あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

Drag Race Holland Season2 episode2 感想〜

なんか今週はwow presents plusのエラーなのか、動画がアップされてからしばらくエラーで見られずにヤキモキさせられたりしました…やきもきした分、やっぱり私この番組を楽しみにしてるのねって改めて自覚したりして。


今週は過酷なフォトシュートチャレンジからのガラクソーイングチャレンジという、ep1に出されることもある王道課題の組み合わせでしたね! s1の時の初っ端のフォトシュートが大きい水槽の中にダイブするやつだったので、s2で風がビュービュー吹くってことは次のシーズンは土か火か…過酷すぎる…なんて妄想しながらのんきに見ていたら雨まで降り始めて、スパルタ!と思いました。そもそもタックした股間に自転車の時点でハードモード…!

勝利したザ・カウンテスちゃんはウィッグも仕込んでいて、かつ流石のフォトジェニックさでしたね。私はあとは笑顔が素敵なラブマシシさんが良かったと思います。


メインチャレンジ勝利のボーナスとしてソーイングに使う素材をみんなより20秒間早く入手できる権利をゲットしたカウンテスちゃん、ワニの浮き輪をゲットしていたので「一体何…?ネタ要素…?キャンピィに仕上げるのかしら?」とか思いかけたのですが、ガチでクロコダイル素材的に使ってハイファッションみのあるデザインでしたね…!どうしてもビニール素材なので高級感が出るとまではいきませんが(個人的には何を使って作ったかが分かるのは好印象です)ビニールのクロコダイルと造花の草とでよくまとまった衣装になっていたと思います。ミニチャレンジに続きメインチャレンジも納得のウィナーでした。

今回寝袋で衣装を作ったメンバーはなかなか、素材被りのせいか目立ってしまったのか厳しかったですね…その中ではパッチワーク仕立てで一番良かったヴィヴァルディがトップ、残りの二人のアイヴィとレジーがボトム2となかなか辛い評価でした。今年はソーイングチャレンジで寝袋を使っての神ルックがs13で既に産まれてしまっていたので、それを見た視聴者の目が肥えてしまっていたのもまた不運だったかも…?

ヴィヴァルディもトップ抜けするほど良かったかと言われると個人的にはケタさんのほうが好きだったかな、ヴァネッサさんの蚊殺しプレゼンテーションもよかったよな、と思いつつ、でも「実はタッキングしてませんでした…シーッ!カルロには秘密ね!」が可愛かったので100点です。いいじゃないか、タッキングしなくても。

やはりトップ抜けのラブマシシさんも、私はケタさんのほうが…と思いつつ、でもマシシさんはランウェイでフレッドが「あなたはパフォーマンスもいいし、衣装もいい、なんでそんな自信がなさそうなの、勿体無いよ」って尋ねて喝を入れてくれたのがとてもいい機会だったんだろうなと思ったので、よかったなぁと思います。


ボトムは…んーーー私まだタビサさんのこと好きになれてなくて!できるだけ番組の中のことだけで判断しようと思っているのですが、放映前に話題になっていたislamphobicな過去のsns投稿のことが気になってしまっているのと、ep1でヴァネッサと会話していた時にちょっとトランス女性に投げかけるにはどうなのかな、マイクロアグレッションではないか…?と思われる発言があり、ちょっとザラザラした気持ちで見ています。ワークルームでカウンテスちゃんと話して、若い人たちから色々学んでるみたいなことを語っていたところはよかったのですが…

個人的には僅差でアイヴィとタビサさんがボトム2、3逆かな、と感じつつ、でもまあタビサさんはきっとスナッチゲームとかコメディ系チャレンジをさせずに帰らせるわけにはいかないよね、と…。面白いといいなぁ、好きになれるといいなぁ。


アイヴィは応援しているうちの一人なので(アジア系というだけでもう応援しちゃうし、ハッピーなキャラクターで見ていて楽しいので!)残ってくれて嬉しいのですが、レジーが帰っちゃうのは寂しいな〜…オランダの良いところのとても大きい一つとして、クィアな人々をエンパワメントするだけでなく、disabiltyを持つ人や、先天的に人と違う症状を持つ人をコンテスタントとして選んでいるところを私はとても評価しています。s1は片耳難聴のコンテスタントがいたのですが、今回はレジーが多指症で小さい頃に片手と両足の手術を受けた旨告白していて、「その時激しい運動、特にダンスはできないだろうって言われたけど、あいにくだけど問題なくできてまーす!」って力強く伝えてくれることが、どれだけ同じ症状を持っている・持っていた当事者やその家族に勇気を与えることか、と考えると本当に嬉しい気持ちになります。脚に合うヒールがないのが難点なんだよね、と言っていた言霊のせいかステージでヒールが壊れるという不運に見舞われましたが、でもそれでも動じず堂々としたランウェイウォーク、そして二週連続で迫力のあるリップシンク、とっても格好良かった…!本当フレッドの言っていた通り、今週は接戦だったと思います。寝袋ドレスに合わせたアイマスク、可愛かったな…

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しかしなんだかリップシンクの選曲が二週連続で今年どこかで聞いたやつですね。先週はAS6ep3、今週はUKs2ep5(アレンジ違い)…オランダは昨シーズンも英語の曲ばかりでしたが、エスパーニャが独自路線でスペイン語の曲ばかりだったのでちょっと面白いなと思いました。


来週はスナッチゲーム!昨シーズンは全然オランダのセレブ分からないマンになってしまったのですが、今シーズンはどうかな〜…タビサさん以外はコメディ得意なのかどうなのかもまったく予想できない感じなので、どう転ぶか楽しみです。


ところでマイ・リトル・プニさんのオフドラァグの時の落ち着いた語り口というか、声が非常にツボに入ってます…まさか自分がtrade of the season的なポジションとして名前があがるとは!ってびっくりしていたようなのですが、ちょっと分かるわぁ…