あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

RuPaul’s Drag Race Season16 ep12 "Bathroom Hunties"感想

今週はおトイレットデザインチャレンジ!壁を塗ったりとかダイナミックなやつ、結構好きです…

 

 

Estoy viendo Bathroom Hunties en WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdr-1612

 

 


なぜかジェンダーの話になるとトイレの話になりがち、それを逆手に取ってポジティブなテーマとしてチャレンジにしよう、ということに好感を持ちました。人間として誰もが必要とする重要な場所だし、個人の尊厳にも関わるし、それをエンターテイメントとして番組で取り上げようというのはいい試みなんじゃないかな、と。実際にオールジェンダートイレ、魅力的なのが増えるといいですよね(それ以前に、まずは数が増えて欲しい、当然あるものとして存在するようになって欲しい!)


2人ずつペアになって、それぞれ地獄のトイレ・アートのトイレ・よいどれトイレ…という感じでしたがどれもよかったんじゃないでしょうか。サフィーラさんが歌ってる横でプレーンジェーン先輩がトライアングルを雑に鳴らしてるのがツボでした。どの組もアイディア自体は面白かったと思うので、完全にプレゼン力での勝負だったのだと思います。ペアとしてプレゼンする中で、相手と対等に立てるかどうか…それが少しでも後手に回ってしまうとボトムになってしまう、そんな印象でした。っていうかサフィーラさんとプレーンジェーン先輩のペアでウィナーにできるんだったら、先週もプレーンジェーン先輩とQ様のペアウィナーで良かったやんけ、と世界中が思ったことでしょう…少なくとも私は思ったぞ。


サフィーラさんとプレーンジェーン先輩と言えば、少しメンタル的に弱ってるプレーンジェーン先輩にサフィーラさんがしてたアドバイスが素晴らしかったですね。抱えてる悩みを紙に書いて、読み上げて、それからくしゃくしゃビリビリにして捨てる、というもの。書いて読み上げることで客観視して大したことないことだと自覚するのがいいんだろうなぁ。私も何かに悩んだ時はやってみようかと思います。サフィーラさん、今回は前回からプリプリしてたQ様に言葉や態度一つで一線を超えてしまうこともあるからね、って諭したり、素晴らしいマザーっぷりでした。勝利数が多いからって優勝に直結するとは限らないと思ってるけれど、昨今のシーズンはちょっとルポール御大の後継者を決める雰囲気も出してるので、ここまでマザー感出されちゃうとサフィーラさんめっちゃ有力候補じゃん…って思ってしまうよね…今回のランウェイもめっちゃよかったし…


というわけで。

モルフィーンちゃんとドーンちゃんがリップシンクすることになってしまって、ダンシングディーバ相手だからドーンちゃんこれはインパクトあるアプローチができないと厳しいぞ…と見守ろうと思ったら、曲がまさにモルフィーンちゃんのために選ばれたかのような感じで「あいたー」となりました。もう水を得た魚のような素晴らしい踊りっぷり。ボディ!

ドーンちゃん、シーズンによってはトップまで行けるだけの実力がある人だと思ってたし、まずは一勝!ってずっと願っていたんですが…!ランウェイにおいて自分の世界観を大切にしつつ、視聴者にも分かりやすく伝えることに関しては本当にこのシーズントップレベルだったと思います。フィナーレでどんな姿を見せてくれるか見たかったので、本当に勿体無いエリミだと思いつつ、でも先週アサシン・マイアちゃんの牙城を落としたモルフィーンちゃんは流石のリップシンクだった…!

 


次回メイクオーバーチャレンジ、ここでメイクの腕ピカイチのモルフィーンちゃんが大健闘してくれることを俄然期待しちゃうわ。とはいえ残っているメンツが強すぎるので、どうなることやら…とヒヤヒヤとワクワクの間でせめぎ合っています。もうここまで来ると誰が残って誰が落ちてもおかしくないし、誰にも落ちてほしくないし、さあ終盤戦!という感じですね…