あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

Drag Race España Season2 episode5 "Snatch Game - España Season 2"感想

先週の予想当たった〜!!!あの人はソツなくこなすって思っていたし、やっぱり魔物が住んでいた〜!!!

 

 

 

 

 

 

 

I'm watching Snatch Game - España Season 2 on WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/dresp-205

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと更新が遅れすみません。s14の余韻で胸がいっぱいのところに今週のエリミのショックで脳が過飽和状態になってしまい、アウトプットにエネルギーを使えなくなってしまっていました…今もまだ呆然としたまま文章を書いています。


いやぁ…本当に魔物が住んでいる、スナッチゲーム。スペインのセレブに疎いこともあって誰のモノマネがいい感じで誰がそうでないのかわからない部分も多々あるのですが、それでもなんとなく進行を見ているとこの人はトップでこの人はボトムだな、みたいなことは見えてくるのが面白いものですね。

やっぱりベテランのシャローンさんは笑いが分かっているなぁという印象。取り上げていたヴェロニカ・フォルケさんという俳優の方は去年末に亡くなられたということで、冒頭に追悼メッセージが挟まれていたことが印象的でした。スナッチゲームはおちょくるような要素も多々あるから、亡くなったばかりの人を(収録時はご存命だった)馬鹿にする様な行為に見えて冒涜なんじゃないか?って感じる人もいると思うのですよね。きちんと番組側で「愛と敬意を持って放送します、人々を笑顔にしてくれた彼女がこの番組で「再登場」することで、また人々が笑顔になれますように」ってメッセージを出してくれるところ、信頼できるなぁと思いました。

あとは言葉がわからなくてもヴェネディータさんのミゲル・ボセさんは面白かった。ジュリジちゃんも最初出オチ感あるかな?と思ったのですが、うまく笑いをとっていたと思います。この3人は安心して見られた気がします。

ボトムは元ネタがほぼ分からない以上、受けてないな〜というなんとなくの雰囲気(とコオロギの声)で察することしかできないのですが…今回唯一分かった元ネタ、ルポールを演じたディアマンテがなかなかの大暴投で、最初の自己紹介の時点で「ルポールはそんなこと言わないwww」と草を生やしてしまいました。ごめんよディアマンテ。s12フィナーレのあのフェイスキニを衣装に持ってくる素晴らしいセンスがモノマネにも生かされてほしかった…

あとはなかなかキツそうだな、セーフのマリナとエストレジャは良くも悪くも目立たず、ボトムのオニキスとセスラスはとにかく頑張ってるのが空回っている様で、言葉の壁があっても苦戦していることがよく伝わってきました。


メインチャレンジがどれだけ波乱でも、ランウェイはばっちり決めてくるのが今シーズンの良さですね。スペイン人形というテーマがまた良かった。普段は割とスタイリッシュなルックが多い中今回は少しキャンピィに決めたマリナ、いつもはリヴィールのためやプラットフォームブーツ隠しでロングスカートが多かった中裸の人形を表現して限りなく削ぎ落としたルックだったセスラス、これまで異世界感あるエイリアンルックが印象的だった中今回は正統派ドールでガーリィな装いのオニキスと、いつもより幅のあるルックを見せてくれたクイーンが多かったのが楽しかったです。あと私はジュリジちゃんのオルゴールの上のドールを表現したルックが大好き!!触角の様に長いまつげも、ばっちりポワントで歩いてくる辺りも、夢のバレリーナ人形!と思ってうっとりしちゃいました。本当、毎回テーマ設定が素晴らしいし、それに応えてくるコンテスタントたちも素晴らしい。


今回リップシンクも良かった、正直今シーズンで一番良くて、やっとこういうリップシンクが来てくれた!という気持ちでいっぱい。その上で、リップシンクの勝敗的には納得もできているんですけど…


オニキスが帰っちゃうの、無理!!!!


ジャッジの講評が終わっていざ誰と誰がリップシンクすることになるか呼ばれるというタイミングで、どうなるかな…ディアマンテとセスラスという今シーズンのパフォーマンス二大巨頭の対決になるのかな、それとも先週までのボトムも積もってるしオニキスかな…なんてハラハラしながらシュプ様から名前を呼ばれるのを見つめていたのですが、セスラスがセーフだって言われた瞬間にカメラに写っていたディアマンテ、セスラス、オニキスの3人全員が同時に下を向くんですが、私も一緒に頭を垂れてしまいました。ディアマンテは間違いなく強いから、これはキツイ戦いだなって始まる前から察して、その上で力を出し切って大善戦したと思うんですけれど…(正直期待以上のパフォーマンスだった…!)


ep1から「こういう新しいルックを見せてくれる人がいるから楽しい、こういう驚きを求めてドラァグレースを見てるんだ!」って思わせてくれて、その後もずっと魅力的なルックを見せてくれていたオニキス、フィナーレまで残って、持ってきたルック全部見せて出し尽くしてほしい!と期待していたので、呆然としてしまいました。いや、これがドラァグレースでこういう番組だって理解してはいるんですけど…ちょっと心の準備ができていなさすぎた…

特に今回リップシンクが二人とも良かったので、軍配的に納得はしつつも、ルポール御大だったらここはダブルセーフにするんじゃないの!?とか、チョコレートバーどこ?まだゴールデンバー出てないよね?ってちょっと平静じゃなくなってしまいました…エスパーニャは5人による投票で決まるから同票は絶対になくて、原則としてダブルステイはないっていうのもよく分かっているんですけど…

何が悲しいって次回がボール回なんですよね…デザインチャレンジでこそオニキスの才能を見たかったじゃんさ…その機会がなくなってしまったことが本当に惜しくて、ぼんやりしてしまいます。


コンテスタントたちも、ジャッジも、みんな残念そうに見えたのが印象的でした。私も本当に残念…でもこのエピソードが折り返し地点なんですよね。いつも後半になればなるほど全コンテスタントが愛おしくてエリミが心に堪えるようになるのですが、もうそういう段階なんだな…って思います。はぁ、来週以降も心して見なければ…