あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

RuPaul's Drag Race: All Stars7 episode6 "Total Ru-quest"感想

みんな大好き〜ガールズグループチャレンジー!!!

 

 

 

 

 

 

I'm watching Total Ru-quest Live on WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/ras-706

 

 

 

 

 


スナッチゲームなんかは「みんな大好き(?)」みたいにハテナマークをつけてしまうのですが、ガールズグループチャレンジに関しては自信を持ってみんな好きでしょ!と言えます。いや〜神々の遊びであるこのシーズン、普段はときめき度がそうでもないチャレンジでも最高を叩き出してくれますが、もともと好きなチャレンジだと本当、最the高ですね…全員かわいい、今すぐデビューして欲しい、CD積みたい…


適当に「このまとまりでええやん」ってグループ分けされたことが気に食わないヴィヴィアン、シーズン序盤は少し遠慮がちだった気がしますが、堂々と「勝手に分けられたくないんだけど」って不満を言えるようになったことに「これこれ!このちょっとふてぶてしい感じがいいのよヴィヴィアンは!」ってニヤニヤしちゃいました。信頼関係ができてきてる証拠ですね、素晴らしい。結局どっちの曲をやりたいかベースでいい感じにグループが分かれたのでホッとしました。

どちらのチームも「元々M.S.T.R.YというグループからYvieが抜けてM.S.T.Rになった、最終的にM.T.Rになる」とか(グループ名の決め方がごまっとうとかKAT-TUNみたいな感じでたまらん)、「グループの"じゃないほう"の子を寄せ集めたThe Other Girls」とか、いいコンセプトに決まったのが本当に素晴らしい。コンセプトなしでもできるチャレンジなのですが、やっぱりグループの一体感を考えるとあった方がまとまると思うので、魅力的な方針に定まったことで締まりがでたなぁと思います。


モネ・シェイ・トリニティ・ラジャのM.S.T.Rのほうはep1のパフォーマンスチャレンジでトップになったこのシーズンのダンス名人であるシェイとモネが入っていることで、迫力と見応えのあるパフォーマンスでしたね!私、こういうチャレンジの時のシェイのラップのセンスに毎回惚れ惚れしてるので(歌詞のよさ、リズムの豊富さ、歯切れの良い発声…)ダンスのキレの良さといい本当に強いなぁ、ソロデビューが決まるのも頷けます。モネのみずみずしいジューシーなダンスも良かった〜ソロの時に蹲踞するような上下の動きを入れてくれて、ダイナミックかつ躍動感があって素晴らしかったです。泣いた後のようなアイメイクの崩れた仕込みを入れてきたトリニティも、自分の歌詞の世界観を全部で表現しようとしてるのが伝わって良かった。でも私は今回は、曲が始まってすぐにラジャ様の笑顔のアップから入った時点でもう一回死んだので…なにあのかわいさ…「若く見せる!」という意気込みで臨んでいらっしゃいましたが、いや踊りに自信がなくてちょこちょこ足元見ちゃってるのを含めてあなた最高ですよ、何枚CD買ったらチェキ撮れますか…?CD涸らしにいきますよ…?(2000年代前半とか他の子たちと違ってバリバリ現役だったからね!夕方の4時に起きて朝の5時に寝たもんよ!だから記憶がおぼろだね!って言ってるの同じすぎて笑った、私もその頃の記憶がおぼろ…)


ヴィヴィアン、ジェイダ、ジンクス、イヴィのThe Other Girlsはレコーディングの時点で「私うんこで行く!」というジェイダのプリ音と「私モデムやる!」というイヴィのピーガー音(若い子には伝わらないかもしれませんが、私の世代の人はモデムのピーガーピョロロロ…という音を聞くとあ!あれね!ってなるのです…)でこれどうなるんだ!?大丈夫なのか?って思っていたのですが、本番は意外なくらいまとまっていて良かったです。イギリスネタをもりもり盛り込んだパワフルなパフォーマンスのヴィヴィアン、産休で2年休んでカムバックしたというジンクス、お腹が痛くてオナラの匂いを散らすためにお尻の近くをパタパタするジェイダ(コミカル下ネタじゃなくガチでお腹痛い子の演技で最高だった)、途中でバグってしまうモデムガール・イヴィ…最終的にみんな死屍累々になるのを含めて、みんなハチャメチャで可愛かった…こういうガールズグループものは純粋な歌のうまさやダンスのうまさよりも、全員が個性を出した上でまとめて、楽しそうに見せる方がよいのかな?なんて思ってしまいました。アイドルって奥が深い…あとアイドルにはツインテールの子が絶対必要だと思うので、ジェイダのルックは100点満点だったと思います。かわいい。完全にアイドル。


各グループそれぞれの一番手でトップを選ぶならばシェイとイヴィかな?なんて思っていたのですが、今週のトップはイヴィとヴィヴィアンでしたね。イヴィはラジャ様から星をもらって星一つだったところに、自力で星を重ねて二つ目にできたのが本当に嬉しかった!ファイナルに進むためには星が必要だからもらえることはとても嬉しいだろうけど、やっぱり人からもらった星じゃなくて自力で手に入れないとスッキリしないだろうなぁとも思っていたので、すぐにそれが達成できたのでホッとしました。ヴィヴィアンはパフォーマンスも良かったんですが、ドリー・パートンランウェイのメイクが光り輝くような完璧なドリー・パートンっぷりだったので、なるほど!と頷いてしまいました。ランウェイ、全員良かったけどヴィヴィアンが圧倒的にドリー・パートンだった。

この間Twitterで「ヴィヴィアンめっちゃいい、なんでUK s1のときにこの素晴らしさに気づかなかったんだろう」ってつぶやいてる方がいらっしゃったんですが、ヴィヴィアンは本当オールマイティになんでもできる人で、オリジナルシーズンってどちらかというとオールマイティな人より何かが秀でているタイプの人が得意分野で輝いて苦手分野で躓きつつ頑張ってvulnerabilityを見せる…みたいなところで魅力を出しやすいと思うので、アクティングとコメディではバガチ、歌ではディヴィーナさん、メイクではブルーちゃん、ダンスパフォーマンスではシェリル…と突出した特技のある人の方が印象に残りやすかった気がするのですよね。でも今回のオルスタルールだとヴィヴィアンみたいななんでもできるタイプは本当に強い!毎回良さが出てるし、素晴らしいなぁと思います。

リップシンクも良かった、ヴィヴィアンは自分の顔の表情が変わらないのはボトックスのせいだよ!みたいなこと何度か自嘲してますが、リップシンクのときの表情の豊かなこと!ドリー・パートンの曲をドリーの世界観の中で楽しく表現しているかのようで、笑顔になるのびのびとした、いいパフォーマンスでした。(イヴィも元気でとても良かった、でもドリーの曲はイヴィにしかできない持ち味のアクロバティックな動きは入れづらいだろうからちょっと不利だったかもしれないね、でも空中キックとか超かわいかったし衣装が100点だった!グリッターのブーツ最高!)


残念ながらヴィヴィアンは今回ジンクスにブロックされてしまっていたので星はゲットできなかったけれど、ここでジンクスをブロック返しすることで少し本人の溜飲は下がったのではないでしょうか。星2つチームがジンクス(2つとも自力で取得)、ジェイダ(1つ自力、1つジンクスから贈呈)に加えて今回イヴィ(1つラジャから贈呈、1つ自力)が加わった感じですが、今回のブロック先はジンクスかまだブロックされたことないジェイダかな、なんて思っていましたがやっぱり意趣返しみたいな形になりました。予想はできてたけれど、やっぱりあんまりブロックされるとストレスも溜まるだろうし、序盤から強すぎるのも大変だなぁ、勝つことによって追加で負担がかかることでパンクしてしまうということがまさにジンクスの盟友であるデラに過去シーズンであったりしたので、どうにかストレスをやり過ごして欲しいなぁと思っています(ジンクスはオリジナルシーズンもストレスフルな環境だったと思うので、もうちょっとのんびりさせてあげて欲しい…ウクレレでも弾いて気楽に過ごしてね…)


そういえば星2つシステム、前回だけの措置だったのですね。まぁ今回もあったらヴィヴィアンは自分はブロックされてて星がゲットできないのに人にあげなきゃいけないというとてもフラストレーションが溜まる状況だったと思うので、なくて良かったのですが。今後も気まぐれでこういうひねりをいれてくるのかしら、どうなのかしら。今回が折り返し地点なのでここから結構場が緊張感出てくるような気はします…次回デザインチャレンジなので、ヴィヴィアンはジンクスじゃなくてジェイダをブロックしておいたほうが良かったんじゃない〜?なんてニヤニヤしてしまいますが、またジェイダとトリニティが持っていくのか、それともラジャ様やシェイがお裁縫上手の面目躍如を果たすのか、はたまた他の人たちが個性を見せて掻っ攫うのか、楽しみにしています。

 


今週の癒し大賞:突然ヨガの太陽礼拝を始めるラジャ様と、「あーしもやるわ」って混ざってくるモネと、立位体前屈が全然できないトリニティ。なんでモネはこんな可愛いんでしょうね…動いてる時に魅力が出るクイーン・ナンバーワンだと思うので、インスタとかで写真を眺めるんじゃなくてこうやってシーズンの中でたくさん見られるのが幸せです。ジンクスがバッジ誰にあげようかな〜って考えてる時もコンフェッションで「私じゃん!」ってニコニコアピールに出てきて、自分の可愛さを少しも疑わない天真爛漫な感じが本当に愛おしいです。