今回はリユニオン!いや〜泣いても笑っても今回が終わればあとフィナーレでウィナーを迎えるだけですね…長かったシーズンのはずなのですが、ここまで来てみるとあっという間のような、名残惜しさばかりが深まります。みんな大好きだよ〜久しぶりに全員が揃っているところが見られて嬉しい!やっぱり全員参加のリユニオンが好き!!
I'm watching Reunited on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdr14-reunited
いいシーズンだな!と思っていてもリユニオンでちくりと棘のようなものが残ってしまうこともあるじゃないですか。「貴方はミスコンジニアリティじゃないわ、ファンフェイバリットなら分かるけど」って言われちゃったりとか、気分を害して帰っちゃうクイーンがいたりとか、誰を応援してる?って聞かれて誰からも名前が上がらないクイーンがいたりとか…そういうすっきりしない展開を恐れていたのですが、全体的に平和だったs14はリユニオンも大半は平和だったので、ホッとしました。
唯一揉めてたと言えばクイーン同士のバトル特集!のところですが、大半ジャスミン絡みだったのでちょっと笑ってしまいました。人と人との間のことなので、火種を作りがちな人がいたり、着火しやすい人がいたり、化学反応でいろいろなことが起こってしまうのも当たり前だと思うので、対コーンブレッドも、対マディも、まあそういうこともあるよね〜という感じで、特に対マディはみんなニコニコ話していてネタにすらできる余裕があるな〜なんて思ったんですが、対ダヤだけは見ていてしんどかったですね…この後にちゃんと話す時間を持ったとのことを二人ともTwitterにあげていたのですが、リユニオンのその時、ごくごく最近までわだかまりがあったんだなってちょっと驚きました。私は連絡したけど貴方が無視した!そっちこそじゃん!みたいなの超不毛すぎる…でもよくある…わかる…。私はジャスミンもダヤもどっちも悪くないと思うし(悪いとしてもどちらかが悪いんじゃなくて相性が悪いんだと思う)別に全てのクイーンが仲良くするべきだと思ってるわけでないし、仲が悪くてもわざわざ傷つけ合わなければ全然いいと思うのですが、でもタイミングがずれて分かり合えないってのはしんどいよなあ。ジューンが「競争下にある環境での物凄いストレスをどう処理するかは人それぞれで、ダヤについてはそれがああいう出方をしてしまったけど、ダヤ本人が悪人かっていうとそうじゃない」とか、ケリーが「今回番組で一番不当なヘイトを受けたのはダヤだよね、それはおかしいよね」ってフォローしてくれたのは本当にありがたかったです。本来ならクイーンたちからいうのでなくて番組側からもう少しヘイトダメ絶対ってことは打ち出してほしいのですが…!!
なんだかんだでジャスミンが今シーズンのドラマクイーンとしてたくさん時間を取ってもらっていた気がしますが、それ以外のみんなもちょこっとずつはスポットライトを当ててもらっていて良かったです。もっと当ててくれてもいいんだけど!ジューンはチョコレートがmemeになった話、アリッサはシーズンのTradeだったこと、コーンブレッドは離脱メッセージのところとウィロぴのタトゥーを入れたところ、マディは初のヘテロセクシャル男性出演者だったこと、ケリーは初の(番組中にカミングアウトしたり番組後に移行開始するのでない)オープンリートランスジェンダー女性参加者であったこと、オライオンとジョージャスはちょこっとラブの話(オライオン離脱の際にお手紙を残していてちょっと片鱗はありましたよね、はーかわいい)デジャはリル・ジョンのモノマネ…。デジャへの!スポットライトが!足りない!のが不満なのですが、どんな話題でもニコニコお話を聞いて、周りの人がしんどい話題を振られてる時はニョキッと手を差し伸べてるところ、私は見てましたよ!(贔屓)
去年紙袋ドレスによって爆誕したゴールデンブート賞が今年も引き継がれてるなんて思わなくて笑っちゃいました。まさかここでララリーちゃんのお顔が見られるなんて!嬉しかったなぁ。そしてマディとダディは受賞おめでとうございます(?)そこまで悪かったかなぁ?と思いつつ、このシーズンたしかにパッと悪いルックが思い浮かばないのですよね、改めてレベルの高いシーズンだったと思います。そして去年の紙袋バッグの強烈さも改めて浮き彫りになるという…
Top5クイーンたちの時間は割と少なめ、でもそれは来週フィナーレで見られるだろうと思うのでとても楽しみにしています。はーみんな大好き、先週から変わらずチームを選べていない私です…
一番手の内を明かしていなくて、一番フィナーレで驚かせることをやってくれそうなので優勝に一番近いのではと思っているのがウィロウ。ep1から入水自殺をモチーフにトースターをバスタブにぶち込んで度肝を抜いてくれましたが、とにかく発想力が今シーズンずば抜けていて、ランウェイの度に「すごいデザイナーを抱えたりお金を持つことじゃなくて、結局大切なのはアイディアなんだ」って思わせてくれたユーモアとファッションの融合が素晴らしかったです。ドラァグレースの歴史としても、今までのウィナーと違ったタイプの味わいを持っているクイーンなので(全てのクイーンが唯一無二なのも分かっていますが!)彼女が優勝するのが一番面白い風を吹かせるような気もします。
トラックレコードで言えば一番手なのはレディ・カムデンでしょうか。日本語字幕のカムデン婦人というのが気に入ってしまっていつもカムデン婦人と呼んでしまっていますが…レディ・カムデンはわりと初期は他のクイーンから有力候補だとは思われていなかった感がありましたが、アクティングチャレンジ回でダヤと二人でトップになってリップシンクで勝利をもぎ取ったあたりからいい波に乗ったなぁという感じがします。とにかくダンスが良くて、ただ踊れるだけでなくて表現力があるところを見せつけてくれて、後半のパフォーマンス系の課題で輝いてくれたのが素晴らしかったですよね。番組の傾向として、トラックレコードが一番いいというのがなかなか優勝に結びつかなかったりするのですが、そのジンクスを破って気持ちよく勝って欲しいなぁという気持ちがあります。イギリスツアーとかもあるだろうしね、インターナショナルな展開も最近かなりありますし、いいんじゃないでしょうかイギリス出身クイーンの優勝、ビジネスチャンス的にも。
同じく3勝、でも危うく帰りかけたところをゴールデンバーに救われたボスコ。私「毎週クイーンに期待させておいて、結局よりガッカリさせるくらいならチョコレートシステムなんていらん!」って思ってたはずなのに、最終的には本当チョコレートシステムあって良かったって諸手を振ってしまってます。本当ボスコがフィナーレに残ってくれて良かった!ゴールデンバーの件だけでなく、リップシンクスマックダウンで最後まで残ってしまったりとか、リップシンクとなるとちょっと心象的に厳しいのかなと思うのですが、でもフィナーレは一人ずつのパフォーマンスで決勝に残る人を決めるということで、まだまだ全然いけるぞ、分からないぞ、素敵なところ見せてくれよ!って思ってます。
最初のエピソードからこの人は絶対最後まで残るって思わせてくれて、そしてその通り残ってくれたアンジェリア。最初に想定してたよりは楽な道じゃなかったかもしれないけれど、でも人との勝負じゃなくて自分との戦いなんだ、って淡々と課題に応えていくプロフェッショナリズムが常に格好良かったです。ファイナルに残った5人の中では一番正統派かな、と私は思っていて、だからこそ、フィナーレで意外な姿やびっくりするような要素を入れて驚かせて欲しいな、ととても楽しみにしています。
最後にダヤ。前々回のブログで、インスタでタグ付けすると反応を毎回のようにくれるクイーンが3人いて少し贔屓していると書いたのですが、ジャスミン、デジャときて、最後の一人がダヤなのです。自分が主役のように描かれていなくても毎回いいねって喜んでくれるので本当にありがたかった。もちろん私だけでなくて、沢山の人がダヤを愛して、ダヤのことを絵に描いたり、作品を作ったりしていて(毎週のように欠かさず行動しているファンの多さは私の観測下では一番だったんじゃないかな)そしてその人たちに対して毎回ダヤが感謝と愛を伝えるのを見ていたのですが、ダヤはすごくものづくりを愛していて、自分の世界を自分で作り上げることを大切にしていて、そしてそれを理解してくれるファンを愛して、ファンがものづくりで応えてくれることを誰より喜んでいるな、自分だけでなく他人も、クリエイティブであることを美しく尊いと思っている人なのだなぁと思っています。そこがとても好き。あとこのシーズンで一番辛かったことは最初のエピソードで帰された事だけど一番良かったことも同じで、それで燃え上がってなかったらフィナーレまで残れなかったと思う、って語っていた反骨精神の強さも大好きです。番組の采配によってクイーンのメンタル状態に負の影響が与えられてしまうことを私はとても恐れているのですが、こうやってバネにして輝くクイーンがいるから番組側も劇薬を盛ってくるんだよな…と。
そんなこんなで結局team全員、みたいな感じの私ですが、誰が勝っても祝福できるシーズンほど良いものはないという持論を持っていますので、とにかく来週のフィナーレを楽しみに、誰が勝っても祝杯をあげる気持ちで一週間過ごそうと思います。久しぶりに観客入りの大舞台なのも本当に楽しみ!拍手や歓声でみんなに祝福されたウィナーを迎えるのを本当に楽しみにしています。