あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

イベント感想: OPULENCE vol.3に行って来たよ

お正月よりも一ヶ月も前にめでたく景気の良いものがやってきました。そう、オピュランスvol3。今回も行ってまいりましたので、感動を残しておこうと思います。(UKの感想ブログも溜まっていますが…!い、いいシーズンでしたね!)曲は録画からShazamで調べてますが間違ってたり抜けがあったり、またMCの誤訳とかがあるかもしれませんがご容赦ください。


海外から来てくれたクイーンたちは、まずはs2で活躍も中盤で残念にも離脱、しかしAS6で美しさを完全に花開かせてアメリカ初のトランスジェンダークイーンとしての優勝を掴んだ、カイリー・ソニーク・ラブ様(クリスマススペシャルの時も可愛かったよなぁ…!)、s9でファイナルまで駒を進め、AS4で史上初のダブルウィナーとして祝福され、王者だけが集まるAS7でも健闘をして最高峰の勝負を見せてくれたタックといえばこの人!という代名詞になっているトリニティ・ザ・タック様、そしてs3で第二位という立派な成績を収め、AS1のタッグマッチ出演後にAS4での圧倒的な活躍に誰もが優勝を期待するもの大きなドラマを残し去ることになって超話題になったマニラ・ルゾン様…!今回なかなか大人なラインナップだなと思いつつも、ポスターのビジュアルは逆にポップな感じなのが新鮮でした。


今回もありがたくミーグリの券を購入することができまして、直接至近距離で美しさを浴びて参りましたよ…!自分的には若干失敗してしまったなぁという感じなのですが(ファンアートを描いて持っていっていたので、持ってもらって撮って貰えばよかった!とか、握手をお願いすればよかったなとか…)でも1番聴きたかったことは聞けた。マニラに「同い年なんだけど、その美しさの秘訣はなんなの?」と聞いたら、「常に21歳だって思い込むこと!」と答えてくれて、なるほどなぁと思いました。あの頃の無敵感、分かるなぁ…そして後ろからカイリー様が「誕生日なんて忘れちゃえばいいの…」とあの気怠げセクシーな声で言ってくれて、トリニティ先輩は頷いてくれて、そんなこんなですんごい笑顔で写真を撮ってまいりました。写真、何枚か連写してくれるのですが、自分の顔が全部同じ猫みたいな目がキュッとなった超笑顔で笑ってしまいました。もうちょっとキメ顔を練習しようと思います、21歳らしく…

f:id:akzkiss:20231214174254j:image


そう、今回も有志でお花を出しておりました。いつもは一ヶ月前くらいに送っていいよ〜って問い合わせ回答をもらっていたのですが、今回は二週間前までお返事がもらえず、問い合わせを担当してくれたお友達はだいぶ精神的に負担だったのではと思います…辛抱強く待ってくれてありがとう!そして2週間でも間に合う花屋、知ってるとも!と教えてくれたお友達も、お花送るから協力してって呼びかけたら本当に2日間とかで手をあげてくれたお友達のみんな(会場に見に来られる人も、来られない人も両方含めて)も、ありがとうございました!いつものお花屋さんの重厚な感じも素敵だけど、ハート型と黄色のお花のベースが今回のビジュアルのポップさに合っていてよかったなぁと思った私でした。クイーンやパフォーマーの方々も喜んでくれたかな?

f:id:akzkiss:20231214174313j:image
あとミーグリの緊張を和らげるために一緒に過ごしてくれるお友達のみんなもありがとう。今回Dragakinatorという、一人がクイーンを頭に浮かべて、他のみんながはいかいいえで答えられる質問をしていって当てるというゲームが爆誕してしまいとても楽しかったです。s12を愛してるのにエイデンを当てられなかったの悔しい〜!!あと事前にお餅(お団子)を食べておくと膀胱の忍耐力がつくというのは真実だったことをここに報告します。次回もお団子食べよう…

 

さてイベントの話に戻りましょう。まずはお馴染み、DJマキシムさんが場を盛り上げてくれてからのオープニングだったのですが、個人的に槇原敬之御大が昔出した全英語詞のアルバムの曲が2曲ほど使われていてブチ上がってしまいました。す、すき…今回マキシムさんだけ写真撮り損ねてしまって申し訳なかったです…

そしてオープニングはリアーナのWhere have you beenに合わせたヴェラちゃんのソロでの力強いダンスから始まり、白い衣装のダンサーのみんなが出てきた後、カラフルな衣装に身を包んだクイーンたちがやはりリアーナのWe found loveに合わせて出てくるという演出で素敵でした。クイーンの衣装の色が全員違って、レインボーカラーで揃うようになってるの、すごくハッピーで好き!こちらもつい動画撮ってて写真が残ってないのが悔やまれます。MCのミスリーディングちゃんがウィッグから香水出してシュッシュしてるところは激写した。

f:id:akzkiss:20231214174523j:image


個別のパフォーマンスの一番手はカイリー。ゼブラ柄のガウンを着て登場して、リビールするのかな?と思いきや、単なるリビールじゃなくて、ステージ上に衣装のかかったラックを持ってきて、着替えていくスタイル。着せ替え人形リアルネスという喜びを我々に与えてくださいました。お着替えの時に見えたお尻のまーんまるさと、綺麗に筋肉のついたお腹にメロメロでした。What you waiting for?、Luxurious、Rich girl、Harajuku girlsのグウェン・ステファニーづくしからの、No doubtのI'm just a girlのコールアンドレスポンス、嬉しかったな…衣装も再現してくれてとても良かったのです。途中のお着替えのスクールガール風のチェックのミニスカートも可愛かった…

f:id:akzkiss:20231214175120j:image

f:id:akzkiss:20231217003519j:image
f:id:akzkiss:20231217003516j:image
f:id:akzkiss:20231214175117j:image

続いての登場はマニラ。無事にシーズン2が決まってめでたい、マニラがホストするコンペティション番組であるドラァグデンのテーマを生歌で歌ってくれました。ここまでのオピュランス、リップシンクパフォーマンスが当たり前だったので、その手があったか!という感じで生歌は新鮮に感じました。アジア色溢れるウィッグと衣装でエレガントに揺らめく姿、とてもよかった!ところでマニラがステージで「ゲイシャどこー?ゲイボーイはー?腐女子はどこー?声出して〜!!!!」と呼びかけてきた時に、誰だ腐女子なんて言葉を教えたのはw と苦笑してしまいました。ついウェーイって手を上げてしまった、多分違うけど。

f:id:akzkiss:20231214175805j:image

トリタク先生はさすがプロフェッショナル、動画で撮り損ねてしまったのですが、手を使わずウィッグを脱ぎ捨て、髪をビュンビュン振り回しながら服を脱ぎ、見事なリビール芸を見せてくれました。そして、本人の通り名「タックのトリニティ」という通り、本当にタックがどうなってるかわからなくてお尻ばかり見てしまったことを告白します。前後左右どこから見ても見事なタッキングなんだよ…どこいっちゃうの…?そして私は「トリニティの有名なお尻プリプリやって!」とオルスタ4のファラちゃんのように懇願しながら来ていたので、生でお尻プリプリが見られて本当に良かったです…一つ目の目標が達成された瞬間でした。曲はLadylikeとSecret Agentだったかな?

f:id:akzkiss:20231214175921j:image
f:id:akzkiss:20231214175917j:image

f:id:akzkiss:20231217003454j:image

東京クイーンのパフォーマンスは、今までのオピュランスではMCを務めてくれていたラビアナ・ジョローさんから。ラビさんは普段から性教育パフォーマーとして活動されていて、ドラァグパフォーマンスにもメッセージ性があると聞いていたので見るのをとても楽しみにしていました。でももう期待以上だった!最初LIL NAS XのMonteroやUriasのDiabaに乗せて淫蕩に耽る悪魔のようなセクシーなダンスを見せつつ、そこに「生産性がない」とか「普通じゃない」とか政治家の人が実際LGBTQ+の人に向けて放ったひどい言葉たちを被せて流して、まるで魔女狩りかのように追われて、でもその先に見えたのは光で…This is meという強いメッセージのある曲と共に光に向かって手を伸ばすラビさんにダンサーの人たちが一人ずつ色々な色のペイントを乗せて行って、体がレインボーカラーに染まっていくパフォーマンス、本当に素晴らしかったです。こういうのこそテレビで見せて欲しいよ〜(ジロジロ有吉さん勇気出してくださいよ〜!)

f:id:akzkiss:20231217003421j:image
f:id:akzkiss:20231214205227j:image

さてここでミスリーディングさん仕切りのMCコーナー。なんだか真面目なトリニティ、茶化すマニラ、ほんわかと空気をよくするカイリーという感じで非常に相性の良い3人だなぁと思いました。

3人とも日本は初めてで、

トリニティ「綺麗で、みんな優しくて、ご飯は美味しくて〜」

カイリー「そう綺麗!LAとは大違い!」

マニラ「うちらが来るまではね〜w 」みたいなこと言っていたりとか、

トリニティが番組で最もチャレンジに勝ったクイーン(s9とAS4とAS7を合わせて11勝)と言われて、

マニラ「で、負けの数は?」

トリニティ「アンタよりは多くないやね」

カイリー「…私はただここに呼んでもらえて嬉しい〜」とバチっとした直後にほんわかさせてくれたりとか、

ドラァグレース以降の活躍や変わったことは?とトリニティが聞かれて「明日引退しても満足なくらい色々なことを成し遂げてきた」と言ったらすかさずマニラが「是非。明日是非引退して」ってツッコミを入れて、トリニティが「アンタはもうその域に入ってるもんね」と返したりと、とにかくトリニティとマニラのああ言えばこう言う感と、後ろでニコニコしているカイリーが愛おしかったです。

あと、カイリーが同じことを聞かれて、ここまで来るには苦労もたくさんあったけど、お化粧を落としてウィッグを外した後も、鏡に映った自分を見て、よくやったねって自分を誇りに思ってあげられること、昔は難しかった自分自身を愛することができるようになった、と言っていたことに超グッときました。私も毎日は無理だけど、そうやってよく頑張ったねって自分に言ってあげられる日を増やしていきたいなぁと思いました。あと撮影、歌を出す以外に、猫ちゃんをお迎えするらしく、お家が欲しいなぁって言っていて可愛かったです。

マニラはドラァグデンのs2が1月から始まるので、ドラァグレース以外の番組で世界にアジアのクイーンを紹介できるような機会があることはとてもありがたいことだと語って、とにかくホストとして公平・平等にあることを心がけているということを話してました。s1のホストとしてシンガポールの賞にノミネートされてる話をしたら、ミスリーディングちゃんが天然なのか意図的なのか今回唯一優勝してないマニラに「そこでは勝てるかもね!」と言ってカイリーにShade!と突っ込まれていて笑いました。そしてまた出た漫才コンビ

トリニティ「リップシンクしたらいいんじゃない?」

マニラ「言っとくけど私はこの人(カイリー)には負けたけどアンタにはリップシンク勝ってるからね」

トリニティ「リップシンクで負けたけどシーズンでは勝ったからいいんだもーん」

と楽しく掛け合いをしていて、本当ある意味仲がいいなぁと笑ってしまいました。

最後に一言、ということで、トリニティは「世界がこういう状態のなかで、クィアなエンタメを守ることはとても大切、今日はありがとう」、カイリーは「来てくれてありがとう、愛は「誰を愛するか、どうやって愛するか」ではなく、とにかく愛がある限り「愛は愛」だからね」と、マニラは「近くの人と顔を見合わせてみて、そして笑ってみて。今ここにいるのはみんなドラァグが好きで集まってる人たちで、ファミリーでありコミュニティだからね!」と三様の素晴らしいお言葉をいただけました。しかし1番印象に残ったのはマニラの「ありがとうso much」という言葉でしょうか。今年のドラァグ流行語大賞に滑り込めるような気がします。

 

そしてMCが終わって最初のパフォーマンスは、私の友達にも熱狂的なファンが多いセラ・トニンさん。オピュランスvol1の時はフェティッシュ、vol2の時はfilthyと必ず他の人と違うパフォーマンスを見せてくれて引き出しの多さを感じてきましたが、今回も天使から堕天する悪魔という神々しいパフォーマンスを見せてくれました。最初はおそらくダンサーの方に肩車してもらってAdam & Steveに合わせて宙に浮く天使を表現して紅白歌合戦小林幸子様を彷彿とさせつつ、途中Slave 4Uに合わせてセクシーかつ力強く悪魔として踊り、最後は横たわって担ぎ上げられてダンサーの方と人差し指で繋がろうとするところ、完全に「アダムの創造」じゃん!宗教画じゃん!!と興奮してしまいました。目が離せなかった…

f:id:akzkiss:20231219083633j:image
f:id:akzkiss:20231214205215j:image

さあ来日クイーン二周目はトリニティから。アリアナ・グランデのBad ideaに合わせて赤いライトの中踊るトリニティのセクシーさが素晴らしかったです。パンティの面積の小ささ、今までのオピュランス史上最小だったのではないかしら…

f:id:akzkiss:20231217003401j:image
f:id:akzkiss:20231214205218j:image

次にマニラがパイナップルドレスで出てきた時に「みんなが見たかったやつじゃん!!」と思わず叫んでしまいました。かわいい、大好き。チャカ・カーンのI'm every womanに合わせて表情豊かにパフォーマンスする中、寄り目をたくさんやってくれてサービス精神を感じました。皆が期待してたやつ、っていうか私もこれを見たくてきたようなところがあるので目標の二つ目、達成です。っていうか指先使ったりとかなんにもないところで寄り目できるのすごくない…?ある種歌舞伎的な芸術だよね…?
f:id:akzkiss:20231214205230j:image

vol1では美しい花魁道中でゴージャスな姿を見せてくれた、ヴィクトリア・ストロンジュさんは今回は、紫色のガウンでUnholyに合わせて踊り、そこから脱いでいくというバーレスクテイストのパフォーマンスで華やかで最高でした。このコルセットで、羽の華やかなセンスで隠してからブラジャーの部分を取り払うとお胸がみっつなのも最高だった!!そういうちょっとした驚かせポイントにストロンジュファミリーの美学を感じます。
f:id:akzkiss:20231217003153j:image

そして続いてはカイリーの二度目の登場。か、完全にキューティハニーじゃん!!!実はAS6のおかげでカイリーの下乳に完全にノックアウトされてしまった私、できれば見たい…などと不埒な気持ちでやってきていたのですが、この美しい谷間から覗いている感じは「見た」と判定して宜しかろうな…?私の「これは見て帰りたいビンゴ」、三つ揃ったので無事コンプリートしました、ありがとうございます。自身の曲であるDo it like Dollyも良かったし、ちょうど新曲ができたところなのと披露してくれたEx Missというクリスマスソングもとてもセクシーで良かったです。生歌パフォーマンス、いいですね…
f:id:akzkiss:20231214205224j:image
f:id:akzkiss:20231214205206j:image

次のパフォーマンスはオピュランスvol1以来のコスミック・サンズちゃん。今回はComputers take over the worldに合わせて、コスミックの名前の通り、宇宙感あるパフォーマンスを見せてくれました。高々と掲げられたギターを手に取るとそこからは緑色のビームが会場中を撃ち抜きまくり、間違いなく今回のギミック大賞でした。光り物ってなんでこんなにワクワクするんだろう!

f:id:akzkiss:20231217003234j:image
f:id:akzkiss:20231214205240j:image

そしてなんだか前方にいるカメラマンのやる気がちょっと出たような…?と思ったらヴェラちゃんの登場です。あ、絶対またジロジロ有吉で特集あるわ、ってなんとなくフフっとなってしまいました。番組きっかけで気になってる人、どんどん会場に見に来て欲しいなぁ!だって前回もキュートだったヴェラちゃんのパフォーマンス、今回も力強くて、エネルギーに満ちていて、最高だったもん。一曲めBellaはなんだかお名前を連呼しているかのようでグッと来るし、Lemonadeも途中お水飲むふりするのも可愛いし、最後のEZまで通して、アメリカンフットボールをモチーフにしてて、タッチダウンするのすごく格好良かった!

f:id:akzkiss:20231214205221j:image
f:id:akzkiss:20231214205234j:image

f:id:akzkiss:20231217003222j:image

トリニティの最後の演目は、番組ではあまり見せていなかったようなホラーテイストを見せてくれて、こんなこともできるんだよって新しい魅力を見せて帰ってくれることが嬉しくて仕方ありませんでした。この衣装はインスタでも上げてくれてて、ゾンビで格好いいじゃん!と思っていたのだけど、黄緑と紫のライトに照らされる姿が本当にホラービューティで良かったです。曲もDEATHからDarkside、そしてDevil is a womanとダークサイド的選曲で良かった〜。
f:id:akzkiss:20231214205209j:image

そしてカイリーはキャットウーマンの格好で登場!露出度が高い衣装よりもある意味フェティッシュでえっちだ…!エチエチエッチフェッチフェチ…と思いながらラバースーツ?ラテックスのテカテカを見つめていました。プリンスのP. control、リル・キムのKitty Box、そしてジャネットジャクソンのBlack catに合わせてマスクを外すのだけど、バイカーの綺麗なお姉さんがヘルメットを外して髪の毛をなびかせる感じに見えていい女力満載でした。
f:id:akzkiss:20231214205243j:image

f:id:akzkiss:20231217003319j:image

ラストナンバーはマニラ。s3に出た後に出した曲だよ、みんなも一緒に歌って!とHot Coutureを生歌で披露してくれました。おおおおお〜🎵って歌うの楽しかった。紅白の大トリ感のある、全員で一体になっての〆のパフォーマンスになってとても盛り上がって良かったと思います。

f:id:akzkiss:20231217003306j:image
f:id:akzkiss:20231214205212j:image

エンディングで全員で挨拶してくれて、ラストに次回は同じZepp新宿で5月19日に決定!というアナウンスがあって。まず最初に日曜だー!やったー!!と思ってしまった自分でした(家庭内の調整が楽なので)翌日に有休とっておいたほうがいいやつだな…いままで3回とも違ったカラーを見せてくれていて、どれも素晴らしいステージなので、欠かさず行きたいなぁと思うと同時に、次のゲストは誰なんだろう?というワクワクもすでに湧き上がってます。シルエットクイズ出たらすぐに当ててやるぜ!!そしてそろそろ本当に私の好きなRock Mサクラちゃんに来て欲しいな…!

 

そんなこんなで楽しかったオピュランス、今回は割といつもより間延び感なくキュッと詰まった印象だったのですが、それもそのはず、同じ会場で公式アフターパーティとしてイベントがあるからだったのでした。オピュランスははどちらかというと(見た目上は)女性のお客さんが多いと思ったのですが、そのあとはゲイの方がターゲットのパーティということで、完全にお客さんの層が入れ替わるのがまた面白いなぁと思っていました。じ、実は入ってみようと思ってチケットも買っていたんですが、持ち物をコンパクトにするためにお財布を変えたら年齢証明のできるIDカードを忘れてくるという大失態をしてしまい、会場に入れなかったのですが…お、お布施だお布施!!!どのみちクイーンのステージは私の終電の後だったので見られなかったのでいいんだい!と、失意も持ちつつEAGLE TOKYOで二杯ほどお酒を飲んで帰りましたとさ(これはこれでお友達とお話できて良かったし、お友達のおかげで一部ダンサーの方とお話できてすごく良かったと伝えられて良かったです)

 

最後に、会場から出たところでお友達とわちゃわちゃしていたところ、出演者の方々も出てきていて、お願いしたら気さくに写真撮影に応じてくれたラビアナさん、ありがとうございました。私もネオンカラーでコーディネイトしていたので、ステージで塗られたレインボーカラーとなんとなくちょっとお揃いのような感じで嬉しかったです。えへへ。

f:id:akzkiss:20231216021720j:image

 

おまけの告白・推しダンサーはほのかさんです。はあ、美。

f:id:akzkiss:20231217173110j:image

RuPaul's Drag Race UK season5 ep4〜6ざっくり感想

なんだか三週まとめて書くのが定番になりそうな気がする、とりあえず前回に続き今回もそんな感じです。最初の3回中2回はエリミなしだったので、ついに展開が動き始めた感じがしますねぇ。毎週ハラハラ楽しく見ています。

 

Episode 4: "DisasterClass"

3つのチームに分かれて、それぞれのテーマについて面白くトークして見せてね!というチャレンジ。チームによって見事に明暗が分かれたなぁ…という印象で、ミニチャレンジで勝利したトマラさんが北部出身面子を集めた「パーティ」チームがチームワークバッチリに笑いをとっていて、三人仲良くバッジを取っていましたとさ。

残りは全員ボトムになってしまったわけだけど、私は一番手の「お仕事」チームは決して悪くなかったと思うんだけどなぁ…特にケイトさんが上手に場をいなしていたのが印象的でした。「ラブ」チームはなかなかの瓦解っぷりで(口に入れた食べ物はちゃんと食べましょう!!)ジャッジングやアンタックドでも少し揉めてしまってこちらはオロオロしてしまったけれど、席を離れて冷静になったバンクシーちゃんが思いの外早く戻ってきてくれて場が納まったので安心しました。えらい。

というわけでラブチームからリップシンク二人が出るのかな、と思っていたら、各チームの最下位がリップシンク、という形になった模様。私正直これ、膝を負傷したナオミちゃんへある種、タオルを投げるような選出だったんじゃなかったのかなぁなんて思ってます。笑いは確かに取れなかったけど、チーム的にはそこまで酷くなかったもんね。ランウェイ衣装も超可愛かったし、チャレンジの時つけまつげつけてなかったからだなんて難癖すぎるぜ。カラメルちゃんはカラメルちゃんで、ここまでの3epでトップ2クイーンとして2回もリップシンクしてて、しかも前回勝ったところでのボトム2リップシンクなのですごいジェットコースターのような展開だなぁと思いますが…そしてリップシンクがすごい、さすが。

ナオミちゃん、笑顔が可愛くて大好きだったのですが、今回のエリミ際の訛った「また会おうぜぃ、クソ野郎!ェーィ!」という明るい去り際にこっちまで笑顔になってしまいました。本当にチャーミングだった、膝の怪我が本当に惜しまれます。しっかり治して、オルスタとかで会いたいなぁ。


Episode 5: "Panto Dames"

みんな大好きルージカル。イギリスで男女逆転劇である「パント」が有名なのはs2のセミファイナルのランウェイでちらりと見ていたのだけど、なるほどこういう感じなのね、というのがわかって楽しかったです。ジャッジも「後ろ後ろ!」とか「そう、その通り!」ってコールしながら見ていて、観客参加型って感じで盛り上がっててとても一体感があって良かったです。

うすうす感じていたのだけど、このシーズン、キャンピィなクイーンを観せたいシーズンなのかなって。メンツもわりとキャンプクイーンが揃ってるし、ルージカルも非常にキャンピィだし、逆にそうでないクイーンは不利なシーズンかなぁ…今回のエピソードは特に顕著だなぁ…みたいなことを思いました。全員良かったと思うんだけど、歌やダンスの出来以上に、やっぱり振り切ってキャンピィに全力振れたクイーンがMooりあがって勝ったし、1番キャンピィさが出せなかったクイーンたちが評価されなかったかなぁ、と。個人的にはケイトさんがもっと評価されて欲しかったよ〜、良かったよね?

しかしエリミ…!!!もったいない…!!私の観測下ではバンクシーちゃんは1番人気だったので、Twitterでも嘆いている友達がたくさんいて、やっぱりそうだよね、みんな好きだったよね…と思いました。特にランウェイが毎回レベル高かったので、こんな序盤で見られなくなってしまうのが悔しい〜!!本人も心残りを晴らすように、もう一回歩かせて?と言っていたのがアイコニックでした。リップシンクはディディリシャスちゃん含め二人とも良かったので(でもやっぱり分かりやすくキャンピィ寄りだったほうが勝つのだなぁと…)エリミなしダブルステイみたいな救済をここで使って欲しかった…ああバンクシーちゃん、このあとボールとかあるなら見たかったな…と唇を噛んでしまったのでありました。


Episode 6: "Snatch Game - UK Season 5"

魔物が住むでお馴染み、スナッチゲームですが、今回は割と順当だったかな…?と。ヴィッキーさんが考えすぎの罠にハマってしまったのは意外だったけれど、ままあることなので、不運だったなぁと思いました。カラメルちゃんも危うい位置にいたかなぁと思ったけどランウェイの素晴らしさで多分セーフ抜けになったんだろうな、と。しかしケイトさんをもっと評価してくれ、ケイトさんを!(3週連続言ってる)ランウェイがちょぴっと弱いのが惜しいんだけど、そのダサさ(失礼!)も含めて、好きです、ケイトさん。

3週連続ジンジャーさんがウィナーを持っていくという展開、そして初回ウィンになったヴィッキーさんがまさかのエリミということで、今後の展開どうなるどうなる。しかし毎週リップシンクが熱いですね。先週は甲乙つけ難し、と思いましたし、今週も二人とも良かったけど、ディディリシャスちゃんが「人を楽しませるためには、まず自分が楽しまなきゃ!」というのを体現するかのような生き生きとした表現をしていて、とてもハッピーなものを見たなぁ、これは文句なしで残しちゃうなぁ、と思いました。でもヴィッキーさん、ランウェイは今週トップレベルに良かったと思うので勿体無いなぁ…!2週連続のバッジ持ちのサシェイ、なかなか容赦ない展開だなぁと思います。


来週はアクティングチャレンジ、またコメディを求められる場面だと思うので、やはりキャンピィクイーンたちにそうでないクイーンがどう食らいついていくのかが楽しみだなぁと思います。毎週楽しい、安心して見られる、幸せだなぁ。


ところで見事にインフルエンザにかかって(あなたの風邪はどこから?私は子どもから!)解熱はしたのですがまだ伏せっております、流行っておりますので皆様はどうかご無事で…気候の変化などにも負けず、どうか健康にお過ごしくださいませ。

RuPaul's Drag Race UK season5 ep1〜3ざっくり感想

皆様お元気ですかー!!UKs5の頃には復活するかも、といいつつ登場が遅れすみません。待ってた?待ってた?(めんどくさいタイプの人間)

すでにep3まで公開されておりますが、さらっとそれぞれのepで心に残った事や人を書き残して、自分のための備忘録とするところからブログ書きのリハビリをしていこうと思います。(お絵描きの方もお友達にお題を出してもらって、一日5分でも1本の線でも描くぞ、という感じでリハビリを始めております、無理はしませんが少しずつ動き方を思い出していきたい所存…!)


ep1 Tickety-Boo

エントランスで印象に残ったのはチェダーさんをドラァグ親として持つバンクシーちゃん(最初、ドラァグレース史上一、二位を争う7フィートの背の高さが印象に残るかな?と思っていたら意外とみんな大きくてそこは目立たなかったのだけど、ほら、私露出度の高い人と、赤いウィッグとシルバードレスに弱いからさ…)と、カリスマ性をビシビシ感じるカラ・メルさん。全体的に今シーズンは割と安定感のあるクイーンが多そうだなぁ、という印象。そんな中若干20歳、シーズン3の覇者クリスタル・ヴェルサーチドラァグシスターのディディリシャスちゃんのウィッグすっぽ抜け事件と表情の豊かさと若さゆえの熱さが印象的でした。ゲストとしてレジェンドクイーンたちが来てくれたのも嬉しかった!

ランウェイは自分のポーランドのルーツをしっかり打ち出したアレクシス・セイントピートちゃん、やはり赤いウィッグとちょっとダークな味わいがたまらないバンクシーちゃん、キャンディキャンディか花の子ルンルンかのような下まつ毛もりもりの目元の甘さと自作ドレスの華やかさが素敵なジンジャー・ジョンソンさん、そして茶色というある意味地味目な色を超ゴージャスに着こなしたカラ・メルさんが良かったです。

今シーズンは10人スタートですが、噂によると最初は12人キャスティングされていて、一人収録直前に辞退?キャンセル?したらしく、そのための初回週のダブルステイだったとかどうとか。そしてもう一人は過去に色々あったことが発覚し、ep2で抜けたとか…?ということでep1、2は本当は「11人いる!」状態だったそうで、編集班の人は本当にお疲れ様でした。 2.5人目にエントランスに入ってきたんだな、黒いウィッグに赤いドレスね…とか、セーフになって最後は左側でリップシンクしたクイーンの後ろに上手く隠れてるな…とかそういうのが気になって仕方ないep1でした。


ep2  Purr-fect Looks

ミニチャレンジの時に靴についてるローラースケートみたいなやつでシャーって滑っていくケイト・ブッチさん可愛すぎて笑った。みんな大好きソーイングチャレンジ、得意な人と不得意な人が分かりやすいなぁという感じでしたが、でも全体的に安定して服の形になってたので素晴らしいなぁと感心しました。バンクシーちゃんのバンダナを使ったルックが1番好きだったのでウィナーになって嬉しかったです。ボトム二人はパンティって重要やな!みたいな感じの印象でしたが、紐一本でスーパー玉出リスペクト的処理をしたナオミちゃんが「間違いすぎてて逆にギリギリありになりそうなのよ!」とルポールに謎に誉められていて笑いました。逆にアレクシスちゃんは紐でもいいからなにか履いていて欲しかった…頼む!お尻を出した子一等賞とはいえ、そこはパンティイリュージョンが欲しい!しかし、せっかくの初のポーランドからのクイーン、もっともっと見ていたかったのでエリミになってしまって残念でした。ところで個人的にはタマラさんのトップは不思議でした。後ろから見えるパンティ気になったんだもん、と今回はパンティのこと、ないし紐のことばかり考えていた気がします。11人目の印象を消してくれてサンキューパンティ、ありがとう、紐。


ep3 Club Bangers

みんな大好きガールグループチャレンジ。この時点で「11人目の処理」が行われて、その分の人数調整でまたもダブルステイ回になりました。えっ、それならアレクシスちゃんもう一週見たかったんだが。なんとかならんかったんかと思うしょんぼりな私。まあ最初2週連続でダブルステイというのも締まらないし、タイミング難しいですよね…

メインチャレンジ、勝ったチームは本当にソツがないな!このままイベントに出せるな!という感じでしたが、ダンスができそうな人たちが5人スッとチームを組み、残り物チームじゃん…みたいになった後攻チームも、膝を負傷したナオミちゃんが無理しないようにソファを使ってキャンピィな振り付けにしていて、今までにない形で面白かったです。足を咥えてサックス吹くところ、笑った。ナオミちゃんのお膝は本当に心配、大事ありませんように。

今回もトップ、カラ・メルちゃんは振り付け師なのが伝わる安定感とエナジーがあったし分かるけど、ダンスはピカイチだったもののトマラさんはちょっと意外でした。エルビスの衣装ならなんとなく袖とかズボンの脇とかにシャラシャラの紐が欲しくない?そんなことない?(なんだかトマラさんの好成績に文句つけてばかりですが、別に嫌いじゃないですよ!) でもディディリシャスちゃんのお尻アタックもヴィッキーさんのクイーンルックも良かったので悩ましいですが、個人的にはマイコー・マルゥリィさん(各シーズンルポールが名前の呼び方を面白くするクイーンが出てきますが、今シーズンはマイコーさんがターゲットになった模様)がスパイスガールズ5人を切って貼ったランウェイが素晴らしかったので、トップでもええんやないか?と思いました、スパイス贔屓なもので。でかい玉袋の歌詞も好きでした。

歌詞といえば、ブラッククイーンの二人であるカラ・メルちゃんが「Black trans lives matter」で締め、ナオミちゃんが「Black lives matter」で締めてるのが面白かったです。やっぱりそれは伝えたいメッセージだよねぇ。

あとはランウェイはボウイパンツのバンクシーちゃんと、カラ・メルちゃんの圧倒的ビヨンセが好きでした。

 


こんな感じで超ざっくりと、もしかしたら何回か分をまとめて書くか、短めに毎回書くか、分からないですけど、またちょこちょこブログ書いていきますので、よろしくお願いいたします。カナダのs4が11月に来るので、早く二本立てで見られるくらい元気になりたいなぁ…!

(オラの推しクイーンについて全然触れてないやん!みたいに憤慨されてる方は、ぜひコメントくださいね。もりもり書くようにします)

イベント感想: Werq the World 2023 東京公演に行ってきたよ

愛らしきモネ・エクスチェンジ様が「See you next year!」と言い残して去っていった2020年3月のWERQ the WORLDからはや3年半、東京にwtwが帰ってきてくれました…あの時もコロナの出現を受けて海外からの渡航を締め切るかどうかとか、ロックダウンするかどうかとかの直前で本当にギリギリの開催で(涙を飲んで不参加を決めたお友達も何人かいらっしゃいました)今回もまだ完全に流行を押さえ込んだとは言えない中でしたが、本当にやっと…!海外からのこの規模のツアーがやって来てくれるだけ状況が戻ってきている(というよりは世間が適応してきている)のだなぁとしみじみするものがありました。しかもアジアツアー最初の都市が東京。アクエリアちゃんが最初のMCで触れてくれていましたが、前回のツアーでは東京がアジアの最終日で、やっとこうして戻ってこられたよ、という言葉が本当に感慨深かったです。


今回も有志でお花を出させていただきました。クイーンの数も多いし豪華に行きたいね!と話していたら、たくさんの人が協力してくれて、なんと二段スタンドにすることができました…!ミーグリの時は(今回私は不参加だったのですが)クイーンたちの近くに、その後はロビーに飾っていただけて、お友達以外の人たちも写真を撮ってくれていて、とても嬉しかったなぁ。いつも問い合わせ、手配、ボード作り、そして金銭的に協力してくれるお友達の皆様、ありがとうございます。

f:id:akzkiss:20230914004552j:image
さてステージ。本当に素晴らしかった〜…3年前のツアーの時は、各々が自分が用意した別の演目をパフォーマンスするという感じで、それはそれで見応えがあったのですが(男性器型の金属に絡み付き空中パフォーマンスするチャチキ様は忘れられない…)今回はストーリーラインがあって、それに沿ってそれぞれがパフォーマンスをして、全体の物語を紡いでいくという作りで、通しで見て統一感があって面白かったです。す、ストーリーの全容が理解できたわけではないのですが…

導入として黒い衣装での全員パフォーマンスがあった後は、多分、AI的なサイバー的なものを使って悪巧みする人たちがいて、その謎を解くために進んでいくアクエリアとボスコ、そしてそれを導く占い師キムチー。途中強力な味方ミストレスが仲間に加わるも、AIの象徴であるカムデン婦人、なぜか捕まっているイヴィがなんだか不穏な未来を予感させ、ラガンジャ、カハナちゃんという悪玉二人に鎖で囚われてしまうミストレス…でも悪の力を正義が破って、最後は皆で赤い衣装で揃ってめでたしめでたし。みたいな話だと思ったんですがどうでしょうか。えっ?違う?誰か正解分かったら教えてください…


アクエリアちゃんは今回座長であり、物語の中心にいる存在だったのですが、いやはやスーパースターですね…「白ウサギを追う」ということでアリスを少し意識しているのか、青のデニムの衣装で軽やかに踊ったかと思ったら、キラキラのサイバーな衣装でマントや髪をはためかせる姿は完全にヒーローでした。一人でもステージを充分に満たせるし、皆といる中でも目を引く、本当に存在感とパフォーマンス力の塊だなぁと思いました。

f:id:akzkiss:20230914004727j:image
ボスコはあまりにもセクシーボンデージすぎて、これヴィランちゃうの?味方?と思ったのですが、由美かおる的ポジションということで納得しました。いや本当えっらいセクシーやった。パンティ1枚でもセクシー、ハイレグ1枚でもセクシーなのに、2枚重なるとセクシー度が下がるどころか爆上げになるんだなぁ…という学びがありました。いいお尻だった…レパードのボディスーツの上に白のハーネス風ボンデージ着てるのも、片方でも強いのに完全にオーバーキルに来てるなぁと思いました。もっとパフォーマンスを褒め称えたいんですが、完全に語彙力を失くすレベルのセクシーを浴びてしまいました、すみません。

f:id:akzkiss:20230914005015j:image

f:id:akzkiss:20230914004750j:image
占い師として登場したキムチー、最初はフードを目深に被っていたのですが、なんといっても可愛かったのが両手で大きなパックンチョ(分かります?折り紙で作るやつです)を持っていたこと!杖とか水晶玉とかじゃなくてパックンチョというのがなんともチャーミング。脱いでからはエモーショナルなリップシンクを見せてくれました。余談ですが全員で踊るパート、ガシガシ踊る皆様を見つめてる隙にスッとキムチーは気がついたらステージからはけているのがまた愛おしかった。そして、みんながガシガシ踊ってる中スッと戻ってきて、最後の決めポーズだけ決めるところがまたまた愛おしかった。完全に愛くるしさの塊でした。チーちゃんって呼んでいい…?

f:id:akzkiss:20230914004803j:image

f:id:akzkiss:20230914004958j:image
ミストレス、最新シーズンからの唯一の参加で、一人だけ歓声が少なかったりしたらどうしよう!?とか実はちょっと不安に思ってたんですけど、完全に杞憂に終わって良かったです。本当圧倒的存在感で、ステージ上で映える映える。でっかいウィッグにはためく赤い衣装、そしてそこからのリビールと、パワフルなステージングが素晴らしかったです。そして後半、悪玉たちに捉えられてしまって両手を鎖に縛られてしおらしく出てくるのですが、貴方それ自力で脱出できない…?と思ってしまった私でした。だって前半のパフォーマンスあれだけパワフルだったやん!(あっ、力を使い果たしたのか?)でもしょぼん、というか憮然、という感じで囚われてるの、めっちゃ可愛かったです。

f:id:akzkiss:20230914004813j:image
カムデン婦人は本当ね、全部の動きが軽やかなの!ターン一つ、ハイキック一つ、なんでこんなに軽々と出来て美しいの!?っていう余裕のある動きで、長年のバレエ経験が礎になっているのを感じました。サイバー感のある、少し無機質な感じな演目が、本人のスキルと合わさって、迫力があって格好良かった。まとめていた髪の毛(サイバー的な感じだからコードかもしれない)を解く瞬間、しびれました。ソロ演目の格好良さももちろんなんですけど、出だしの全体ダンスの時はツインテールだしお尻が可愛いし、休憩明けのMCの時は腹筋が美しいしお尻が可愛いし、すごく幅広い姿が見られて良かったです。

f:id:akzkiss:20230914004833j:image
f:id:akzkiss:20230914004836j:image
今回の可愛い大賞を決めるなら私はイヴィに入れます。おひげ〜!!本当終始チャーミングで愛おしかった!日本のクイーンをステージに呼んで、チームテマンダさん&ラガンジャvsチームマダムアイカ&カハナちゃんでリップシンクバトル対決をした際の司会を務めてくれたのですが、ルポールのあのリップシンク前の前説を超適当にやってくれて、皆でDon't Fxxk it up!!って叫ぶの楽しかったです。演目もチュールのコートをリビールした下に囚人服のような横縞のドレスが出てきて、さらにリビールしてレオタードになって…という間の動きと表情がずーっとチャーミングなの!人を楽しませようとする気持ちが伝わってくる、根っからのエンターテイナーなんだなぁと思いました。

f:id:akzkiss:20230914004854j:image
f:id:akzkiss:20230914004858j:image
f:id:akzkiss:20230914004901j:image

カハナちゃんは悪玉側、お尻に注入するフィラーのために悪の道を選んだという設定でしたが、いやーお尻!プリプリでしたね!!最初全員で踊っている時から「みんなのお尻、みんな違ってみんないい…」と耽っていたのですが、もちろんボディの素晴らしさだけでなくて、ラスベガスのショーガールとして、本当に華やかで景気のいいステージを見せてくれました。オルスタで活躍を見たばかりだったので、本当にs11からの成長というか、オーラが花開くってこういうことなのかな、みたいな気持ちで光のオーラをいっぱい浴びて(悪役なはずなんですけど)気持ちよかったです。

f:id:akzkiss:20230914004907j:image
f:id:akzkiss:20230914004911j:image

ガンジャも今回悪玉側(目的は例のハッパ)だったんですけど、VTRで流れた黒いボブカット・黒い口紅・黒いスーツにネクタイという姿だけでもう最高で(余談、VTRにカメオ出演でジョージャスやダヤちゃんが出てきたのも最高でした)その姿で出てきてくれただけでもう目がハート状態だったのですが、そこからリビールしてトレードカラーの緑のウィッグ、そして電飾ピカピカのコルセットでのパフォーマンス、本当に景気が良くて良かったです。さらにもうひと脱ぎしてセクシーさと、身軽になったところでさらに洗練された動きを見せてくれて、さすが元祖リップシンクアサシン!と感動しました。私、s6が初めて見たシーズンでね、エントランスの時のディップに驚かされてからのお付き合いなのでね、踊っている姿を生で見られる日が来るなんてと思うと本当に感慨深かったです。

f:id:akzkiss:20230914004920j:image
結論、総じてよかった、本当にみんな良かった。8人とも素晴らしかった。日本に来てくれてありがとう…!本当に夢のような舞台だったなぁと思います。今年はオピュランスというやはり素晴らしいイベントでクイーンたちを見ていたのですが、また違った良さがあるというか、完成された世界観の中でのステージって面白いなぁ、世界を股にかけるスーパースターたちの饗宴なんだなぁと堪能いたしました。いやよかった…本当良かった…

f:id:akzkiss:20230914004932j:image

残念なことに日本の次のツアー先だったフィリピン公演は台風のために中止になってしまったし、コロナもまだまだ流行っているし、日本公演が無事開催できたことに感謝感謝です。お土産にはでっかい扇子を買いました。幸せ。


そしてクイーンたちが日本滞在を楽しんでくれていたのをインスタで垣間見られたのも嬉しかったな(何故か出演キャンセルになったプラスティークも観光を楽しんで、二階席からステージを見てたのはちょっと面白かったけど…あと出演キャンセルになったナオミちゃんのTシャツだけ届いて売ってたのも味わい深かった…)短い間に京都まで!行ったクイーンたちがいたり、代々木公園でお酒飲んでるクイーンがいたり、それぞれの形で楽しめたようで良かったです。好きになってくれたかなぁ、また来てくれると嬉しいな…待ってるね…


そんな感じで少し遅くなりましたが、Werq the World日本公演のレポートでした!いつもながら、お花企画に協力してくれたお友達、イベント前にキャッキャ遊んでくれるお友達、会場に着いた後に声をかけてくれたお友達、周りにいた優しい人たちがこのブログであの時の幸せを思い出せますように、そして残念ながら来られなかったお友達にも、私が受け取った幸せが少し届きますように、と願います。そしてぜひツアーが来年も来てくれますように…!


(写真がイマイチなのはご容赦ください!今回超はじっこぐらしの席だったのでこれでも頑張った…動画も撮りたいし写真も撮りたいしはじっこだし、人生大変だ…)

(あと一ヶ月くらいブログを放置していたのですが、それなりにアクセス数があってびっくりしてます…いつも読んでくださってありがとうございます、月末のUKs5あたりからまた細々と感想書ければいいなぁと希望的観測を持っております…!)

 

P.S. アクエリアちゃん、来年も来るなら、東京公演からチェキ売ってくださいね。ひと稼ぎできるよ。

RuPaul's Drag Race: All Stars8 episode12 "Grand Finale - All Stars Season 8"

ついに迎えたフィナーレ!今回は定番のルポール御大の曲に合わせたMV撮影ではなく、二人それぞれがオリジナル曲をもらってそれに合わせてのリップシンクパフォーマンスをする、ということで、お金かかってるぅ!と思いました。ソングメイカーは信頼のリーランド先生、どんどん稼いで欲しい。

 

 

Estoy viendo Grand Finale - All Stars Season 8 en WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/ras-812

 

 


ジンボさんはカナダs1の時のエントランス衣装の色違いの白いネズミ耳の衣装(メイクオーバーに最初使おうと思っていたやつ)で、最初の時はフィナーレ目前で離脱したこととか、UK vs the worldでは半ばで帰らされた悔しさを乗り越えて、今やっとフィナーレに立っている衣装が原点のエントランスの色違い、ということになんだか感慨深さを感じました。振り付けは不得手だったのに、集中してマンツーマンで教わってぐんぐんできるようになっていくところを見て、カナダs1のガールズグループチャレンジのときのぎこちなさっぷりを思い出してこれまた成長したなぁ…と感動したり。ドラァグペルソナとしてのジンボさんの存在そのものを表現するようなナンバーになっていて、とてもジンボイズムが出ていて良かったと思います。コーンが出てきたの笑った。忘れた頃に出てくるよね、とうもろこし…(何の話?)あとルーとの面談で初めてジンボさんの家庭の話が出てきたと思うのですが、だからこそ道化を愛し、道化であろうとするのだなぁと思うとまた深いなぁと思いました。


キャンちゃんはビタミンカラーが似合う、そしてコルセット&パンティが1番輝く…!s14のときからずっと賞金に対してギラギラだったキャンちゃん(ボートが欲しいんだ!って言っていたあの頃の無邪気さよ…)らしい曲「現金でヨロ(意訳)」をもらったなぁと思いますが、ルポールとミシェルとの面談ではもうその「賞金が欲しい」とかそういう欲みたいな部分からは解き放たれたような、柔らかい表情になっていたのもまた印象的でした。面談の時の穏やかさと、パフォーマンスの時の気合いのみなぎった感じのギャップがとてもよくて、迫力満点で素敵でした(惜しむらくは、先週見せてくれたタレントショーとちょっとやってることの方向性が似てしまっていたことかなぁ、と思います、違った表情を見せてくれたらまたその点が評価に加わったかも…!)


Fame games参加クイーン達もパフォーマンスしてくれて嬉しかった!なんかハレルヤ感がお祭りムードでフィナーレにぴったりでしたね。有終の美ってやつはこうでなきゃ。


さてファイナルランウェイも全員見応えありましたね〜!紫でエレガントに決めて、s5の時からさらに綺麗になっちゃって…とため息をつかせてくれたモニカ、パステルカラーと片方の肩のポイントが印象的なネイシャ、白黒の衣装がベテランの風格を感じさせるカーシャ、最後までサービス精神を忘れずリビールを入れてくれるデリアン、頭の羽飾りに一瞬ラスベガスのショーガール…カハナちゃん!?と思わせられた意外性のある華やかさだったジェイムズ、ひまわりの花で彩られたオシュン神をモチーフにした神々しいカハナちゃん、今以上これ以上愛してしまうワインレッド(玉置浩二)が映えるララちゃん、ドラマティックな赤色と広がるチュールが風格あるアレクシス、バービーピンクがひたすらキュートなジェシカ…最後の三人はなんだかグラデーションを作るような印象だったなぁ…と思いました。そういえば色被りがなかったね、何らかのオーダーがあったのかな。

その後に入場した、プリントがパンクな印象のジンボさんと、黄色のドレスに黒のウィッグのキャンディも素敵でした。キャンちゃんと黄色といえばs14のひまわりを髪の毛にあしらった少女のような衣装を思い出してしまうのですが、あの時とは打って変わってレディに成長した感じで、大人になって…(でもお顔はバブちゃんだなぁ…)と顔がほころんでしまうのでありました(元から大人です)


Fame gamesの投票の結果、勝者に選ばれたのはララちゃん!先週勝ち取ったポイント三倍効果も効いたと思いますが、個人的にララちゃんは今シーズンのコンフェッション大賞というか、ドラァグのオンオフ含めてシーズンを明るくしてくれていたので、嬉しい受賞だなぁと思います。これでミスコンジニアリティ・ゴールデンブーツ賞・Fame games王者の三冠王ですよ!?普通にシーズン勝つのももちろん大変だと思いますが、この記録はなかなか成し遂げられない偉業だなぁと思います。めでたい!もちろんあの人やあの人に取ってもらいたかったなぁ、報われて欲しかったなぁ、という気持ちもよぎりますが、でもシンプルにララちゃんの太陽のようなパワー、愛されエネルギーを感じて、嬉しい結果でした。


そして王冠をかけたリップシンク。二人とも良かったのですが、リップシンク自体はキャンちゃんが若干いいかな…?で、でもジンボさんのボン・キュッ・ボカンなギミックも受けてるし、どっちだどっちだマジで分からん…と思いながら結果発表を待っていたのですが…ジンボさんの名前が呼ばれて、ちょっとびっくりして声を出してしまいました。そりゃね、4勝してるし成績はトップだよ、今回のチャレンジも良かったよ、でもそれ以上に、ここでフランチャイズから越境してきたクイーンが冠を本当に獲れるんだ〜!という驚きが勝ちました。すごいですよ、前代未聞の快挙ですよ。今後のオルスタももしかしたら越境してくるクイーンが増えるかもしれない。vs the…シリーズとの棲み分けはどうするんだという疑問もなくはないですが、混戦になるのも、新しいケミストリーがおそらく生まれるのも、大歓迎です。


優勝者発表のシーンは2バージョンとも収録されていて、どちらが放送されるかは本当にその瞬間まで本人たちもわからない…というのは周知の事実ですが、発表のときにジンボさんとキャンディが二人で手を繋ぎながらその時を待っていて、ジンボさんの呼吸がかなり荒くなっていたのが印象的でした。(バブちゃんなキャンちゃんがママのように支えていたのも愛おしかった)本当に、色々なものを賭けていたのだろうなぁ。本人からしても今までよりも充実したシーズンになっただろうなぁ、衣装とか誰よりも力が入っていたし、チャレンジも今まで以上に気を抜く瞬間がなかったなぁと思っていたので、それに結果がついてきて良かったなぁと思います。おめでとう…!

キャンちゃんも本当に素晴らしかった、私は最後までどっちが勝つか分からなかった!ルポールに、もしかしたら私があなたの一番のファンかもなんて言われるなんて相当光栄なことですよね。そしてRunner-up2回という申し分のない成績は他に並ぶ人がいな…あ、レイヴンがいたわ、あとユリーカとジンジャーミンジもそうやね、まぁとにかく大したもんですよ本当。頑張った、立派な結果だと思います。


始まる前は誰が勝ち残っていくのか本当に読めないな〜なんて思っていたけれど、終わってみればやはりオリジナルシーズンで強かった人は強いのだなぁというのを実感するシーズンで、でもそれと同時に、オリジナルシーズンでは奮わなかったとしても大成長して帰ってこられるののだなぁという思いもあって。個人的にはアーリーアウトの人たちの魅力をさらに掘り下げてみることが出来て楽しいシーズンでした。ハイディのことだけスッキリしないのだけど…!でもハイディはハイディだから大丈夫、オルスタは諦めても、いつでもどこでも愛されて大人気だから…でもやっぱり誰かが投げ出して帰りたいなんて思う状況はよくないので、もうちょっと制作側のサポートシステムがしっかり働いてくれればなぁと思います。

 


さていったんこのオルスタのブログを書き終えたところで、あまりにもフランチャイズが乱立してるのでちょっとブログはまた休憩しようかなと。気が向いたら各フランチャイズのシーズン終わったところでまとめた雑感を書いたりするかもしれないし、s15の1エピソードがあまりに短かったので8月10日から長めバージョンが放映されるという話もあるのでまたそっちも見返したいなぁ、絵も描きたいなぁと思ってるし、とにかくまた気が向いたら戻ってきて書きますね〜。皆様も酷暑ですし、適度にゆるく行きましょう!それではまた〜!やったー夏休みだ〜!!(後一週間くらい仕事は続くことから目を逸らしながら)

RuPaul's Drag Race: All Stars8 episode11 "The Fame Games Variety Extravaganza"

TOP2が決まったところで、なぜか予定調和感のあるウィッグを取り合うキャットファイトを挟んだ後(先週「それはない」って書いたのに…)ワークルームにわさわさと戻ってきた離脱クイーンたち。ルポールが「どちらが相応しいか投票させるため…」と言った瞬間緊張が走ったりもしましたが、そんなAS3みたいな過ちは犯すはずもなく(Shade!)Fame gamesの一環として皆に一劇披露してもらいましょ、ということでした。タレントショー大好き!ハイディがいないのだけが本当に悲しいけれど…!

 

 

Estoy viendo The Fame Games Variety Extravaganza en WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/ras-811

 

 


というわけで皆1分ずつ、それぞれいい感じの特技を披露してくれました。たった1分、短いよー!と思いつつも、それぞれ短い時間で爪痕を残すぞと個性の見えるラインアップになっていたのが良かったです。やっぱりオリジナル曲に合わせてダンス、というのが定番パターンなんだけど、ジャンル?的に全然被らなかったもんね。さすがオールスターズ。


モニカはバックダンサーを引き連れてセクシーなダンスがとても良かったです、s5の時って正直あんまりチャレンジの中でのモニカのこと印象に残ってなくて(だってデザインチャレンジとアクティングと即興だけで帰っちゃったから…)こんなに優美で艶やかな表現のダンスで魅了してくれると思ってなかったので、オルスタに出てくれて、より好きにさせてくれて本当に嬉しいなぁと思いました。

ネイシャはラテンの要素を絶対に入れたい!ということでフラメンコ調のダンスで、でも華奢なピンヒールで床を踏み鳴らしステップを踏むのは難易度も高いだろうなぁ、と舌を巻きました。フラメンコってスカートが印象的だからフリフリを効果的に使うのかな?と思っていたらパッと外してリビールして、美しいお尻を見せてくれたのも良かった。さすがパジェントのお尻だなぁ…と感嘆しました。

ミセス・カーシャ・デイビス大好き!子どもへの読み聞かせだったんだよ、という構成になったパフォーマンスだったのですが、途中でウィッグリビールで素の頭になるところあり、力強い主張もこもっており、人に何かを伝える時ってこのくらいインパクトが必要だよなぁ!という勢いがとても良かったです。動から静へ、最後にホッコリする感じがとても好き。


デリアンはコメディ…ということで、こういう時コメディって滑りがちだし、そもそもたった1分しかないし、大丈夫なの?と思っていたらさすがのベテランのテクニックを見せてくれましたね。自虐ギャグから言葉遊びも混ぜて、とてもまとまってクスリとくるいい漫談(漫談なのか?)だったと思います。

ジェイムズはタレントがないところを見せるショーだよ!なんてルポールに言ってたので、何やるの?と思っていたら、すごくジェイムズらしいストリップティーズで、キュートかつコミカルでとっても良かったです。おっぱいでボイーン!ってバックダンサーを弾き飛ばすの可愛すぎる。私もやりたい。ジンボさんのダイナミックおっぱいには狂気が詰まってるけど、ジェイムズのぷりんぷりんおっぱいには愛が詰まってるような気がします。

カハナちゃんは昔やっていたチアリーディングには救われたから…とチアダンスを披露。なるほど、s11の時からリップシンクでのアクロバットに惚れ惚れしてましたが、それがルーツだったのですね!バックフリップも決まり、活気あふれるパフォーマンスに元気が出ました。本格的なチアリーディングっていいね!ジェイムズも帰らないし、ユリーカも膝を痛めないね!(s9のトラウマ)


「ララリー・エクスペリエンスを見せてやんよ…!」ということでララちゃんには良いものを見せていただきました、本当ララちゃんのダンスはキレッキレで、力強くて素晴らしいなぁ…!ララリーを経験する人生と経験しない人生、絶対前者を選びたい。今回衣装も非常に私好みで、ダンサーを引き連れるディーバ感満載で非常に格好良かったです。

アレクシスはシアタークイーンの名に恥じない、歌って踊るミュージカルバーレスクを披露してくれました。個人的にはもうちょっとウッフン感ある方が好きなんですけど、あのサラッと脱ぐ感じも手練れな感じがあっていいですね。最後、おっぱいりんご、若干苺に見えたのはご愛嬌。

ジェシカは本当s2以来の出演とは思えない、パワフルでフレッシュな演目。ヘアフリップでわっさわっさ魅せてくれるの、なんだか連獅子を思わせて大好き。ジェイムズのおっぱいボイーン!と同様、髪の毛ワッサー!でバックダンサーを蹴散らすの、大好きです。最後床にバーンとなるところも格好良かった。(語彙力どこに行った)


Fame gamesチームの披露が終わった後は、今回の評価には関係ないけど余興として…ということでジンボさんとキャンちゃんもパフォーマンスしてくれました。ジンボさん、登場の音楽だけでもうおかしかったんだけど、「食べ物で遊んではいけません!」って叫びながらも不覚にも笑ってしまいました。ごめんよ下品なネタ、結構ツボにハマってしまうんだ…お友達がジンボさんがあのホイップクリームを(自主規制)に見立てて好き勝手やるパフォーマンスを動画で見せてくれたことがあったのですが、そう、これがジンボ節、番組で放送できるかスレスレのところにジンボ真骨頂があるんだなぁ…と再認識しました。しかしep1でタレントショーやらなくてよかったよ本当、初回からあれやってたら世界が大激震してたよ…

キャンちゃんは定番のリップシンクとダンスのパフォーマンスで、ちょうど今大ブームのバービーカラーのピンクの衣装とチークがとっても可愛かったです。ヴォーギングとか動きも良かったんだけど、何よりも最後、片頬に両手を寄せての乙女のような笑顔のキュートさに参ってしまいました。本当バブちゃんだよキャンちゃんは…


今週はTOP2がファンからの票を増やせるチャンスを賭けてのリップシンクということで、ララちゃんとジェイムズの勝負になったのですが、最近Rain on meを聞くだけで泣いてしまう症状が出ているので(Opulence系パンジャイナ症候群というとか言わないとか)いや〜いい曲いいパフォーマンスやなぁ…と目尻を拭っておりました。結果はこのシーズン初めてのダブルウィン、ジェイムズは票ニバイニバーイ、ララちゃんは票サンバイサンバーイチャンスをゲットできて、さあFame Gamesがどうなるのか気になるところです。(票が多め換算されるならこの人には入れなくていいかな?って逆効果になってしまう可能性もなくはないと思うのですが、まあその辺の駆け引きも視聴者が試されてるのかなぁ…と)


日本時間だと金曜の夕方に放映されて月曜の昼過ぎまでが投票期間だったのですが、皆様投票されましたか?私は一人10票も投票できるの〜!?逆に困るよ〜!と戸惑いつつ、このシーズン終盤まできっちり頑張り切ったジェシカに5票、毎週のランウェイ部門で1番好みなものが多かったネイシャに1票、今回のパフォーマンスで1番好きだったララちゃんに1票、SNSの使い方が面白かったで賞(他の人を軽くShadeでいじりつつ自分への投票を促していて、いいエンタメを提供してくれてました)デリアンに一票、そしてどうしても好きすぎてこの人に票を入れないなんてできない!というミセス・カーシャ・デイビスに一票…という感じで投票しました。

皆は投票どうしたのかなぁ、全然投票かぶってない人もいるんだろうね、みんな違ってみんないいもんね。そして結果はどうなるのかなぁ。ドキドキですね。


ドキドキといえばウィナーもどっちになるのかしら!どっちが獲っても面白いぞう、と思っているのでどちらでも文句はないのですが、「単独でチャレンジ4勝してぶっちぎると逆に勝てない」みたいなジンクスがちょっとよぎったりして、そして最後はパフォーマンスと(全員総出っぽいので嬉しい!) リップシンクでの勝負になりそうだし、キャンちゃんに若干流れが来てるかなぁ…と思ってます。キャンちゃん、Twitterの自分の名前をTOP2にしてて可愛い。勝ったらWinnerにするのかなと思うとまた可愛い。それを見たいという欲望をちょっと抑えられない。でも4勝してシーズン通してしっかり実力を見せてきてくれたジンボさんもちゃんと評価されて欲しいよな、カナダからわざわざ来てくれたし王冠持って帰らせてあげてほしいよなという気持ちもあって、心がふたつある〜(ドスドス)という感じで明日…もう今日だった!のフィナーレを待つばかりでございます。

いいフィナーレになりませんように!勝てなくてもジンボさんが闇堕ちしませんように!!

RuPaul's Drag Race: All Stars8 episode10 "The Letter “L”" 感想

※ブログの更新がいつもより遅いなぁという時は、心身の調子がすぐれない時がほとんどなのですが、今週はみなさんにとっても、とても生きづらい、苦しい週だったのではないでしょうか。どうか無理せず自分の心身を最優先にして、ゆっくり休んでから、のんびりと歩き出しましょうね。少しでも全ての人に、特にマイノリティの方に生きやすい世の中になるように、微力ながらでも私も何かせねば、と思っています。わたしのブログが誰かを傷つけることがありませんように、そして、おこがましいですが、読んでる時になんとなく落ち着ける誰かのセーフスペースの一つになれますように。私も苦しい日もありますが、生きるって楽しいことあるよね、の一つが、私にとってもあなたにとってもドラァグレースでありますように。※

 

 


今週はメイクオーバー!まさかTOP3まで来たところでさらにもう一段階絞って2人にするとは…今まで無かった展開で、誰得なのかよくわからない。どんなフィナーレになるの?リアルキャットファイト?(にはならない)

 

 

Estoy viendo The Letter “L” en WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/ras-810

 


というわけで集められたのはレズビアンの女性3人。今まであまり表に出てきていないサイレントヒーローであるレズビアンの人にもちゃんとスポットライトを…という意図は理解できるのだけど、なんだかちょっと不思議な感覚で見ていました。だって、わざわざ割と「ブッチ」な格好を好んだり、いわゆる「女性らしい」とされる服装に違和感を感じて自分で選ばない人たちを集めて、あえてフェミニンな方向に持っていこう、っていうことって、新たな自分を知れる、とか、昔の自分へのセラピー的なこととか、相互理解的な意図は分かるのだけど、本人たちにとって本当に居心地のいいものなのかな?一生ものとしてテレビに残り続けるけど、ずっといい思い出だなって自分でも周りでも楽しく見られるのかな?みたいな余計なことを考えてしまって、なんていうか「わざわざそれ、やるぅ?」みたいな気持ちになってしまいました。まあでも一回経験してみるのも面白いよねって出演OKしてるってことは大丈夫なんだろうし、フェミニンさを出すことじゃなくて、自分の内側を解放することがドラァグの本質だと私も思うし、なにより三人とも楽しそうにしてたので最終的には安心したのですが。


TOP3三人とも安定した出来で、ちょっとずつ人よりプラスの部分・ちょっとずつマイナスの部分がそれぞれあって、あとはもう審査員の好みじゃんねー、という感じで見ていました。私は個人的には1番ジェシカがパートナーの心を開いていい表情を引き出していたのが印象的でした。

トップが1人決まって、どうせ投票する2人はお互いに入れるだろうから、きっとここはリップシンクの結果はどうあれ、トップの人が決断をするような場面になるんだろうなぁ、そしてそうなると、この番組をここまでTV的に支えてきたキャンちゃんが重要な役目を果たすのでは…とうっすら感じていたのですが、その通りになりました。余談だけどアサシン、先週の予告時点でなんとなくこのジャケットの着こなしのシルエットはプリヤンカかな…?と予想してたので、ばっちり当たって「プリやんかー!!!」と叫べて嬉しかったです。(インスタで、ビューイングで自分の登場シーンを見て目を潤ませて涙を流す可愛いプリやんを見て、私もホロリと来そうになりました…そっか、プリやん、ルポールに直接番組で会うの初めてか!おめでとう!)


キャンちゃんが初期からのジンボさんとの同盟を取るか、それともハイディが言っていた「チャンスがあったらジンボさんを落とす」という発言が真実なのか、まさにその伏線を回収するため…という感じの展開だったのですが…でもトラックレコード的にも流石に単独で4勝していてボトムになってないジンボさんをここで落とすのは勇気がいるだろうし、ファンからのヘイトもくらうだろうし、流石のジンボさんもカナダs1の時みたいにWhy!?って崩れ落ちて口紅グリグリに塗るだろうし、落とすところが想像つかなかったので、TOP2がキャンちゃんとジンボさんになることには、実力的にも納得なのでした。このシーズンの展開をずっと支えてきた2人がフィナーレに進む、なるほどなぁという感じです。

でもでも、ジェシカがさ、s2からずーっとずーっと実力を磨き続けて、満を持してのオルスタ出演で、ずっと安定した成績でTOP3まで来たことが誇らしいし、これでフィナーレに行けないのが勿体無くて…!下手に同盟やらの人間関係のドラマにも関わらず(同郷のネイシャには投票できん…って言ってた時くらいですかね)孤高の存在として、淡々とただ自分のできる最高のことを毎回やるのみ、という人が私大好きなので、私はその頑張りをちゃんと見てたよ…!という気持ちでいっぱいです。ずっと湿っぽくならず、カラッとしてて格好良かったよねジェシカ。


次回はどうすんのかなー、リユニオンかなーなんて思ってたら、なんとエリミクイーンたちが戻ってきてタレントショーをやるみたいですね!?や、やったー!!ep1でタレントショー見たかったのに〜なんて思ってた願いが叶う!この終盤で人が少なくなって寂しくなったところにいきなり全員で戻ってきて飽和状態になるの嬉しい!と思いつつ、あ、ハイディはどうなるんだろう…やっぱりこれも不参加なのかなぁ…という不安な気持ちもありつつ、来週はなんだか気楽に楽しめそうです。これもFame gamesの審査要素になるのかなぁ。投票どんな感じでやるのかな?ちょっとワクワクしますね。次のエピソードを見て、最終的に私は誰に投票したいって気持ちになるんだろう…?

 


ところでTOP2だけでフィナーレ、だいぶ尺があるけど大丈夫か。まああの面白い2人だからなんとでもなると思うのですが…フィナーレがいつも通りリップシンク勝負だとするとちょっとなんとなくもう結果がふんわりと見えてしまくような気もするのですが、いやまだ分からないぞ、ボローニャだってあるし、タップダンスだってある!Fame games勝者とオルスタ勝者、どんな結果になるのかな、両方とも楽しみにしてますし、いいシーズンとして終わるといいなぁと思うのでした。あと2回!!