あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

RuPaul's Drag Race: All Stars8 episode10 "The Letter “L”" 感想

※ブログの更新がいつもより遅いなぁという時は、心身の調子がすぐれない時がほとんどなのですが、今週はみなさんにとっても、とても生きづらい、苦しい週だったのではないでしょうか。どうか無理せず自分の心身を最優先にして、ゆっくり休んでから、のんびりと歩き出しましょうね。少しでも全ての人に、特にマイノリティの方に生きやすい世の中になるように、微力ながらでも私も何かせねば、と思っています。わたしのブログが誰かを傷つけることがありませんように、そして、おこがましいですが、読んでる時になんとなく落ち着ける誰かのセーフスペースの一つになれますように。私も苦しい日もありますが、生きるって楽しいことあるよね、の一つが、私にとってもあなたにとってもドラァグレースでありますように。※

 

 


今週はメイクオーバー!まさかTOP3まで来たところでさらにもう一段階絞って2人にするとは…今まで無かった展開で、誰得なのかよくわからない。どんなフィナーレになるの?リアルキャットファイト?(にはならない)

 

 

Estoy viendo The Letter “L” en WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/ras-810

 


というわけで集められたのはレズビアンの女性3人。今まであまり表に出てきていないサイレントヒーローであるレズビアンの人にもちゃんとスポットライトを…という意図は理解できるのだけど、なんだかちょっと不思議な感覚で見ていました。だって、わざわざ割と「ブッチ」な格好を好んだり、いわゆる「女性らしい」とされる服装に違和感を感じて自分で選ばない人たちを集めて、あえてフェミニンな方向に持っていこう、っていうことって、新たな自分を知れる、とか、昔の自分へのセラピー的なこととか、相互理解的な意図は分かるのだけど、本人たちにとって本当に居心地のいいものなのかな?一生ものとしてテレビに残り続けるけど、ずっといい思い出だなって自分でも周りでも楽しく見られるのかな?みたいな余計なことを考えてしまって、なんていうか「わざわざそれ、やるぅ?」みたいな気持ちになってしまいました。まあでも一回経験してみるのも面白いよねって出演OKしてるってことは大丈夫なんだろうし、フェミニンさを出すことじゃなくて、自分の内側を解放することがドラァグの本質だと私も思うし、なにより三人とも楽しそうにしてたので最終的には安心したのですが。


TOP3三人とも安定した出来で、ちょっとずつ人よりプラスの部分・ちょっとずつマイナスの部分がそれぞれあって、あとはもう審査員の好みじゃんねー、という感じで見ていました。私は個人的には1番ジェシカがパートナーの心を開いていい表情を引き出していたのが印象的でした。

トップが1人決まって、どうせ投票する2人はお互いに入れるだろうから、きっとここはリップシンクの結果はどうあれ、トップの人が決断をするような場面になるんだろうなぁ、そしてそうなると、この番組をここまでTV的に支えてきたキャンちゃんが重要な役目を果たすのでは…とうっすら感じていたのですが、その通りになりました。余談だけどアサシン、先週の予告時点でなんとなくこのジャケットの着こなしのシルエットはプリヤンカかな…?と予想してたので、ばっちり当たって「プリやんかー!!!」と叫べて嬉しかったです。(インスタで、ビューイングで自分の登場シーンを見て目を潤ませて涙を流す可愛いプリやんを見て、私もホロリと来そうになりました…そっか、プリやん、ルポールに直接番組で会うの初めてか!おめでとう!)


キャンちゃんが初期からのジンボさんとの同盟を取るか、それともハイディが言っていた「チャンスがあったらジンボさんを落とす」という発言が真実なのか、まさにその伏線を回収するため…という感じの展開だったのですが…でもトラックレコード的にも流石に単独で4勝していてボトムになってないジンボさんをここで落とすのは勇気がいるだろうし、ファンからのヘイトもくらうだろうし、流石のジンボさんもカナダs1の時みたいにWhy!?って崩れ落ちて口紅グリグリに塗るだろうし、落とすところが想像つかなかったので、TOP2がキャンちゃんとジンボさんになることには、実力的にも納得なのでした。このシーズンの展開をずっと支えてきた2人がフィナーレに進む、なるほどなぁという感じです。

でもでも、ジェシカがさ、s2からずーっとずーっと実力を磨き続けて、満を持してのオルスタ出演で、ずっと安定した成績でTOP3まで来たことが誇らしいし、これでフィナーレに行けないのが勿体無くて…!下手に同盟やらの人間関係のドラマにも関わらず(同郷のネイシャには投票できん…って言ってた時くらいですかね)孤高の存在として、淡々とただ自分のできる最高のことを毎回やるのみ、という人が私大好きなので、私はその頑張りをちゃんと見てたよ…!という気持ちでいっぱいです。ずっと湿っぽくならず、カラッとしてて格好良かったよねジェシカ。


次回はどうすんのかなー、リユニオンかなーなんて思ってたら、なんとエリミクイーンたちが戻ってきてタレントショーをやるみたいですね!?や、やったー!!ep1でタレントショー見たかったのに〜なんて思ってた願いが叶う!この終盤で人が少なくなって寂しくなったところにいきなり全員で戻ってきて飽和状態になるの嬉しい!と思いつつ、あ、ハイディはどうなるんだろう…やっぱりこれも不参加なのかなぁ…という不安な気持ちもありつつ、来週はなんだか気楽に楽しめそうです。これもFame gamesの審査要素になるのかなぁ。投票どんな感じでやるのかな?ちょっとワクワクしますね。次のエピソードを見て、最終的に私は誰に投票したいって気持ちになるんだろう…?

 


ところでTOP2だけでフィナーレ、だいぶ尺があるけど大丈夫か。まああの面白い2人だからなんとでもなると思うのですが…フィナーレがいつも通りリップシンク勝負だとするとちょっとなんとなくもう結果がふんわりと見えてしまくような気もするのですが、いやまだ分からないぞ、ボローニャだってあるし、タップダンスだってある!Fame games勝者とオルスタ勝者、どんな結果になるのかな、両方とも楽しみにしてますし、いいシーズンとして終わるといいなぁと思うのでした。あと2回!!