あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

RuPaul's Drag Race UK season 3 episode6"Snatch Game - UK Season 3"感想〜

今回はスナッチゲーム!魔物が住むやつ!でも今回はスナッチゲームじゃないところに魔物が居たよ!!!

 

 

 

 

 

I'm watching Snatch Game - UK Season 3 on WOW Presents Plus http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdruk3-snatch-game

 

 

 

 

 


今回仕事が立て込んでいて更新からいつもよりちょっと時間を置いてから見たのですが、私より前に試聴したお友達の皆様がTwitterでたくさんボヤいていたので、何かが起きたんだろうなぁ、と思いながら見始めたんです。なんとなく、ルポールのジャッジングが明らかに違和感があって勝ったと思われる人が負けたのか、もしくはみんなのお気に入りの人が帰ったのかのどちらかだな、と予想していたのですね。ミニチャレンジ、メインチャレンジ、ランウェイときて、批評シーンを見ながら、まぁルポールのご贔屓筋とそうでない人への対応の違いは露骨にあるけど、総合的なジャッジング自体にはそこまでは違和感を感じず想定内だったので、みんながそこまで憤るようなことってなんだろう?私もうルーの基準に毒されてる?はて?と首を傾げつつ見進める中、ボトム2が発表されて、今私の観測下で日本で一番このシーズンで人気のある二人、チョリーザとリバーがリップシンクすることが分かって。うーんでもまぁ仕方ないかな、どっちかなーどっちでも不満は出るよな…なんて思ってたら、まさかのダブルエリミですよ…えっ?どっちも?大丈夫?ファイナルまでの話数と人数合わなくない…???(そこ最初に気にするところ??)


なんだろう、私割と白黒つけたい派なので、ダブルウィン…は嬉しいからまあ許せるけど、ダブルクラウニングとか、ダブルエリミが好きじゃないんですよね。それはそれでジャッジとしての決断の一つだよ、と言われてしまったらそうなのかもしれませんが、でも一対一で勝負している場面では特に、格闘技でのジャッジのように、技あり一本!とか、有効!とか、勝敗を判定することこそがジャッジの役目だと思っているので、今回のジャッジはちょっとジャッジとしての責務の放棄気味なんじゃないかなと思ってしまって…もともとこのシーズンでは2エピソード前にダブルステイがあって、あれでもこれそんなにダブルステイにするほどリップシンクよかったかな?って感じていたのもあって、今回もダブルエリミを見て、そこまでするほど悪かったかな?と思ってしまいました…。両方ゲストジャッジとしてきている人の楽曲でのリップシンクで、かたやダブルステイでニコニコ、かたやダブルエリミですよ…ゲストジャッジのLuluさんも気まずかっただろうし、チョリーザとリバーもLuluさんの前でそんなことになるの、より悔しかっただろうなぁ。

Twitterのお友達がBinge QueensというOGクイーンが先にエピソードを見てレポする番組を見てちょっと納得できたとのことだったので、初めてリップシンク後の部分だけ見てきました(本当は毎回全部見たいんだよー!サクラちゃんかわいいよー!)三組見ている中、1組目はちょっとひどいね…ダブルサシェイになるかもよ…ほら言った!という感じで、2組目もこれはドラァグレースだから、下に何も用意してないのに衣装を脱いだり、ウィッグの下の生え際が見えたりとか、そういうのダメだよね、パフォーマンスのときはドラァグを保ったままであるべき、という感じで、3組目のサクラちゃんとハイディはひたすら可愛かったです。なので、同僚的な感じの立場の人が見ていてまあ仕方ない…というので、溜飲を下げざるを得ないのかなぁ…いやでも…うーん…サクラちゃんかわいい…


ボトム2が決まるまでのジャッジングには私はそんなに異論がなくて、というか、今回割とスナッチゲーム、滑った人がいなかったので(ウィナーになったエラは本当に面白かったと思うし、あとルーの無茶ぶりに応えてマコーレーカルキンにチャレンジしてくれたスカーレットには面白さを評価する以上に盛大な拍手をしたい。世界中誰もが見たかったやつや…若干素材勝負でズルいけど、でもありがとう…)チョリーザとリバー、あとキティあたりは他の人に比べて、より面白要素を期待してここまで残していた部分があるのだろうと予想しているので、そこで最大のチャンスであるスナッチゲームでヒット程度の得点をするのではもの足りず、ホームランを求められていたのだろうなぁ、と…ヴァニティさんとかクリスタルはスナッチゲームの出来的にはわりと危うい位置にいたと思うのですが、あまり面白さは期待されてない面子だからヒットでも許されて、チョリーザとリバーが引っかかってしまったのかなぁと思います。(私がシンプルにジャッジングするなら今週はリバーちゃんとヴァニティのリップシンクだったのだけど…おかしい…)


クリスタル、スナッチゲームはそこまで悪くはなかったし、ランウェイも今までに見た形とか言われつつ(別に46着水着持ってきたみたいな用意してた衣装のワンパターンさではなく、デザインチャレンジで短時間で自分でデザインして作った衣装との形被りなのでちょっと可哀想かなと思いましたが)フルーツ感を伝えることとファッションとしての完成度は平均点以上だったので、残ったことには私はそこまで異論はないのですが。でも他の人が酷評されたり果てにはダブルエリミになる回で、貴方はドラァグクイーンになるために生まれてきた!みたいにルーにベタ褒めされているのを見るとなんだかちょっと、待遇の差にもやもやしてしまう…キティちゃんも「衣装すごくいいね」って褒められたのに「でも私には似合わないっていいたいんでしよ?クリスタル、代わりに着てよ!」みたいに冗談で笑い飛ばしてたけど、いやでもクリスタルがお気に入りだということがコンテスタントから見え見えでそういうこと言ってるのでも悲しいし、そうじゃないとしてもルッキズムの匂いがして自虐に走らせてしまうことがとても悲しかった…クリスタル本人が悪いわけではないんだけど、このシーズンなんかルーの理想にはめようとすることが多い気がして、そのクイーンそのままの持ち味をそのまま活かして、褒めてさらに伸ばして…っていうことが出来ていない気がするのですよね。せっかくイギリスまできて個性豊かな素敵なクイーンが揃ってるのに、ルーの基準で当てはめて良さを殺していくの、見ていて悲しいなぁと思います。そもそも「せっかくイギリスまで来てるんだからもっとレベル高いの見たい!」みたいなことよくルポールさん仰りますけど、レベルってなんなんでしょうね?みんな違ってみんないい、その中からイギリスとしてのネクスドラァグスーパースターにふさわしい煌めきを見出し、チャレンジの中で磨いていく、そういう番組を望んでるんですが、魅力を引き出せないチャレンジと、良いところを評価して伸ばせないジャッジに問題があるのではないでしょうか?このままだとルポールに気に入られたもの勝ちレースですよ?(それはずっとそう)


はーしかし今シーズンのミスコンジニアリティ候補はチョリーザとリバーの二人だと思っていたので、よりによってこの二人を同時に返すなんて、今シーズンのミスコンジニあらずティはルポールに決定ですね…!!!ドラマ作りのために今シーズンの愛されクイーンを利用するなんて!わーん!

本当この楽しい二人を失って、来週以降どうするのよ、特にコンフェッション、見どころなくならない?あと4回もあるのよ??

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…また文句ばかりのブログを書いてしまった!夜になって冷静になってから書こうとと思っていたのに、お酒が入って逆効果だったかもしれません!まいっか!

 

(追記)

一晩寝て冷静に考えてみましたが、やっぱり計算が合わない。エピソード数は10だとrpdr wikiに書いてあって、英語版wikiでも11月25日フィナーレ(=10ep)と書いてあり、確定情報ではないけどまあ妥当だなと思ってたのですが、このままだと次回ep7で5人から4人、ep8の終了時点ですでに4人から3人になってしまい、1ep分余る気がする…

考えられるパターンとしては

1. エピソード数は10ではなく9つである(wiki情報が正しくない)

2. ep9をリユニオンや総集編で消化する

3.エリミクイーンの復活エピソードがある

4.もう一回ダブルステイがある

5.ファイナル回を二人で迎えて、リアルにタイマンバトルする

このあたりでしょうか。はてさてどうなることやら…