あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

Drag Race Belgique Season1 ep5 "Snatch Game - Belgique Season 1"感想

今週のベルギーは6人でのスナッチゲーム!さて分かるセレブはいるのかいな…と思っていましたが、やっぱり認知がぼんやりで…セルジュ・ゲンスブールは…なんかアンニュイな感じの…男性だよね…とか、ヴァネッサ・パラディは…たしかきれいな女性…みたいな感じで、本当ふわりと成り行きを眺める感じになってしまいました。ご、ごめんよー。ただでさえセレブに疎いのに、ベルギーで著名な人は完全に範囲外だよう〜…

 

 

Estoy viendo Snatch Game - Belgique Season 1 en WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/drb-105

 

 

 

その前に上半身と下半身を別々の人が動かす面白ミニチャレンジのコーナーがありましたね。私、s6が親なので(初めて見たシーズンがアメリカのs6、の意)ep3でやってたよね〜懐かしい何回も見返したわ!とちょっと感慨深くなってしまいました。こういうわちゃわちゃしたチャレンジ、結構好きです。ウィナーになったスーザンとマドモワゼル・ブープはカミソリをガチで使ってませんように、カバーつけたままで剃ってるフリだけでありましたように…と祈ってしまった、安全至上主義&体毛を愛する民の私です。ヒヤリハット、ダメ絶対。すね毛、勝手に剃らないで絶対。


さて、スナッチゲーム。皆わからん…と思いながら見ていた私でもなんとなく、ドラァグクエンさんはいい感じで酔いどれな政治家感を出して一歩リードしていたのでは?と思って見ていたのですが、ジャッジの好評だと「ちょっとありがちな感じすぎたね、ギミックに頼りすぎ」みたいな感じであまり評判が良くなく、見る目がないなあ自分、と思ったりしました。マドモワゼル・ブープはこまめにお帽子変えてるのがかわいいね、笑いも取れてるね、うふふ、みたいな感じだったのですが、演じられていたアメリー・ノートンという作家の方は自身の日本での就業体験をもとに書いた自伝的な小説で著名になったという方らしく、一つ勉強になりました。あとはどうかなぁ、スーザンは歌声も披露しつつ若干力技でも笑いを取ろうと頑張ってるな、という印象で、あとの残りの3人は…ふんわりと…空気感で…がんばっているがどうか…?と感じていました。合っているかしら。多分ジャッジのコメント的に間違ってないと思うけど…たぶん…


っていうかスナッチゲームのゲストにみんなのお姫様ことエスパーニャs2に出演していたベルギー出身クイーン、ジュリジ様が来て麗しい姿を見せてくれてとても嬉しかったです。相変わらずの薔薇色の頬のお人形のような美しさに惚れ惚れしてしまいましたが、もう一人のゲストのプラスティック・ベルトランさんにチュッチュされていて私はンマァ!とスネちゃまのママのような声を出してしまいました。手袋越しとはいえ姫様の玉のお肌に…!最後にはこの世で一番甘くて柔らかいと思われる唇に…!?ンマァ!ンマァ!姫、殿中でござるぞ!(混乱のあまり世界観がおかしくなっている)


ランウェイはみんな大好き「千人の〜」のシリーズ!(千と一人の…って言ってたけど。どうして一人増えた)アメリカではDIVAがテーマになることが多いので、オードリー・ヘップバーンという女優さんがテーマになったのが意外な喜びでしたが、そうか彼女はベルギー出身だったのですね。バレンシアガちゃんの「麗しのサブリナ」、スーザンの「マイ・フェア・レディ」、マドモワゼル・ブープの「パリの恋人」など、見たことある!という衣装に自分なりのアレンジを加えているようなパターンから、「ティファニーで朝食を」でのパジャマルックというちょっと意外性ある衣装を選んだピーチや、「マイ・フェア・レディ」で花売りから淑女に成長する様子をリヴィールで自分なりに表現したアテナ、ティファニーで朝食をの象徴的なキセルを燻らすシーン…のキセルそのものを表現するという異色なテイクを見せてくるドラァグクエン(この人、本当一筋縄では行かない感じが面白いわぁ)など、幅広くてなかなか面白かったです。


ランウェイが終わったところで、定番の「誰が帰るべきだと思う?」という質問が来てしまって、嫌だなーーーーと思うと同時に、でもジャッジングの前に聞いてくるのは新しいな、と思いました。まあそうなるとトラックレコードで語る人ばかりになってしまうんですけど…ごめんよバレンシアガちゃん…もしもジャッジからの講評のあとで聞かれていたら、今回のチャレンジで一番ジャッジからキツいこと言われてたのはあの人では…?みたいな感じでもう少し票が割れていたのでは?と思ったりしました。どうだろう。勿論最大のライバルの名前をあげたっていいんだぜ!

 

マドモワゼル・ブープがようやく一勝できて応援してる私としては嬉しい限り、でも可愛いバレンシアガちゃんがほとんどの人に名前を挙げられて、それでも笑顔を頑張って作ってるところは切ない限り…という感じでした。リップシンクは三回目のバレンシアガちゃんと、衣装をもっとドラァグアップするべきだと言われてしまったピーチさんの戦いになり。コンフェッションではチャーミングなんだけど、なんだかドラァグペルソナとしての個性がなかなか見えてこないなぁ〜とep5にしてまだ思ってしまっていたピーチさんがここに来て、シャツを脱ぎ捨てて用意周到にボディスーツにリヴィールしたのは面白かったです。やってくれるじゃん!

でも私はバレンシアガちゃんのリップシンクが好きなんだ〜!!!ep3の3人リップシンクの時から思っていたのですが、ちょっと没頭型というか憑依型というか、音楽にきちんと自分を溶け込ませて、歌の世界の中から語りかけてくるようなリップシンクなんですよね、伏し目がちに一生懸命メッセージを語りかけてくるような感じで、私は特に前半の表現は圧倒していたと思いました。そりゃリップシンク三回目となると厳しいだろうけど、でも私は好きだったなぁ…ちょっと顔が可愛くて好きすぎて贔屓している感は否めないのだけど…好きだったなぁ…ぬいぐるみの犬扱いがちょっと荒かったけど…かわいかったなぁ…

 


さて次回はメイクオーバーチャレンジ!エモーショナルな展開になることが多いチャレンジですが、すでに予告でなんだかジャッジがウルウルしておる。どんな感じになるのかなぁ、まったく予想つかなくて楽しみです。個人的にマドモワゼル・ブープ様一推しなのですが、こういうチャレンジでドラァグクエンさんがどんなことやってくるのかめっちゃ気になって仕方ない自分がいる。面白い人、好きです。