あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

RuPaul’s Drag Race Season14 ep6 "Glamazon Prime"感想

この間ボールやったじゃん、またソーイングかよ!と思いつつ、その人の実力が見えやすいチャレンジなので好きです。メインチャレンジがそのまんまランウェイに繋がるので、メインで失敗してもランウェイで挽回…みたいな逆転もない一発勝負なので、分かりやすいですしね!

 

 

 

 

 

 

I'm watching Glamazon Prime on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdr14-glamazon-prime

 

 

 

 

 


…分かりやすいですしね、とかさっき書いておいてあれですが、今回全然分かんなかった。ジャッジング分かんなかった、気が合わない!結構他の人の反応を見てもジャッジング謎だねって言っている人が多数だったので、そうだよね〜と思いつつ、私ならこの人がトップでこの人がボトム、みたいなのは意外とそれぞれ違っているのがまた面白いです。人には人の評価基準、それでいい。


私だったら高評価だった人から順番に、

トップ…アンジー、カムデン婦人、ダヤ

セーフ…ボスコ、ウィロウ、ジョージャス、ジャスミン

ボトム…デジャ、ケリー、マディ

という感じかなぁ。

順番にそれぞれの衣装に思ったことを書いていきますね。


アンジー…とにかくやることにソツがない、うまく纏めていると思う、上品でクリーン

カムデン婦人…パステルカラーの色使いがとても良い、ちょっとコスチューム感はあるけどヴィクシーエンジェルみたいで可愛い、コルセット貼り付け系なので若干辛めに評価したけどウィナーでもよい

ダヤ…よくまとまっているし作りもとても綺麗だと思う、diarrheaちゃん可愛いしネーミングが良い

ボスコ…ヒーロー感あってカッコいい。今までと違う形なのも評価。

ウィロウ…きゃわいい、ファッションに自分らしさを入れるのが本当に上手

ジョージャス…一回失敗したあと短時間でよくまとめたと思う、自分に似合うものをよく知っていると思うし、プレゼンも良い

ジャスミン…色使いが良い、イヤリングは余計だったと思う、前ショーツ部分がオムツ感あるのが若干気になる

デジャ…前回と違う形を目指そうという姿勢と色使いはよい、シルエットのトータルバランスがあまりよくない

ケリー…透明な素材だけで纏めた方が良かったのでは?と思う

マディ…コンセプトとランウェイ表現はとてもよい、衣装そのものが少し弱いのと、自分を活かすシルエットにできていないのかなと思った


私は今回本当にダヤちゃんに同情してしまって、クリスタルに似てる、そこから抜け出せみたいなこと言ってるけど、ダヤちゃんらしさをちゃんと拾ってくれないジャッジの節穴が悪い!と思っています。ep2でも同じようなことを書いたな。本当、ダヤちゃんがuntuckedで色々ぶーぶー言ってるんですけど、分かるよダヤちゃん!って頷きながら見てしまいました。ちょっとね、顔がめっちゃ良くて、体型にも恵まれていてっていうクイーンが何人かいて、この人ならオムツで出てきてもめっちゃ褒められるんじゃないか・リンダエヴァンジェリスタ・って思ってるところがあって、そろそろstop relying on that body〜♪って言われてもおかしくないタイミングでは?って思っているんですが意外と言われない…別にどうやって衣装を作ろうとも最終的な完成形がよければ良いというのも真実なのですが、でもコルセットandパンティ(通称コルパン)とかまた水着やんみたいなことを突っ込むシーズンもあるのに今回はそのあたり全然言わないんだな〜みたいな感じで見ています。そして、頑張ってもがいてフルパッケージを作ったダヤちゃんが少なくともトップに行けると思ってたって言うのは私は理解できるな、と。

私もキャンプとは何かを全然分かっていないのでこういうこと書ける立場ではないのですが、ちょっとルポールのジャッジがいつも、キャンピィだったり、ポップアンドファニーみたいな感じなものに対しての評価が辛めだと思っていて。そしてさらに、それをダヤちゃんがやるとクリメシちゃんと同じ路線だねって先入観で見られちゃってて、それだけで評価から外されてしまうのかな、と。今回ダヤちゃんが勝つ道があったとすると、ルポールの好む正統派グラマラス路線をやるくらいしかなかったかなと思うんですけど、それってダヤちゃんのスタイルを曲げさせることだから…クリスタルっぽさを消せっていうけど、それってダヤちゃんっぽさを消せっていうこととほぼ同義じゃないのか?って悲しくなっちゃいました。

なんか本当、その人の個性を受け入れる方向で番組をすすめてほしいんですよね、私はカムデン婦人の唇が薄いのも最高に好きだったので、もっと大きく書いた方がバランスいいって言って変えさせたのもちょっと悲しかったです。画一的なお顔を目指して何が楽しいの…?個性を楽しんで愛そうよ…?

そんなこんなでダヤ・ベティちゃんが辛口のビター・ベティちゃんになっても、酸っぱいアシッド・ベティちゃんになっても私は受け入れるけど、もう両方ともその名前のドラァグクイーンおるからね、ダヤちゃんのままでいいからね…


そしてダヤちゃんの不満タイムのあとにもuntuckedで一揉めありましたね、本編中にuntuckedでこんなことがありました!って入るの珍しいのでちょっとヒヤヒヤしながら見ましたが、今まで割と物静かに過ごしていたマディが声を荒げる様、これはこれで、ここで感情を出せて良かったね、とか思ってしまいました。ジャスミンがパフォーマンス強いことは分かっていたのでリップシンクの結果もなんとなく予想できてしまっていましたが、でも私マディのリップシンク好きなんですよね!すごく歌詞の意味を活かした、世界観の伝わりやすいリップシンクをしてて、頭のいい人だし、表現者としてとても良い姿勢だよなぁと思います。最初はちょっと、話題性のために呼ばれたんじゃないの?お手並み拝見〜くらいの感じで穿った目で見てたところがあったのですが、とにかくコメディチャレンジでのクレバーさと適応力で好きになってしまったし、ランウェイも毎回プレゼンテーションが良かったのが印象に残っています。マディが来てくれて面白くなった部分って本当にたくさんあったと思う、本当出てくれて良かった。一言だけ文句を言うならば、ダディ(空気人形)は連れて帰ってあげて欲しかったです。

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次回、アクティングチャレンジ…またぁ??(失礼)その次の回あたりでぼちぼちスナッチゲームが来ると思っているのですが、私はルージカルとかガールズグループとかそういう歌ったり踊ったりのチャレンジを待っています。まだー??