうなところ(と結構計算高いところ)が好きでした。ワークルームでもみんなに慕われていて、包容力全開のマザーバイブスとはちょっと違うのだけど、後ろから見守って支えてくれる、月みたいなクイーンだったな…と思っていたのでありました。寂しくなる!


ちょっと早すぎるのでは、という悲しいヴィタさんのエリミを引き摺りながらそのまま次回予告に突入したら、なんだか突き抜けてとにかく明るいザ⭐︎教皇が出てきて吹いた。二度見どころか五回くらい見た。誰だお前、ディスコードか。本当幅広すぎでは。次回、魔物が住むスナッチゲーム、教皇の狂行を強行!!