あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

Canada's Drag Race Season3 episode7 "Squirrels Trip"感想

今週のカナダはルージカル〜!!!

 

 

 

 

 

I'm watching Squirrels Trip: The Rusical on WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/cdr-307

 

 

 

 

 

昨シーズンはep2で早々にルージカルだったので待ちに待った!という感じですね。前回は11人、今回はたった6人と少し寂しい感じはありますが、その分各人の見せ場が長くて見応えはありました。4人はソロパートが長くある感じで、アルマとジゼルの二人だけがペアパートだったのですが、こういう時のペアパートって普通に上手くやるだけでなくプラスして二人の調和力が求められて、一人だけ飛び抜けて上手くても下手でもチェックされるのでちょっと損じゃない〜?と毎回感じている気がします…多少役柄の美味しい・美味しくないはあるのは仕方ないにせよ、アンサンブル的なパートの人が苦い思いをすることが多いので、ちょっとどうにかならんかなぁ…といつも思う私でした。


最近のルージカルはなんとなくちょっとファンタジー感あるというか、ちょっと現実から離れた世界観のものが多かったので、今回はめちゃめちゃ世俗的で親しみやすくて面白かったです。その辺りにいそうなキャラクターたちだからこそ、人によっては自分のパーソナリティに近い役柄を選べたのも良かったですよね。「ロニーは超ビッチで誇大妄想気味…」って説明された瞬間にキミーがフィアサリシャスちゃんを指差して、本人もピッタリ〜!ってやる気でおかしかったです。ジェイダの明るいキャラクターはルージカルの導入部分のトーンを決めるのにぴったりでしたし、一番難易度の高いダンスパートをキミーちゃんは練習の時からばっちり決めてくれたし。でもやっぱり一番は、ダンスがそこまで得意というわけではないヴィヴィアンが、ダンサーとのタンゴ風ダンスをペアどころかトリオダンスで決めてくれたのが痺れましたね!一人で踊ってバックダンサーが後ろにいる、というのと組んで踊るのとはまた違った難しさがあると思うのですが、すごく印象的なパートを上手くまとめてくれたなぁと思います。そうするとやっぱり損するのはペアパートなのですよね…うっ。歌が得意でないジゼル、ダンスが得意でないアルマのペアで、お互い補い合っていて良いと思ったのですが…


ところで本番に向けてみんながメイクしてる中、アルマは発話障害の話、ジゼルは虐めにあった話…と真面目にトラウマの話をしている中で、同じテンションで「幽霊に犯されたんだけど…」って話をジェイダが真面目な顔でしてるの、おもろかった。なんだったんだ。


ランウェイも大好き〜!なんですが、ごく最近Twitterディストピア(文明が発達し秩序が高度に保たれている理想郷に見えてなんらかの厳しい法律や制約を守ることが義務付けられた世界)とポストアポカリプス(文明が崩壊したあとの世界)との違い…みたいなつぶやきを見たので、ディストピアよりポストアポカリプスっぽい人が多いな…と思いつつジャッジも気にしていないようだったのでまぁいっか!と思いました。ヴィヴィアンのが一番好きだったのでメインチャレンジの良さとも相まってウィナーになって良かった!なんか動物の角とか骨とか歯とかそういうやつに畏怖とロマンを感じてしまうのですよね…私も自分の子供たちの抜けた乳歯をハイターで消毒して取っておいているから分かる…(たまに眺めながら酒を飲む、本人たちが独り立ちする時に欲しがったら渡すし、欲しがらなかったら私のお棺に入れてもらう…)キミーは良かったけど絶対あれ言われる言われる言われるって思ってたらやっぱり「ブラパンやん!」って言われて笑いました。各シーズンそういう人が一人くらいいないと楽しくないのでいいと思います(s14のボスコちゃんの方を見ながら)フィアサリシャスちゃんは付け歯のせいで喋れなくなっててキミーに「ずっとその歯でいて欲しい…」って言われてて笑ったし、ジェイダは一人だけ「裏庭にディストピア出たからちょっと倒してくるわ!」みたいなルックで愛おしかったです。もうこの段階に来るとルックの一つ一つから出てくるそれぞれのパーソナリティが愛しすぎる。


untuckedでヴィヴィアンとアルマが仮面をチュッチュさせてたのが可愛くて、また癒し〜!!と思っていたのですが、残念ながらここでアルマが帰ってしまうことになり…ジゼルもアルマも二人とも、とても良いリップシンクをしてたと思うのですが、悲しいけど一人は帰らないといけないので…アルマの歌詞をきっちり拾った動き、好きだったし、とにかくいつもニコニコで自分の世界を持っていて、苦手な分野もまじめに頑張って取り組んで…ひたすら高感度の塊かつ私の癒しだったので、いなくなるのさみしい〜!と思いつつ、でもトップ6とか本当すごいよ、頑張った!!と褒めたい気持ちがとても強いです。


次回はボールチャレンジのようで、またデザインチャレンジ!?とのけぞってしまいました。予算がない(決めつけた)シーズン、コンテスタントに負担かけがち。お裁縫できるチーム二人(ヴィヴィアンとジゼル)とホットグルーガールズ(ジェイダ、キミー、フィアス)ですが、どうなることやら…マスカレードボールというテーマはなかなかオタク心をそそられる面白そうなテーマなので、素敵なルックに出会えるといいな!と期待しています。