今週のダウンアンダーはアクティングチャレンジ回！
I'm watching Cagey Queens on WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/rdrdu-202
正直なところドラァグレースのアクティングは脚本自体が微妙なことが多いので、まあみんなのコテコテのお芝居を楽しめれば良いか〜と思っていたら「今度の死刑囚何やったん？」「ドラァグレースのおもんない脚本を書いたんだって」「凶悪！！」という展開によって脚本の酷さをメタ的に回収するという面白みが生まれてしまい全て許しました。脚本のことは嫌いでも、脚本家のことは嫌いにならないで下さい！(前田敦子様構文じゃん)
演技はハンナさんとミニーさんの脱獄囚コンビが良かったと思いました。この二人、ランウェイも良かったのでどっちかがウィナーかな、私だったらハンナさんにするかな〜と思っていたのですが、スパンキーさんが勝ったのでちょっとびっくりしました。演技も良かったし、ランウェイも悪くはなかったけど、この二人に抜きん出るほどではないかなと思っていたので…前回リップシンクしたボトムからの躍進が評価されたのでしょうか。もしくはタイツを履いたことが大加点だったのか(生脚かそうでないかとかどうでも良くない〜？別にタイツ履くだけでそんな褒めることなくない〜？と思っていますが…)でもスパンキーさんの人間味あるところ結構好きになってきたので、素直に勝ったことは嬉しいです。
ボトム、演技力的にクイーンコングさん(顔も良いし声もいい…)とユリちゃんが引っかかってしまうのは仕方ないかな…と思いつつ、オーブリーちゃんに関しては収録の時に最初手間取ってたからみたいな感じでボトムにされてたけどアウトプットはそんなに悪くなかったと思うので、ちょっと可哀想だな〜と思いました。ランウェイ衣装のギミックが上手くいかずバタバタしまった部分でユリちゃんと明暗が分かれたのかなと思いますが…個人的にはギミックの不発を除けば衣装は良かったと思うし、あれさえなければセーフ抜けだったはず、と思うと不運だな〜と思います。でもユリちゃんがセーフになって良かった(正直)
リップシンク、クイーンコングさんとは誰も当たりたくない…みたいな雰囲気を初回から全員が出してるし、オーブリーちゃんは経験値が少ない中どうなるのかなと思っていたら期待以上に良かったので嬉しい喜びでした。歌の歌詞を上手に拾ってよく表現してましたよね。この番組出演が今後の活躍の足がかりになりますように、長く楽しくドラァグできますように。クイーンコングさんはあのぐるぐるドーンみたいな新技が出た時点で強！って思いました。何あれ、リップシンクの技なの？プロレス技じゃなくて？
ワークルームではミニーさんがつおい。この回だけでミニーさんが謝ること2回、謝らせること1回みたいな感じだったのですが、そうやってトラブルの芽がちらりと見えた時になあなあにするのでなく、即テーブルの上に上げて即解決して進めるの、ベテランの処世術だな〜と思って見ていました。頑な部分も多々見えるし、わざわざぶつからなくてもと思う部分もありますが、はっきりして分かりやすいし禍根を残しにくいので私は結構好きです。ディスレクシアという読み書きに困難がある状態だけどこういう方法で進めれば大丈夫、と周りを巻き込んで問題なく演技できていたので、長年の経験って素晴らしいな、と思いました。(同時にこれが一揉めのきっかけになっていたので、本人にとってコンプレックスにもなっている、乗り越えるためにたくさん苦労した、重要な部分なんだろうな…と)
その他箇条書き。
・モリーさんとユリちゃんがカマキリ衣装組だったのだけど、こっちwebで見たやつ(ユリちゃん)こっち届いたやつ(モリーさん)って自虐してたの笑った。自分で言っちゃう！？
・昨シーズンエトセトラちゃんがオシッコネタで「下ネタはちょっと…」って帰らされたのにゴリゴリ脚本でオシッコネタ入れてくるやんけ！とTwitterで突っ込まれてて笑った。今回のランウェイもエトセトラちゃんのエントランスの虫ネタだったし製作陣はエッちゃんに金一封包むべき。
・マジでルポールとクイーンたちが一緒にいるカットが無くてどんどん怖くなってきた。本当にいないの…？
