あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

Drag Race España Season 1 episode 4"Snatch Game"感想

*このブログは多大にネタバレを含んでいます。ネタバレしたくない方はここで引き返すか、以下WOW Presents Plusのリンクから本編を見てから読んでください*

 

 

 

 

 

 

 

I'm watching Snatch Game on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/dresp-snatch-game

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、盛り盛りの展開ですごかったですね…ミニチャレンジがリーディング、メインチャレンジがスナッチゲーム、ランウェイがボール!!ドラァグレースの定番中の定番ばかりで、盆と正月がいっぺんに来てさらにgwも来たよ!くらいの盛り沢山さでしたね。エスパーニャさんのサービス精神は分かっているつもりでしたが、おなかいっぱいだよ…


リーディング、子どもの遊び用のファンシーメガネだと思うのですが、いちいちみんな可愛かったですね…!プピさんはまあ年齢でいじられるのですが、横でシュプリームさんが「こっちにも歳の話振るならおケツ蹴るよ〜」とか「そうやって言う年齢まで健康に生きていられるといいね〜」とかチクチク突っ込みを入れてて、いいなぁと思いました。年寄り笑うな行く道だ!こういう課題は断然プピさんが得意そうだなと思ってましたが、もう振る舞いから喋ってる途中で自分でウケて笑っちゃうところまで最高でしたね。そしてウガセオ氏はなんだかこの時点からちょっと黄信号が出ているのを感じておりました…


スナッチゲームは最初ドヴィマとキラークイーンのやりたい人が被ったりしてワークルームが若干不穏になりかけたのですが、そこもプピさんが「私もやる!」と言い出して「私も!」「私も!」とダチョウ倶楽部的な流れにしてちょっと雰囲気が明るくなったのがありがたかったです。

さすがスペイン、スナッチゲームのチョイスが分からない人だらけ!と思いつつ、でも地元に愛される番組になるためにはその方が絶対いいはずなので、ちょっと嬉しかったです。あとまさか「マリエ・コンドー」の名前をここで聞くと思わなかった!

ここで簡単に、誰が何をやったのかとそれぞれへの雑感をざっくりと書いておきますね。私調べなのでだいぶリサーチ甘いと思いますのでのちのち補足したいです。


カルメン…人気リアリティショーであるサバイバーズのスペイン版などに出演したタレントである(追記:これ違うような気がしてきた!)ダコタ。大味で怒りっぽい感じの人なのかな?


プピ…カリナという1960〜70年代に特に活躍したスペインの歌手。普段からなんですけど、プピさんは三遊間の球を積極的に拾いにいくタイプで、他の人が滑った時にも面白いこと挟んでアピールして空気を寒くさせないのがすごいなぁ!と思いました。前回も惜しくもウィナーを逃し、今回こそは…!と期待していたので、勝たせてあげたかったです〜ダブルウィンじゃあかんかったんか…?


ウガセオ…ご存知、レオナルドダヴィンチのモナリザという絵画のモデル、リザ・デル・ジョコンド。これすごい出オチ感あって最初見た時に大笑いしちゃった。のだけど、やっぱりリーディングの時の面白いこと言えない不発感がそのまま出ちゃった感じが…。


ドヴィマ…キラークイーンと争って譲らなかった、スペインの貴族、第18代アルバ公爵カイエターナ・フィツ=ハメス・ストゥアルト。貴族称号を世界で最も数多く有した人物としてギネス世界記録に認定されているとのこと。普段のキャラと違うコミカルな一面を見せられたことが評価されたのかな?


アランチャ…スペインの国民的タレント、ベレンエステバン。なんやハンナ・モンタナやるんじゃなかったんかい。選んだ人が強烈なキャラだったからもっとできたんじゃないか?という評価。


キラークイーンマドリード州首相を務める国民党の政治家、イサベル・ディアス・アジュソ。第一希望をドヴィマに譲りながらもよくやり遂げていたと思う!ep2くらいから振り幅の広さをもっと評価されて欲しい〜!とずっと思っていたので、ここでの勝利が本当に嬉しいです。努力家なのが伝わってくる人が報われる瞬間ってドラァグレースの中でも幸せ度高い場面だなぁ…喜んでる時の表情の美しさ、何度でも見たい。


サヒタリア…エンカルニータ・ロハスというローマの洗礼堂を受け継いだ宗教家。キリスト教ネタをうまく盛り込んで笑いにつなげていたと思う。


ランウェイは前述の通り、ボールという3つのカテゴリーの衣装を披露しろというもの…結構ソーイングチャレンジと組み合わされることも多くて最後の一つは自作衣装を求められたりもするのですが、今回は三つとも既製品でしたね。

一つ目がギャル(私、前回から気になってたChungaの訳、しっくりくるの思いつきました!!バッドガール!!!(日本語じゃないじゃん!))二つ目がビジネスウーマン、三つ目がバカンスウェア…という感じでしたが、私はこういう課題の時は三つの振り幅の広さがとても大事だと思うので、カルメンさんは(人によっては綺麗にまとめすぎと思うかもしれませんが)上手く自分の世界観の中でパッケージングしているな〜と思いました。ウガセオ氏はあとからインスタで見た時に三つのルックを同時に見るとマゼンタ・シアン・イエローの三原色になってるのがとても良かった!(余談ですが、インスタといえばエスパーニャのすでに離脱してるコンテスタントたちも毎回ランウェイ課題のルックを見せてくれているので最高に楽しいです…今回ヴルカノさんのギャルルックが2000年代の渋谷の厚底ギャルみたいでとても良かった…)一人の人間の物語のように見せたキラークイーンの解釈もとても良かったと思います。アランチャはベイビースパイス加点10点、怖いぬいぐるみ加点10点、日焼け止め塗ったかと思ったらニベアだった…っていうストーリー加点10点で満点を超えました。ウガセオ氏もアランチャも、日焼けって黒くなるタイプだけでなくて赤くなるタイプもいるよねぇ!って感じでとても愛おしかったです。


そんな私のランウェイお気に入りに入った三人がボトム3ですよ。というか、みんな大好きなエスパーニャですが、好きな人三人を頑張って選べって言われたらこの三人ですよ。何事…?ウガセオ氏はスナッチゲームの時点でちょっとこれはボトムだろうなぁって覚悟してたんですが、アランチャとカルメンはセーフになったドヴィマとスナッチゲームとランウェイを合わせるとどっこいどっこいだと思っていたので、誰が抜けるかなぁ…という中でのこの展開でした。まぁドヴィマがsitting alone in the untucked状態で「先週の一人リップシンクに続いて今度は一人untucked、いじめかい!?」ってなってるの可愛かったんですけど…

もうこの三人の中の誰が帰るのでもしんどい中、下された審判はアランチャvsウガセオ氏。仲良しコンビじゃん!キキとララじゃん!つらぁ!二人ともリップシンク良かったんですけど、ここでお尻を出した子一等賞の法則が発動してウガセオ氏の勝利となりました…。


ア〜〜〜ラ〜〜〜ンチャ〜〜〜カスティ〜リャ〜ラ〜マンチャ〜…(たっぷり4小節使って)


ワークルームの雰囲気の良さに最も寄与していたのが、アランチャの屈託のない笑顔や、温かくフレンドリーな態度や、優しく穏やかに寄り添う姿だと思っていたので、ここでの離脱が本当〜に寂しいです。スプリームさんもそりゃ悲しい笑顔になるわ。こんなにキュートでチャーミングな子、嫌いになる人なんていないんじゃない?って初回からずっと思っていたのですがまさかの放映前からヘイトが飛んでいたらしいと言う話で、この世は魑魅魍魎ばかりか!?とびっくりしていたのですが…わからん…好きになるポイントしかなかったんだが…好きにならないのはそれはそれでChoiceだけどヘイト送ったらダメ絶対…

本当、自然体で過ごして、どの場面でも楽しんでる姿を見るのがとても楽しかったです。老若問わず幅広い年代、お茶の間に愛される明るいキャラクターだと思うので、これからもたくさん活躍の機会がありますように!と思うばかりです。もし私がテレビ番組のプロデューサーだったらフレンドパークとか帰りま10とか逃走中とかそういう一生懸命がんばるタイプのバラエティ番組のオファーを送るのに…パージェーロ!パージェーロ!って応援したい…スペインのプロデューサーよろしくね…

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さてこのエピソードでもう折り返し地点です。え〜やだ〜短すぎる!ウガセオ氏、カルメン、サヒタリア、キラークイーンの1勝組、プピとドヴィマの勝ち星なし組…という感じですがこの後どうなりますかね…開始前に展開予想した時にメモで「カルメンさんはスナッチゲーム超えられるかが肝」って書いていたので、そのまま山を越えてフィナーレまで行ってくれるといいなぁと思います。もう一人、サヒタリアはファッションクイーンが苦手だと見られがちなコメディとスナッチゲームを上手く回しているので、この調子でTOP3まで残りそうな気がする。あと一人は…っていうかこの後3人も落ちるの?えっ無理じゃない?ハートが保たないよ??という気持ちです…本当みんな好きだからこのまま初代ネクスドラァグスーパースター、初代ネクスドラァグスーパースターR、初代ネクスドラァグスーパースターS、初代ネクスドラァグスーパースターSSみたいにこのメンバーで何戦もやりませんか…?(無理)