あきづきのドラァグレースブログ

ル・ポールのドラァグレースの感想をつれづれ書いています。ネタバレあり。

Drag Race Italia Season2 episode4 "Daughters of the Stars"感想

イタリアはやっぱり難しいな〜!昨シーズンよりは分かるようになった気がするけど、でもやっぱりよく分からない。お友達が「ドラァグレースには3種類のシリーズがある。たのしいシリーズ、ノットフォーミーなシリーズ、そしてイタリアだ…」って言っていて笑っちゃった。別枠扱い。

 

 

 

I'm watching Daughters of the Stars on WOW Presents Plus
http://www.wowpresentsplus.com/videos/dri-204

 

 

 

 

やってることは面白いと思うんですけどね。今週はまずミニチャレンジでぐるぐる星占い。体をルーレットに括り付けられて回されて、当たったところにある占星術に関する問題に回答して正解するとポイントがもらえる、というもの…わざわざ括り付けて体ごと回す必要はあったのだろうか、ただクイーンをいたぶって困ってるところを見て楽しんでるだけでは、と思わず突っ込んでしまいますが、キアラさんがニッコニコノリノリで楽しそうに仕切っていたので、ご満足いただけたようで良かったです。最近イタリアはキアラさんの笑顔を見るために見ているようなところがある。私もクイーンたち交えてくだらない(ごめん)ゲームやってキャッキャウフフしたい気持ち分かるもんな…


メインチャレンジは、占い師に変装してやってきたお客さんを面白く占ってあげる、という即興コメディチャレンジだったわけなのですが、これがなかなか難しかった。なんていうのかな、通常シーズンだったらミニチャレンジ相当レベルだったんじゃないかと思うんですよ。せっかく占われるゲストとして前シーズンのクイーンたちを招いていたし、絶対に面白く活かせる素地はあったと思うのに、上手くいってない組が多く見えたのは、ひとえに製作側がクイーンたちに頼りっきりで番組として面白いものを作り上げようと一枚岩のサポートをしなかったせいなのでは、と思っています。

普段アメリカだとコメディチャレンジの際、収録ものの時はミシェルやロスやカーソン(たまに御大)が監督に入ってもっとこうしたほうがいいよってアドバイスしながら進めていたり、即興の場合は司会として入ることで上手く場を回してをサポートしているのを見ているので、今回もプリシラさんとトマッソさんはタイムキーパーだけして隣でほぼボケーっと見てるだけでなく、もっと面白くするために方向性のアドバイスをしたりツッコミを入れたりするべきだったんじゃないかしら、というのが一つ目のアイディア。

もう一つのアイディアが、ミニチャレンジで勝ってクイーン同士の組み合わせを決めたオーラちゃん以外はだれが占われる役として来るのか分からない状態からのスタートだったので、そこを明かして先に顔合わせしてどういう方向性で面白くするかどうかの軽い打ち合わせをしておくだけでも違ったんじゃないかなというものです。だってシーズン1クイーンがきっと面白くしようという意図で変なことやってるのに、それに占い師側が戸惑っちゃってうまく転がせないみたいなことたくさんありましたもんね、あれ別に意地悪でやってるわけじゃなくてネタ振りだと思うんですよ、いきなりやられるんじゃなくてどうやって進めようって事前にコンセンサス取っておくだけでもスムーズに進められたのではと思います。

あと第三のアイディアは「恋愛運を占う」「健康運を占うが占い道具が壊れている」「占いの館に間違って入ってきてしまった人を占う」「入ってきたクイーンに死相がでている」とか、最初にカード引かせるか何かでスタート地点の設定を決めてから開始する、とかですね。スタート、もしくはめざすオチが見えてるだけでも絶対に違ったはず…


即興でどれだけ面白く出来るかどうか見てみようというチャレンジなのはわかる、でも番組として、しかも1時間越えの長い時間で、ある程度の面白さのクオリティを保つならば、やはりクイーンたちに任せっきりにして放置するというのはちょっと制作側として番組を面白くしようとする意思を放棄してたのでは、と思ってしまいました。それで最終的にジャッジで「がっかりした」って言うのはないわ。みんなお笑いのスペシャリストじゃないんだから、それは要求値が高すぎるわ。面白くして欲しいんだったら番組製作側がもうちょっとお膳立てするべきだったのではと思いました。以上「私の思う、イタリアメインチャレンジどうやったらもっと面白くなっただろうか考察」の時間でした、ご清聴ありがとうございました。


結果的にウィナーになったのはやりとりが安定していた、昨シーズンのオールマイティクイーンであるファリダさんと、今シーズンのオールマイティクイーンであるダイアモンドさんの組み合わせで、他の人たちはオーラちゃんのペア組み自体はとても友好的に進められそうなペアを選んでいていい感じだったはずなのにうまく回ってないなぁという感じで、とってもとっても勿体無い回でした。私は両シーズンのクイーンがいいところたくさん見せて楽しんで交流して帰ってくれるところが見たかったんじゃ!!!せっかくs1クイーン来てくれたのにあんまり魅力を膨らませられなくて残念だったな。ルキーシャルバンバちゃんの可愛さが世界にさらに振り撒かれただけじゃん…


しかしランウェイは最高なのであった。今回は占いというテーマがエピソード通して設定されていて、ランウェイテーマは自分の星座をアピールすると言うもの…これs11でやっていて最高に好きだったので、リバイバル本当に嬉しかったです。大体の人が力入ってて素敵でしたが、ダイアモンドさんとジョフレさんの2人がペガサス幻想(ファンタジー)感が一番出てて好きでした。星座ランウェイならやっぱり欲しいよね、聖闘士星矢感…


ジョフレさんとパンテーラさんのリップシンク、この2人は元々仲が良いとのことで、なんと今回のパンテーラさんのサソリの衣装もジョフレさん作らしいんですね、そんな2人が争わないといけないのも皮肉だったし、正直リップシンクのパフォーマンス自体もパンテーラさんのほうが若干良かったと思うんです。それでも「もう三回もリップシンクしたもんね、そろそろ潮時だよね…」って帰らせるならさ、最初からリップシンクやらせる意味なくない!?良くても帰らされちゃうなら三回目ボトムになった瞬間に返せば良くない?「リップシンクで勝った方が残る」っていう明確なシステムがあるんだからこそ、皆本気出してパフォーマンス頑張るんじゃん、頑張ったんじゃん、そこはジャッジもルール守っていこうよ!と憤ってしまいました。このことは過去にオランダs2のep4のブログでもブチ切れているので興味ある方は探してみてください。私はジョフレさん応援してるから残ってくれて嬉しいけどさ、でもなおさら言外に「(勝負自体はパンテーラよかったけど)三回目だから…」みたいな匂わせで波風立てないで普通に勝ち負けコールだけにしてほしかったです…

 


イタリア、やはり分からん!次回ルージカルはみんな大好きなチャレンジだし、歌や踊りで出来不出来が分かりやすいので、次回こそ理解できることを祈っています。もはや楽しい楽しくないじゃない、理解できるかどうかの勝負になってきているぞ、イタリア…(去年もそうだった気が…)