あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

RuPaul's Drag Race UK season 3 episode2"Dragoton"感想〜

まだ追いつける!!他のシーズンと被っていない今がチャンスですよ!君もwow presents plusに加入してドラァグレースUKを一緒に楽しもう!チャリティー加瀬と会えるのはUKs3だけ!!

 

 

 

 

I'm watching Dragoton on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdruk3-dragoton

 

 

 

 

 

 


できるだけ各クイーンについてはポジティブなことを書くぞう、ただしジャッジングや制作側には忌憚なく文句を言うぞう、ということを信条としているこのブログですが、たまにやってくる「ジャッジと意見が合わない回」が第二回目にして来てしまいました…早くないかこのシーズン。その話はおいおい書いていきますので、あんまりブーブー言っているところを見たくない方はご注意下さいね。

 


エピソードの初っ端から、前回ウィナーになったクリスタルが、他のコンテスタントたちを格付けしてみて!というお題を出される中、ヒヤッとする場面がありましたね。Star buy=一番の強敵は誰?と聞かれ、前回ウィナーをリップシンクで争ったヴィクトリアをあげ、それを理由にしたって言えば丸く収まるのに「だって物理的に一番ビッグだからね」と告げて、ワークルームがなんと失礼な…!とざわつきました。もう、令和ですし(イギリスは令和ではない)人の体型を揶揄するようなボディシェイミングはやめようよ〜という時代の流れになって来ているので、私も気持ちがザラッとしたのですが、そのあとワークルームでヴィクトリアから「あの件について話そうよ」と切り出したことで、クリスタルも「その件について謝りたかった、あれは自分らしくなかった、ルーを目の前にしてウケを取りたいと思ってshadyな言動で意識を引こうとしてしまったけど、口に出してから言うんじゃなかったと思った」と謝罪ができて、二人だけでなくワークルーム全体を巻き込んで「ダンサーの道は体型との戦いで、摂食障害で苦しんだ、いまは自分の体型を愛せているけど…」とか「そばかすを皮膚病だって言われて、肌を漂白したいとすら思っていたけど、パートナーが美しいと思わせてくれるようになって自分の体をやっと好きになれた」とか「肌の黒さでバカにされたり(dark sheepと言われた、と言っていましたが、black sheepで嫌われ者、厄介者という意味があるみたいなので同義でしょうか)Blickという肌の色を揶揄するSlurで呼ばれたりしたけど、でも母が色の濃い果実ほど甘いのよって自信持たせてくれたし、結局のところ肌の色なんかじゃ人間性は測れない」とか、それぞれの辛い過去だったりパーソナルなことをシェアしてくれる場になって、最終的には学びの場として終わって、そうそう何かトラブルが起こった時にちゃんと解決まで見せてくれると安心だよね!ってホッとしました。ありがとうUK…(オランダのほうをちらっと見ながら)


さて今回のメインチャレンジは新しいドラァグダンスエクササイズ「Dragoton」のインストラクターになってダンスしよう!というもの。ダンスのできるヴァニティとエレクトラとの自転車エクササイズ組になって自分はダンス苦手…と不安になるチョリーザ、意外とそつなくこなすヴェロニカ、キティ、リヴァーとのバランスボール組でいまいち振り付けについていけないクリスタル、そして赤ちゃんエクササイズ組はミュージカル経験豊富なエラ以外のスカーレット、チャリティー、負傷しているヴィクトリアはなんだか不穏…という練習の雰囲気だったのですが。

終わってみたら意外や意外、ガシガシ踊ってていいじゃない?と思っていたエレクトラが前のめりすぎて一人合ってない!と指摘されたりヴァニティはウィッグがダメ!と言われて二人してボトムになったり、逆に伸び代が決め手になったのか?ドラゴンボールZ加点か?クリスタルがウィナーになったりと、かなり不思議なジャッジングでした。えっどうなの?

個人的にはメインチャレンジだけで判断するとヴェロニカが勝つかなぁ、キティもキャラクターが出てて期待以上に良かったなぁ、エラ良かったけどトップじゃなくてセーフなの!?ボトムは踊れてなかったチャリティーはまあ仕方ないけどあと誰かなぁ…スカーレットと、クリスタルかなあ…くらいの気持ちだったので、結構びっくりでした。あれか、ランウェイが評価に結構入ってるのか。今回テーマが無難でみんな割と飛び抜けていいわけではなくて普通だったからそんなに加点減点あると思わなかったけど…(私はダントツでリヴァーのランウェイが好みでした!今回はコミカルな要素入れずにposhに決めても良かったと思うんだけど、サービス精神が愛おしいですね…)

なんかやっぱりどうしても「ルポールの」ドラァグレースなので、そうですよねあなた白人のスキニーなクイーン好きですよね、知ってる知ってる、はいお気に入り加点〜と斜に構えてしまう私でした。すまん!


なのでエレクトラとヴァニティ、二人ともそもそもリップシンクになるのが結構納得いかなかったんですけど、リップシンクもまた二人とも素晴らしかったんだ…!ここで一人落ちなきゃいけないの辛い!なんかUKでこんなに二人ともダンスバチバチリップシンクって今までにあっただろうか?って思うほどの迫力で。エレクトラはやっぱりバネがすごくて、今までもスプリットがすごいクイーン、ディップがすごいクイーン、たくさん見てきましたが、とにかく地面についた後のリカバーが早い!!こんなに立ち上がりの早いクイーン、ドラァグレースの歴史の中でも唯一無二だと思います。ヴァニティはガウン動きにくいかな?と思ったのですが、説得力のあるパフォーマンスでとても良かった…ep1のリップシンクも良かったですが、序盤から熱戦ですね…

帰ることになったエレクトラ、いやでもこれだけすごいリップシンク見せてくれたらどこのショーにも呼ばれるでしょ、みんな見に行きたくなるでしょ!レースの成績としては奮わなかったのかもしれないけど、でも自分の売り込みとしては大勝利だったのではないでしょうか。

ヴァニティは終わった後泣いてしまっていて、今回唯一の黒人クイーンとして色々なものを背負って来ていると語っていたので、その重圧のようなものを感じてしまっているのかなぁと思いました。今回のリップシンクをきっかけにもっと自分のためにレースを楽しんでくれるようになるといいな…!いいんだよ、そんなに背負い込まなくても。


そして最後に衝撃の展開、ep1のリップシンクで膝を痛めたヴィクトリア、翌朝のお医者様の診断しだいでは途中リタイアになるかも…とのこと。ダンスとか体に無理のかかる課題じゃなければなんとかなるんじゃない?と楽観視したい気持ちよもなくはないですが、やっぱり体が一番大事だし、自分が満足できるパフォーマンスができなくなるくらいならちゃんと体を休めるべき(というより、残すと無理して頑張っちゃいそうな人だし…)という気持ちが一視聴者としては強いです。今は祈るしかできませんが(そもそも収録は遥か前に終わっていますが…)まずは怪我の具合がひどくありませんように、そして納得のできる判断が出ますように…


でも次回はデザインチャレンジっぽくて、しかも2着っぽくて、やだやだそんなの絶対ヴィクトリアかっこいいの作ってくれそうじゃん!残ってくれ頼む!とまた堂々巡りしてしまう自分です。個人的にはチョリーザとチャリティーがどんなのを作ってくれるかとても楽しみ!びっくりさせて欲しいな〜!

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あ、あと今回どうしても書かなきゃいけないこと、ヴェロニカ先生けしからんすぎましたね、ワークルームのヘソだし(へそピ)あれなんなんですか。ダンスレッスン中のピッタリウェア、あれなんなんですか。ちょいダサ靴下、抜け感ですか。下からのアングル、BBC大丈夫ですか。マジでこのエピソードはセクシー加点でウィナーにするべきだったのではないですか。昨シーズンもep2のミュージカル練習中セクシーすぎて私の独占落書きタイムを確保した、そんな罪な男ヴェロニカ先生、今シーズンもセクシー大賞ですおめでとうございます!!!日本に来てくれたらあきづきバッジあげるね!!📛(tofu on fire)