あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

RuPaul's Drag Race Down Under Season 1 episode 4"Rucycled"感想

*このブログは多大にネタバレを含んでいます。ネタバレしたくない方はここで引き返すか、以下WOW Presents Plusのリンクから本編を見てから読んでください*

 

 

 

 

 

 

 

 

I'm watching Rucycled on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdrdu-rucycled

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様いかがお過ごしですか!!!今回はいきなり個人的な昔語りから入らせていただいていいですかね!!!めんどくせぇ!と思う方は最初の段落を飛ばして読んでくださいね!


覇王大系リューナイトというアニメがありましてね、もう25年くらい前のアニメで、私が中学生の時の話なんですけど、その中のキャラクターをめちゃくちゃ好きになったんです。それまでももちろん好きなキャラやお気に入りのキャラは色んな作品でいたわけなんですけど、CRUSHというレベルでもう完全に夢中になったのは初めてのことで、割とメインキャラの中では出番が少ないキャラだったのですが、毎週目をハートにしながら楽しんでいたわけです。で、番組も終盤になって、突然次回予告で、彼が次回死ぬ、みたいな予告が出まして。その予告が出てからその放送週までぼろぼろ泣いて、放送週はもちろん号泣して、その翌週以降も回想で出てきては泣いて、それ以外の日常生活の中でも思い出しては泣いて、一ヶ月くらい干からびるほど泣き続けて、泣いて泣いて泣いたところで、「実は爆発に巻き込まれる直前に味方のキャラクターが別の場所に転移させていて無事でした〜!!ドッキリ大成功!!」みたいな展開になり、生きていた嬉しさ以上に、あれだけ泣いた私の涙はなんだったんだ!!!!って呆然としてしまったんですね。女子中学生の純情を返せ!!!(ちなみに今使ってる変名はその時期からのもので、自分の名前とそのキャラの名前を組み合わせたものなのです…純情一筋アラフォー乙女ですね…)


そんなわけで復活エピソードがあるとその時の気持ちを思い出してスン…となってしまう私なのでした。この間三つ目さんに「復活エピソードについては懐疑的で…」ってお話ししたら「トリクシーのことか!!!」って言われて大笑いしたんですけど、敗者復活チャレンジに勝ったりとか、他の人たちの投票で選ばれたりとか、そういうのは全然いいんです。トリクシーのことじゃないです。でも何も理由もなくこの人が帰ってきました〜!ってされると、じゃあその人が帰った時悲しんだ気持ちは何だったの?とか、他の人じゃなくてその人が戻されるのは何でなの?とか、その人がいない間に他のチャレンジで頑張ってたみんなの努力はどこにいっちゃうの?その人を帰した人がその人より下の順位になっちゃうってどうなの?他の人はどんなに素晴らしいトラックレコードを重ねてもこの恩恵は得られないの?ってもやもや考えちゃうんですよね…なのでちょっと感想も歯切れが悪くなってしまったらすみません。全部リューナイトが悪いんや…


でもアートさんもっと見たかったし、めっちゃ優勝して欲しいと思ってる自分もいるので、自分のちっぽけなトラウマはとりあえずできるだけ砂に埋めて見ようと思います。わーいよかったよかった、た〜のし〜い


というわけで前置きが長くなりましたが、今回はガラクタを使って衣装を作りましょうという定番チャレンジ。定番だからそろそろなかなかオッ!と驚くような発想の衣装も生まれにくくなってるのですが、でも今回飛び抜けて最高というものもなかったかもしれませんが、失敗という失敗もなく、全体的に割と落ち着いてませんでした…?あんまりデザインが専門で縫い物が得意って言ってるクイーンがいなかった中では(これも最近のDRの中では珍しいことだと思うのですが…各シーズン一人くらいはファッションクイーンというか、お裁縫得意クイーンがいるような気がする…)(追記、見返したらスカーレットさんが衣装作りは専門だし〜的な感じでしたね。ごめんよスカーレット…ダンスの子だと思ってたよ…)みんな割と大健闘だったのではないでしょうか。


まずは復活クイーンであるアートさんが一番手で出てきて、出来が良かったのでホッとしました。復活したのに見せ所なく帰る、みたいなの勿体無いもんね、帰ってきていいところ見せてくれてありがとうって気持ちになれて良かった。ウィナーになったのはスカーレットで、バランスよくまとめてて良かったなぁと思いつつ、頭のぶどうのヘッドピースのせいで片側から見た時に表情が見えなかったので評価がどっちに転ぶかな?と一瞬ハラハラしていた私でした。あとは伸びない素材を選んで一抹の不安を感じていたマキシさんがうまく処理できてかわいい衣装になってたのと、いつものキャンピィ路線で安定感のあるキタさんもよかった。ちょっと趣味を疑う…みたいに衣装が酷評されがちだったエレクトラが素敵なネクタイドレスを作ってたので安堵しました。エレクトラはなんだかドラマの中心に据えられる役ばかりですが、今回のドレスについてはもうちょっと評価されてもいいのでは…?


ボトム3はエトセトラ、カレン、アニータの3人で、エトセトラに関してはあのドリームキャッチャーロッドが必要だったかどうかはまあ置いといて、ドレス自体は品があってそんなに悪くなかったのでは?と思います。下半身のボリュームが…みたいな講評でしたが、それを言ったらウィナーになったスカーレットも形としては同じようなシルエットだったじゃん、と。割とオーストラリアのメンバーは、というよりスカーレット、エトセトラ、エレクトラあたりの今シーズンのシュッとしたクイーンは、あんまり下半身にボリュームを持ってくるような、ルーやミシェルが高評価するような砂時計的なシルエットのルックを今までもしてないので、向こうのトレンド的に下半身のパディングをあんまり盛らない感じなのかな、と思ってたのですよね。古代ギリシャ的な形と甘やかな色合いで私は好きでした。


アニータさんも特に上半身は綺麗に纏めてたんだけどなぁ…以前にも本のページを使ってドレスは作られてて、その素材を使うなら今までよりいいものを作らなきゃ、って言うんだったら、そもそも本なんて置いておかなければいいのに意地悪やん…(極論すぎる)まあ他の人と比べたらボトムでも仕方ないのかなあ。カレンさんもちょっとコスプレ感が出ちゃったというか、これまたボトムでも仕方ないのかなぁ、という感じで、まあ評価自体には納得ではあるんですが。あるんですが〜!!!私の中ではアートさんがいなくなって優勝を争うのがこの二人になるかもな、という印象だったので、ここでこの二人のリップシンクは勿体なくないか?という気持ちでいっぱいでした。ジャッジとコネクトが多めだったカレンさんが勝つのもわかるけど、ここでアニータさん脱落…えー本当もったいない…もう一回復活エピソードありませんかね…???(ない)


アニータさん好きだったんだけどな…上品なマダム風に見せて下ネタえげつない、みたいな感じは大好物なんですけど、何よりワークルームでもいつも穏やかに朗らかに笑っていて私の癒しだったので、いなくなってしまうのが本当にさみしいです。スナッチゲームで残した爪痕だけでなく、端々から見えるパーソナリティのチャーミングさ、とっても魅力的だったんだけどな。アニータさんが帰るのが決まってのキタさんの表情も悲しかったです。もっとアニさんキタさんコンビで活躍するの見たかった…

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次回はCMプロデュース系なのかな?割とパーソナリティが重要になるチャレンジなので、各人のキャラが見られるぞ〜と楽しみにしています。しかし全8エピソードらしいという情報だったので今回で折り返しでしょ?早くない?と言う気持ちと、おかしいな一人カムバックするとTOP3にするなら計算が合わないな…TOP4にするのか…?と指を折ったりしています。