あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

【UK】RuPaul’s Drag Race UK Season2 ep7"Lockdown Supersheroes"感想

先週、応援していたクイーンのうちの一人が帰ってしまい、なんだか寂しいワークルームですね…特にコンフェッションでも名説明役というか、ユーモアを含んでツッコミを入れるのが上手な人だったので、全体的な喪失感がすごいです。基本的にDDD(ドラァグクイーンだれでもだいすき)の私でも、やっぱりこの人がいるとなんか嬉しい、この人が帰るととくに悲しい、みたいなお気に入りの推しクイーンが各シーズン出来てくるわけなのですが、このシーズン、ついにその枠が残すところあと一人です(両乳首にバッジつけてた子です…The nipples are the eyes of the faceなので…)あっでもみんなすきです…みんなすき…全員優勝…今週もいつも通りネタバレあるので、以下の動画見てから読むか、回れ右してくださいね…

 

 

 

 

 

 

I'm watching Lockdown Supersheroes on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/lockdown-supersheroes

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はみんな大好きソーイングチャレンジなので、楽しく見られました。それぞれのクリエイティビティやセンスが見られるのも楽しいし、メインチャレンジとランウェイが合わさってることで、メインチャレンジでは大活躍だったのにランウェイで不発とか、逆にメインチャレンジで振るわなかったけどランウェイで盛り返すとか、そういうパワーバランスみたいなのがなくて、ガチの一発勝負!みたいな熱さがあって好きです。

すでにep3で一度ソーイングチャレンジをやっているけど、今回は提供されている素材が布ではなく、ガラクタを使って衣装を作れ、というもので、どちらかというとミシンがけできる素材が少ないので、縫い物の技術よりも発想力やまとめ上げるセンスが求められてましたね。このガラクタチャレンジ、本当にドラァグレース定番の頻出チャレンジですが、毎回新鮮に楽しめるのでいいなぁと思います。


でも一つまず言いたい。本当金属素材使わせるのやめよう〜???スチールウールのようなコッパーのたわし?を使うことを選んだテイスが手をざっくり切ってしまっていて、私はいつか誰かやるんじゃないかと思っていた〜!!去年s1でバガチがこの素材使ってた時はわりとさらっと製作中もランウェイも流されてたので「痛そうな衣装やな…」くらいの感想だったのですが、半年前のカナダでレモンちゃんが同じ素材を使っていた時に「ヒヤリハット案件(Wikipediaより抜粋:重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の認知をいう)、KY活動が必要(wikiの危険予知訓練の項目より:工場や製造などの作業に従事する作業者が、事故や災害などを未然に防ぐことを目的に、その作業に潜む危険を予想し、指摘しあう訓練である)」って感想を残していた製造業開発部門事務方所属です。予期できる怪我だし防がれるべきだよ!今回の怪我もちゃんと労災で処理されますように!!赤チン災害ですよ!!


前回のソーイングチャレンジでボトムだった3人がすでに戦線離脱していることもあり、さあ今回はどうなるかな?ということと、デザイン系の学校を出ていてソーイングチャレンジで絶対勝ちたいアホラが今回こそは活躍できるのか?というのが私の気になりどころだったのですが、アホラちゃん良かったですね…!堂々&納得のウィナーです。ピニールのペラペラ感を感じさせないボリュームのある作りになっているのが良かったし、あの肩を張った時にボン!ってビニールが広がる感じになるの、本当シーロー(she-ro)の衣装の魅せ方として完璧でした。でもあれだけシスターシスターに真似っこじゃんw って何度も煽ってたアホラが、エントランスの時のシスターみたいに口の周り青いグリッターでカバーするメイクにしてて、ちょっとウフフってなっちゃった。

私はゆめかわに対する永遠の憧れがあるので、エリーちゃんのも最高にかわいかった〜!!!ピンクや紫などのパステルカラーに、キャンディやマシュマロなどのお菓子をペタペタして仕上げるの、ヘンゼルとグレーテルの走馬灯か!?ってくらい可愛かったですね…好きです…(でもあの飴ちゃん、トイレのスッポンで出来てるから舐めちゃダメですよ…!)


マイペースにトイレットペーパーと観葉植物の枝を使って謎の衣装をクリエイトしていたビミニちゃん。かわいい。可愛いけどルーとの面談で考え直してくれて別衣装にしてくれて良かったです。カーテンと、布が足りなかったから紙を使っての衣装、創意工夫あふれていたわけではないけど可愛かったー。なんかこのシーズン、というかUK、思いの外ガウンっぽい形を着てる人いなくないですか…?アメリカ版だともう少しパジェントでよく見るガウンみたいなのを着てくる人が毎ランウェイ1人はいる印象なんですが、そういえばあまり見ていない。なのでビミニちゃんのこのシルエット、逆に新鮮でした。でもローレンスよりも先にセーフ抜けするとは思ってなかった!もうトップがボトムかでしかでない6人の局面なので、まあアホラとエリーがトップで、テイスとシスターがリップシンク組で、残りの二人がセーフだろうな〜とは思っていたのですが、ビミニちゃんとローレンスは逆だと思ってました。ローレンス、まあコルセット&パンティっていつものツッコミは入るかもとは思ったけど、色合わせ可愛かったし作りも凝ってたよなぁ〜。


怪我までしたし、作業も大変だっただろうけど、やはり衣装としての見応えが少し足りなかったテイスがボトムなのはまあ仕方ないかなと。メタリック陰毛って言うなし。シスターは私は賑やかで好きだったけどやはり盛りすぎたことと、インナーのシルエット作りが甘かった&効果的でなかったからこれもまた仕方ないのかな…でもミニチャレンジで勝った分のアドバンテージ15秒で目一杯入手した素材をいっぱい使ってやるぜ!という心意気を私は買いたいです。

リップシンク、二人とも良かったですね〜!!!テイスはep2の曲が歌い上げ系で、得意と言われているダンスが披露できないタイプの曲だったし、シスターはep4で相手がまさかのセルフサシェイだったのである意味で勝負を見せてくれる場を待っていたので、いい曲いいリップシンクだったので幸せでした。ただテイスはあの衣装なのでさらに怪我しないか心配だったし、床も細かい傷がついたのでは…。

シスターシスター、最後までいぶし銀の魅力でしたねぇ。人に厳しく、でもそれ以上に自分に厳しく。皮肉屋で悪態をつくけど、傾聴力が高くて、人の言うことを否定せず受け止めて。自分が有利になるために材料を独占する狡さや戦略的なところもあり、でもそれをできるだけ使おうとする誠実さもあり…めちゃめちゃ人間臭くて、生々しいところをいっぱい見せてくれた気がして、好きです。


あ、今回、lock-down super she-roということで、ロックダウン中のゆるーい普段着状態から変身するの超可愛くなかったですか??私メガネの人にときめいてしまう人間なので、ローレンス以外全員メガネという豊作ぶりに豊穣祭を開催することにしました。大地の恵みに感謝…

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次回、スタンダップコメディなのかな…?なぜか最終局面のめっちゃ大事なタイミングでコメディをぶっこんでくる番組。個人的にはコメディ系課題は受けなかった時の共感性羞恥が辛いのと、言葉の壁で楽しみきれないところがあり、あんまりウキウキしないのですが、でももうTOP5だし、このシーズンあんまりコメディチャレンジやってないし、ここでやらないでいつやるのという感じなんでしょうね。しかし、UKs2が7人帰って来週5人なのに、UKより2週間先に始まったs13がまだ4人しか帰ってなくて9人いるの、なんだか不思議な気分ですw